今日は文楽にいってきた。
6月は文楽鑑賞教室ということで、学生や初心者を対象に、文楽の義太夫、三味線、人形の技法などを解説してくれる。
今まであまり満員という感じではなかったが、学生さんの団体が多くほんとにぎっちりと入っていた。しかもみんなお行儀よくかつ眠りもせずに鑑賞していた。
午前中も知り合いに聞いたが、そんな感じだった。
演目は団子売り
うすと杵で、もちをついて団子にして売り歩いている夫婦が踊る舞踊劇のような感じ。
にぎやかで、人形の動きもコミカルで楽しい舞台。
三十三間堂棟木由来
切り倒されようとしている柳の木の前を通りかかった男性が、自分の弓矢の腕前で、切り倒されるのを止める。
柳の木の精が女性になって、その男性のもとにやってきて夫婦となり子供もできる。
子供が5歳になった折、柳の木を切って棟木にしようと時の法皇がいいだして、これはとめることもできない。女性は切り倒されると死なねばならないので、夫の枕元で実は自分は助けられた柳の精だが、もう御別れだとよよとなく。
ここで、夫や子供への愛情とか、別れなければならない辛さなどを語るのがクライマックスである。
夫も子供も起きだして、いかないでと必死で止めるが、柳の精は消えていく。
場面は変わり、切り倒された柳がひかれているが、途中で動かなくなる。そこへせめて最後の別れをやってきた男性と子供。
子供が泣きながら歌う声に、柳は動きだしていく。
鶴の恩返しとか雪女の伝説を感じさせる話であるが、男は決して不誠実な男ではないので、悲しさもひとしおである。
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