この3連休の初日は文楽を見に行くことにしていた。
初春公演ということで、とりあえずは人間国宝の浄瑠璃、三味線、人形使いがみられる今日と言う日をとってみた。なにせ、4時間という長丁場だから、休日でないとゆっくりできない。
初春だからまずは七福神が登場するお話しで、とにかく7体の人形が一斉にでてくるので、人形使いも21人、義太夫、三味線もそれぞれ7人6人とたくさんの舞台で、華やか。三味線のかけあいや曲引きもあって、あまりこういうご祝儀ものには期待していなかったが、結構客をつかむ工夫をしているなあと感心した。
菅原伝授手習鑑
平たく言えば、菅原道真と藤原時平の政争で、道真は九州に流される実話をベースに、3つ子の兄弟がそれぞれ仕える主が敵味方に分かれているために、つらい思いをしたり、命を絶ったりしなければならない悲劇をとりまぜた物語。
今日みたのは、桜丸切腹の段で、主の息子のあいびき(古い言葉だわ)の取り持ちをしたことが、主の謀反という冤罪を着せられるきっかけとなったために、3つ子の一人桜丸は責任とって切腹するという前後の事情を語ったもの。桜丸の人形(吉田蓑助)と義太夫(竹本住太夫)が人間国宝。
別に声が大きいわけでもなく、人形も驚くような動きでもなく、しかし計算された自然さというか、庭園でも和風のものはごく自然で、かといってこれほどきれいな庭が実際の自然にはないというような感じで、さりげなく本当らしく、しかし、現実にはないところを演じていると思う。演じていると感じさせないところがみそか。
次は三十三間堂棟由来
木遣り音頭の段
柳の精が人間と結婚して子供までもうけるが、柳が切られることとなり、正体を現して別れを告げる。切られた柳は動かせないが、子どもが木遣り音頭を歌うと動き出すという話。
これは三味線(鶴澤寛治)が人間国宝
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