シルクロード時代の蘇我氏や藤原氏、秦氏を探しています。
サカ族が蘇我氏と思ってきましたが、月氏が蘇我氏、サカ族を藤原氏とする
久慈氏の説があり、また高零を蘇我氏とする栗本慎一郎氏説など
もっと調べていかなければ解からない、その分、愉しむことができるので
ゆっくり考えながら書いていこうと思っています。
独断と偏見、多々ありますがお許しください。
BC3000年~BC2000年の始めにかけて 南シベリアのイェニセイ河上流と
アルタイ地方にアフナシェバ文化が栄えました。
この文化の担い手は周囲のモンゴロイドとは異なり、 パレオ・ユーロペオイド(白人)
であったとします。
アフナシェバ文化は 西シベリアのソンスク地方にBC1750年~1200年
の間、分布したアンドロノヴォ文化 という青銅文化につながり、さらにアンドロノヴォ文化は
BC2000年、南シベリアの カラスク文化と中央アジア北部のダザバギャブ文化に代わりました。
多数のカラスクの遺物が中国の殷の遺跡から出土し、バイカル湖沿岸では殷の
山足土器 が発見されています。
かつて中国北部に住んでいた丁零が殷の住民から借用した様々な文化的要素
特に青銅鋳造の技術を南シベリアに持ち込んだらしい。
カラスク人につづくタガール人は西シベリアの 古いユーロペオイド(白人・コーカソイド)
に属し、中国史の 丁零である・・・と、いわれます。丁零とは、チュルク族の一派です。
丁零は、高令、後の高句麗とともにチュルク族の一派でシルクロード全域にわたって
分布していました。
匈奴のなかに高令または丁零というチュルク人がいたことは知られていますが
秦始皇帝以前の中国を支配していたのは、この人々でした。
匈奴には二系あって、一つはBC4000年頃から中国大陸に侵入したチュルク人であり
他の一つはBC700年頃から侵入したキンメリ人でありました。
両者はともに先秦期の中国内陸の支配者だったのです。
古代シルクロードの諸族はすべて部族連合でした。
チュルク人とキンメリ人の連合を基本として、後の日本天皇のルーツ、ウラルトゥの扶余伯族
月氏、鮮卑などを外戚とした部族連合でありました。
南シベリア、山地アルタイのボリショイ・ウラガン河岸にある古墳群で
BC6~3世紀のスキタイ時代の凍結クルガン(盛土大墓)が発掘され
調査の結果、この文化の担い手がスキタイ人と同じ生活様式であったことが証明されました。
出土した遺物から見ると、西アジアの西方のスキタイや中国との関係を保っていた
ユーロペオイド(白人・コーカソイド) であることが確認されました。
このパズィルィク古墳群がスキタイの古墳と違うところは、骨角器、金属製品に留まらず
あらゆる遺物をいまに伝えたその永久凍結にあります。
織物・羊毛・皮革製品・木製品・馬のみならず被葬者の遺体も残され、遺骸の側にはチーズ
も発見され、その味はまだ失われていなかったそうです。
諸墳墓からは、遠隔地域からもたらされた種々の贅沢品を含む財宝が発見されました。
中国産の刺繍のある絹布、BC4世紀の中国青銅鏡
BC550~330年のアケメネス朝ペルシアのコブラン織り、豹の皮革青銅鏡入れ
西アジア産のコエンドロの種子、さらにはインド洋産の貝殻
また背の低いモンゴル馬、オリエント産の栗毛のアーリア馬が陪葬されていました。
興味深いのは被葬者に文身(刺青)がほどこされていて、衣服・装身具のなかには
容器そのほかの貴金属製品に描かれたスキタイ・アケメネス朝ペルシアの浮き彫りに
見られるサカ人などのそれと一致するものが多いということです。
これはこの頃にアルタイ地方に勢力をおよぼしてきた匈奴によって
移動させられた月氏の残したものという説があります。
チュルク族は月氏を主とするウラルトゥと同盟し、後にキンメリと合体して匈奴になりました。
山地アルタイ出土のスフィンクス像とエルミタージュ博物館のウラルトゥ出土の
「青銅グリフィン」 の類似は歴然と明らかで、この類似はパズィルィク古墳の人々が
【匈奴に合したチュルク族とウラルトゥ人の末裔】であった可能性が高い。
パズィルィク古墳出土の動物像の表現法にはひとつの特殊な様式があって
これらはアケメネスペルシアの芸術によく似ているといいます。
BC5~6世紀になるとウラルトゥ王国は、匈奴に連合するものとペリシアに従属するものに
二分します。BC4~5世紀の中央アジアにペルシア風の文化が波及したことが
アムダリア流域から出土したオクサス遺宝から解かってきました。
その中には鞘の身の部分には騎射によるライオン狩りの図を打ち出したアキナケス
型の金製鉄鞘のデザインがオリエントそれもアキメネス・ペルシア風とスキタイ風文様
のみごとな融合を示しているといわれます。
これらの文化は、匈奴の一部族となって身につけたスキタイ(キンメリ)風と
バクトリアに亡命したウラルトゥ人の文化であったと考えられます。
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