PR
昔、まだ千葉の公団アパートに住んでいた頃の思い出。
父の休日に父の後を追い、することなすこと興味津々で、姉と二人、世界の大半を父を通じてみていたような気がする。
日曜日、何かが始まる。
休日でも父は勤勉であった。せっせと何か作業していた。
心ときめく不思議があった作業、***写真の現像***お風呂場を暗室にしつらえる作業から始まる。
光の漏れこみを念入りに塞ぐ、そんな作業をしつつ、くっつき離れない私たちに神妙な顔で真剣に言い聞かせる。私たちが絶対に入ってはいけない事、ドアをあけてはいけないこと、いけない、観られないと聞くと、より一層、興味強く、いつもの風呂場が、一時不思議世界になる。大きな引き伸ばし機は、物凄い実験器具の如く、大切に運び込まれる。
現像液やらの匂い、大きな将棋板のような写真を切る道具の音、時折つり道具の手入れも・・・記憶は今も細部まで鮮やかに蘇る父の作業は、全てが刺激的で、目が離せなかった。
入院直前まで、家で寝て過ごす姿はついぞ見たことが無かった父。

コメット君の事情 2008年11月19日
むかしむかし、手乗りニワトリを飼ってい… 2008年09月19日
昔、りぼんの付録、愛着の一品 2008年05月21日
New!
ちちおにんさん
New!
ガストルキスさんコメント新着
購入履歴
カテゴリ
カレンダー
キーワードサーチ