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次の日から、執拗な攻撃が始まった。
私の部屋にきて、悪いこと言わないから・・と始まり、ふと、私のネックレスに目がいく母。
プラチナとダイヤモンドのクロスのネックレス。殿からの誕生日プレゼントだった。
「なに、これ!殿から貰ったのね!私があげたネックレスはどうしたのよっ!こんなものはずしなさい!」
キーキーまくし立てながら、ネックレスを引っ張り、引きちぎろうとする。
「止めて!お母さん、止めて。」
切られないように着いていくしかない。グイグイひっぱり私は切られまいと必死なのと、なんでこんなことをするのかと、びっくりして悲しくなった。涙がにじむ・・・。
一対一のタイマン勝負。あまりの迫力と母親に乱暴にされたショックで完全に敗北。
惨めだった。
確かに、母は20歳の記念にと上京してきて高島屋でルビーのネックレスをプレゼントしてくれた。5万くらいはしたと思う。嬉しくてもったいなくて、汗で汚れるのが嫌で大事に取っておいたのだ。
「あなたにあげたものを全部返しなさい!」
そう吐き捨てて部屋から出て行った。
普通、父親が反対して母親が助けてくれるのではないのか?全然、予想と違った。母が余りに暴れるので父は何も言わない。
でも、言い出したら聞かない母を止めることも出来ない。ただ、黙っていた。
社会人なので、もう帰らなければならない。話は最悪に決裂したまま東京に戻った。
兄とは仲良しだったので兄に報告した。母の天敵は兄である。やはり、長男には弱い。
兄は、徹底的に私と殿の味方で母を電話でコテンパにやっつけたらしい。しかし、母も譲らなかったらしく、私がまた帰省する時にあわせて帰ってきてくれたりした。
その第二ラウンドの前に、東京にいても素晴らしい留守電が録音されていた。
文章に書いたものを読み上げているようだった。
衝撃的なその内容は、まるで公文書を読み上げるように淡々と抑揚なく録音されていた。
細かくは覚えていないが、
父が悩んでいる・・父に何かあったらお前のせいだ。一生許さない。
どうして言うことを聞かないのか。盛りの付いた犬だ!
あなたには、もう何もしてあげたくない。さようなら。
みたいな感じだった。
結婚はそんなに悪いことなの?胃袋がぐっと痛み出した。常に、嫌味たっぷりの電話に脅え、憂鬱な日を送っていた。
しかし、結婚くらい自分で決めたい。後悔はしたくない。何があっても結婚する。
ただ、今まで抑圧されてきたからこそ、最後の結婚だけは祝福・・とまでは行かなくても認めて欲しい・・という区切り?けじめをつけたかった。
本当の意味での親からの卒業。
第一ラウンドは、親とは思えない攻撃に戸惑い傷ついてしまったが、ここまでされると気持ちも固まる。
私は、絶対に負けない・・・ と。
再び帰省すると、父は妊娠しているのか?とびっくりするようなことを言い出し、違うと解ると、もう少しまてないの?と軟化する。
母は、キーキーが終わると完全無視。
帰省してきた娘に、こんな子になにもしてあげたくないと、私のご飯がなかった。
うっ。。泣かないぞ。
ここで、兄、激怒!ドライブに連れ出してくれてガストへ行った。
なんか、溶けてるチョコレートサンデーが不味かった。
どろどろのアイスをクチクチしながら・・・なんだか、とても惨めだった。
ふう・・つかれたぞい。大変だったなぁ。また、悲しくなった。ひどいね、これ。
今夜はここまで。結婚までもう一息ですが肩がパンパンです。
お風呂、お風呂。また、明日。