大東亜戦争は聖戦ではない

大東亜戦争は聖戦ではない

2006.10.14
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テーマ: 戦争反対(1249)
カテゴリ: 戦争と平和
反省、反省と言うけれども
そう言っている人は本当に反省しているのだろうか。

“A級戦犯”“日本の指導部”などという非常に大雑把な括りでは
責任があるとか無いとか論じていても何も問題はわからないし、
わからなければ反省もできるはずがない。
そのように、問題をあやふやにしたまま、悪かったと謝るのが日本人の最も悪い癖。
それこそが、日本が何度も過ちを繰り返す理由だと思っています。

何が最大の問題なのかどこがキーポイントなのか。それを考えなければ反省などできません。
最も責任が重いのは、近衛文麿です。
満州国設立までは日本の防衛のためという明確な目的があった。
しかし、盧溝橋以降の「南進」(8年戦争)は日本のために何の意味も無い
不要な戦争だった。
その「南進」(8年戦争)を率先して進めたのが近衛文麿です。
彼が、何故、日本にとって意味の無い戦争をわざわざやったのか。
そこに思いをいたさなければなりません。

彼の敷いた英米支那との対決が決定済みのレールの上でどんなに足掻こうが、平和への模索はほとんど不可能に近い。

「A級戦犯」に責任があるわけでも
「A級戦犯」に責任が無いわけでもない。
このような意味の無い言葉に惑わされていて反省などできるはずがない。


原因も明確にせずに、どのように同じ過ちを犯さないようにするのでしょう。

“反省”とは、過去を省みて「考える」ことです。
「私は悪いんだ」と頭を垂れ、「ポーズを作ること」ではなく
原因の追求をして、初めて反省したと言えると思っています。


私が考える原因、日本人の欠点は

1)正義と悪の二つでしか考えない・本質的原因を追究しない
 西南戦争である意味、大東亜戦争と全く同じような戦をしているのに、
 それらの問題を学ぼうとしなかった。
 単に西郷軍を「鬼畜」とし、貶めるだけで満足してしまっていた。
 彼等も当然人間なのだから、彼等がどう考えて失敗したのか、
 同じ人間の失敗を教訓とするべきなのに、そのような考えに全く及ばない。
 全て悪・全て善という単純化で思考停止し、本質を追求しないから、同じ失敗を繰り返す。
 同様に、日露戦争や日中戦争で、勝った戦い・負けた戦いともに教訓が得られるはずなのに、
 その本質的原因を明確にしていないため、同じ失敗を繰り返している。

2)修正の忌避
 一度決めた計画・ルールを修正しない。ジンクスだけでルールを神格化する。
 大日本帝国憲法に欠陥があるのを認識しながら、「不磨の大典」の如く崇拝し、何も手を加えなかった。
 極秘の作戦計画が敵の手に渡ったおそれ(実際に渡った)がありながら、何も手を打たずにレイテ開戦に突入しては勝てるものも勝てるわけがない。
 計画やルールは常に現実と比較しながら、アップデートしなければすぐに陳腐化し、問題が山積するのは当たり前。
 ルールを作るときに、完璧なものはないという認識で修正することも考慮しておくのが当たり前。

3)情報・情報戦の重要さの認識の欠如
 確認もせずに垂れ流した情報を鵜呑みにして戦略を立てる愚をおかしていた。
 政権の中枢部まで共産スパイを入れ、彼等の言うなり、もしくは積極的にその運営し、決定的売国行為を行っていた。
 嘘・大げさ・紛らわしい朝日新聞の記事を鵜呑みにする愚もこれと同じ。


4)目的が明確でないまま突き進む

 何のための「南進」なのか全く明確になっていないにもかかわらず、
 雰囲気に騙されて無意味な南進に突き進んだ。
 目的が無いから、戦略的にどこで手を引くのかも決められず、ずるずると長期化した。


私の考えでは、「反省のポーズをする」だけの人がいるから
全体としてまともな反省ができないと思っています。

彼等は考えていないから、
反省のポーズをしない人(何が原因か考えようとしている人も含む)を闇雲に糾弾することしかできません。
言い換えれば、人のせいにするだけです。
それにより、本質的原因を除去することができず、
再び同じ失敗を繰り返すことになると思っています。

反省は猿にはできないと思います。
猿にできるのは 反省のポーズ だけです。



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Last updated  2006.10.14 09:51:50
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