眺めの良い部屋

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January 9, 2011

去年のこと（１）

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初詣もかねて今宮戎さんに行ってきた。
すごい人出で入口を見過ごし、かなり遠回りをしてしまった。

そしてなにげに若い兄ちゃんの差し出す福笹を受け取ってしまったのだが、思いのほかでかくて混み合った境内でお参りの間中周囲の人々の耳や頭をちくちくしてしまった。

おみくじは「末吉」　危険がいっぱいの一年らしい。
去年もそれなりの災いがあったのですが　さらにですか～

帰宅して　さらに際立つ　笹のでかさよ　　　（新年の一句）

新年という事で新たな気持ちで体重計に載ってみたら、病み上がりにあるまじき値だった。
そして一昨年の正月と同様ダイエットを決意した。

さらりと書いたが、しかも実物を目の当たりにしてもそうは見えないだろうが病み上がりである。

去年の夏、ふと思い立っていろんな検診を受けた。
遂にきたかメタボ検診、痛いという噂のマンモグラフィー、これが一番いや子宮がん検診‥の３科目。

メタボはセーフ、マンモもそれほど痛くなく結果もセーフ、内心ビビってた（数年前に要注意といわれた）子宮がん検診もそれ自体はセーフだった。

子宮がん検診、、、いやですね～　何がって　ねえ

実際婦人科に行ってみると、待合室は満員の大盛況。全員が検診ではないだろうけど　恥ずかしさ的には同じような事すると思われる。
驚いた事に大部分が若いきれいなお嬢さん達である。
もちろん若いお母さん達もいるんだろうけど、私の眼にはみんなお嬢さんに見える。

メタボ検診のお知らせの来るような私など恥ずかしがる身分では無かった。

やっと順番が回ってきて診察室に入ると、程よく枯れた感じのおじいさん先生が待っていた。

検査結果出るまでには日にちかかりますからね～
それと、右の卵巣がちょっと腫れてるみたいだからエコーとかやった方がいいよ～

とさらりと言われたので、わたしもつられてさらりと帰ってきてしまった。

後日改めて予約とってエコーで検査してもらったのだが、大して時間かかる訳じゃ無し、なんで最初の日にしてくれなかったんだろう？
しかも先生忘れてたし、、、

エコー後老先生は再びさらりと

やっぱ卵巣腫れてるね～～　相当でかいから手術した方がいいかもね

いや、先生　「手術した方がいいかもね」って所で一回驚いても良いですか？
病院選ぶのはそれからって事で‥と思ったが口には出さなかった。

じゃあ　この病院でお願いします‥やっぱ　手術しないとだめですかね～

医者がそう言うからには判断が変わらないのはわかっていたが、なんかコメントください。

そうだね～　大きさが大きさだからね～　ほら

と言って再度指差されたエコーの画面の中央にはでかい影が映っていた。

この後老先生の書いてくれた紹介状を持って大病院を受診する訳だが、長くなりそうなので、また次回。

手術かもときいて真っ先に思ったのは
　めんどくさっ
という事。

不思議と怖いとかどうしようとかいう事は全く感じなかった。
なんでやろ‥もともとそういう性格だけど、「手術」だぞ
入院はもちろん保健室で寝た事も無いのに

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