7月11日(土)、バンテリンドームナゴヤで行われたセ・リーグ公式戦、中日ドラゴンズ対広島東洋カープ第12回戦。先発・涌井秀章が6回1失点の好投で今季初勝利をマーク。高卒1年目(2005年)からの22年連続勝利という前人未到の偉業を達成した。打線は初回に岡林勇希の先頭打者ソロ、石川昂弥のソロで先制し、8-1の快勝で3連勝を飾った。
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■ 公式試合記録
2026年7月11日(土) セ・リーグ公式戦
バンテリンドームナゴヤ 14:00
広島 0-0-0-0-1-0-0-0-0 計1(6安打)
中日 4-0-0-0-2-0-2-0-x 計8
【勝】涌井秀章(今季初勝利・22年連続勝利達成) 【敗】森翔平
【本塁打】岡林勇希 ソロ(1回裏)、石川昂弥 ソロ(1回裏)(中日)
【バッテリー】
中日:涌井秀章→(複数継投)—加藤匠馬
広島:森翔平→菊地ハルン→(複数継投)
■ 試合経過
初回裏、先頭の岡林勇希がライトへ先頭打者ソロを放ち先制。続いて細川成也が四球、村松開人がヒットで繋ぐと、石川昂弥がセンターへソロを放ち4点を先制した。
涌井は5回に広島・佐藤啓介に1点を返されるも、それ以外は安定した投球で6回を1失点に抑えゲームを作った。勝利投手の権利を持って後続にバトンを渡し、今季初勝利と22年連続勝利の偉業を達成した。
試合後、涌井は「もう40なんだなぁ」とポツリと語り、石川昂弥について聞かれると「ウソついてます」と笑顔でコメント。記録達成の夜もらしさを忘れない40歳のベテランの言葉が印象的だった。
■ 全試合結果(7月11日)
★中日 8-1 広島(バンテリンドームナゴヤ)
【勝】涌井秀章(今季初勝利・22年連続勝利) 【敗】森翔平
【本塁打】岡林勇希ソロ・石川昂弥ソロ(中日)
DeNA 4-5 巨人(横浜スタジアム 観衆:32,445人 3時間44分)
【勝】竹丸和幸(6勝目・2カ月ぶり白星) 【S】R・マルティネス 【敗】藤浪晋太郎(3回3失点・6四球)
【本塁打】エンカーナシオン(来日初HR・DeNA)
※DeNA新外国人エンカーナシオンが来日初本塁打で逆転も、8回は田中瑛斗が1点リードを守り抜く。巨人が連敗を3でストップ
阪神 2-1 ヤクルト(甲子園 観衆:42,641人 3時間7分)
【勝】ドリス 【敗】リランソ
【本塁打】佐藤輝明 17号ソロ(阪神)
※2回に佐藤輝が先制17号ソロ。9回同点を許すも1死一二塁から森下翔太のサヨナラ打。76日ぶり1軍復帰の近本光司が復帰後初安打で起点に。工藤が自己最速&球団最速タイの163キロを計測し無死満塁のピンチを脱出。阪神が単独首位をキープ
日本ハム 8-2 西武(エスコンフィールド 観衆:33,535人 2時間55分)
【勝】山﨑福也 【敗】高橋光成(8失点大炎上)
【本塁打】宮崎・水野(日本ハム、連続HR)
オリックス 8-3 ロッテ(ZOZOマリンスタジアム)
【勝】高島泰都 【敗】S・ロング
【本塁打】来田涼斗(今季1号先制3ラン・オリックス)
ソフトバンク 9-2 楽天(みずほPayPayドーム 観衆:40,122人 3時間)
【勝】大関友久(1カ月ぶり白星) 【敗】ウレーニャ
※初回に一挙7点の猛攻で楽天を圧倒
■ 筆者の眼:涌井秀章の22年連続勝利という「数字の意味」
この記録が持つ重みは、単なる数字を超えている。
22年連続勝利という前人未到の偉業:高卒1年目の2005年から1度も勝利を逃すことなく勝ち星を積み重ねてきた22年間。その軌跡には故障・不調・移籍という幾多の試練があった。「もう40なんだなぁ」という一言に、そのすべてが凝縮されている。
岡林・石川昂弥の初回アーチが流れを作った:2本のソロで幕を開けた初回4得点が、この日の試合のすべてを決めた。今の中日が連勝を続けられているのは、こうした「序盤の主導権」を握る攻撃ができているからだ。明日も広島相手に勢いを続けたい。
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