或る日の“ことのは”2

或る日の“ことのは”2

2005.12.09
XML
カテゴリ: LOVE

大阪の美術館


大阪市立博物館で今月25日まで開催されている、
「(南仏モンペリエ ファーブル美術館所蔵)魅惑の17-19世紀フランス絵画展」
へ、行ってきました。
2002年から2006年まで増改築工事の為休館、その間の海外特別展覧会の一環
という訳です。
寒かったけど、行って良かった・・・!
本邦初公開の「こんにちはクールベさん」が目玉ということでしたが、それ以外も、
素晴しい作品が一杯で、見応えありました。
目をカッと見開いて、見入っていた為、乾燥して、痛くなったし。


例の「出会い、こんにちはクールベさん」も間近でじっくり観られました。
天気の良い田舎道、画家のクールベが画材を持っている前に、当地への招き手
であり、パトロンのブリュイアスが、召使を伴って出迎えているシーン。
まさか、この絵画が揶揄、批判され、絵画に描かれたパトロンのブリュイアスが
傷付いて、12年も門外不出にしていたとは・・・驚き。

クールベは気位が高く、余り態度が可愛くなかったんでしょうね(絵を観ると、
物凄い美男子ですが(実はナルシストの彼は、一寸容姿に脚色を入れている、
らしい))。
反骨心が強く、自分に自信があって。
自分の見たものしか描かない、だから「天使」は描かないと言い切って。

絵画の横に、スイスへ亡命する前にブリュイアスに対し送った書簡がありました。



私は正しかったのだ。私はあなたに出会えたのだから。』



(例え、パトロンへのお追従的意味合いがあったとしても)クールベという人物が、
本当はすごく繊細で、不器用なイイ奴だったんじゃないか、と思われて、ぐっと
来ました。
そうすると、パトロンに対し、尊大だと言われたこの絵のポーズも、世間から哄笑
を浴びた不遇の画家の、切ない人恋しさのようなものが見えるようで・・・


・・・近くに居たら、もう一度観に行きたい位、中身の濃い、本当に素晴しい
絵画展、でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.12.10 13:43:16
コメント(2) | コメントを書く
[LOVE] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

ぺぺる9712

ぺぺる9712

カレンダー

お気に入りブログ

Den.トーティル ‘ジ… New! ガストルキスさん

バラ New! amigo0025さん

きららのつぶやき kilala3190さん
紺碧の海と空 緋月煌さん
我食べる、故に我あ… 食田飲太さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: