幸せ探し

幸せ探し

2013年04月11日
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カテゴリ: 私のすきなこと


演目は
「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」せんだいということで、現実にあった伊達騒動を鎌倉時代の話として書き換えたもの。
山本周五郎の「樅の木は残った」では世間一般で悪ものと言われている原田甲斐が実はお家存続するために罪を被った忠義の人ということで描かれているが。
今回演じられたのは、若君を悪ものから守ろうとする忠義の乳母政岡とその子千松。お家乗っ取りに加担する、八汐(女性)栄御前。八汐と行動を共にしている沖の井と小巻(どちらも悪に加担するとみせて忠義派)を中心とした場面。
毒菓子を若様に食べさせようとするところを前から若様の食べる前には毒見をせよと言われていた千松が、さっと食てしまう。
八汐はとっさに千松を刺殺し、若様への菓子を無礼にも食べたからの無礼うちと・・・
女が5人、それぞれにおもてと裏の思いを持っている。身分とか品をもたせて、その上での悪役はなかなか難しいと思われる。
また、実はという本心をちらと見せながら、
悪ものは親切そうに見せながら、毒殺をはかり政岡に罪をきせようとの心底
政岡は、相手は悪ものと分かりながらも表向きは、身分ある物に対して丁寧にふるまわねばならず。子どもたちは毒殺を恐れるため、いつもお腹をすかせている状態をかわいそうと思いながらも我慢せよと励まし、なだめすかしている。
さりげない会話のうちも刃を含んだ探りあいの緊張感が伝わってくる。
次はお染久松「野崎村の段」この場でみた久松は、いい男だが深い男ではないと思う。
お染とは好きあっていて、野崎村に事情があって帰ってきたところを養父の娘おみつと結婚せよといわれ、はっきりせずにずるずると結婚の段どりまで進められる。
お染が訪ねてきて、おみつはこれはだたの仲ではないなとわかって、意地悪も嫉妬もするが、二人死ぬ気と分かって潔く身を引く。こちらは町人の世界で、ちょっとしたしぐさなどが、また先の武家ものとは違うと感じられる。
この段では久松よりお染とおみつの心の葛藤が、それぞれに出て哀れと思う。
最後は狂言を元にした釣女、
大名には美女が太郎冠者には醜女が釣れてると話だが、舞踊劇のようにしぐさがきれい。
醜女のおどけた足つきも面白い。





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最終更新日  2013年04月11日 22時19分49秒
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