2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全2件 (2件中 1-2件目)
1
先日書いた、ブログの「菩提樹」で。ふと昔の事を思い出しました。小学生の頃?母と一緒に見に行ったオペラ。またまた話がずれてしまいますが・・・バロック音楽の大作曲家ヘンデルの歌劇「セルセ」です。紀元前5世紀頃のペルシャを舞台とする全3幕の喜劇です。最近では、全幕を公演されるのは、めずらしい作品になっていますが、その中のアリア「なつかしい木陰(オンブラ・マイ・フ)」(Ombra mai fù)のみが美しい小歌曲として愛され、世界各地で頻繁に演奏されてますよね。 主人公である若く気紛れなペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)が、木陰で物思いにふけながら歌う男性が歌うアリアです。てっきり、私は「菩提樹」の木陰で歌ったと思っていましたが、調べてみたところ、違ったのです。プラタナスの木でした。写真があれば載せたい所ですが、無いので失礼します。Ombra mai fù di vegetabile,cara ed amabile,soave piùこんな木陰は今までになかったどれよりも愛しく、愛らしくそして優しい結婚式などで、このプラタナスの木を新郎や新婦と重ねて歌われることも多いです。女性のソプラノ歌手が歌う事で、有名になりましたが、原曲はカストラートといった声を持つ男性歌手が歌う曲です。「声変わり」をなくし、ボーイソプラノ時の声質や音域をできる限り持続させようとした声であり、バロック時代の「神にささげる声」といった感じでしょうか?宗教的な背景もあり、当時、教会には男性しか入れなかっただけに、作られた歌曲は男性の歌ばかりです。現在では、カストラートの歌手はいないようです。人道的理由からも、存在しないようです。今では、現代風にアレンジしたり、音域をかえて、この曲を単独で歌われていますが、今思うと、貴重な最初で最後の「セルセ」を観たときはバリトン歌手でした。落ち着いた、低音のやわらかく、癒されるような、まさしく歌詞の内容のような大きく自分を包み込んでくれるプラタナスの木陰で物思いに歌う「オンブラ・マイ・フ」また聞いてみたいなあ・・・。機会があれば、是非、男性の落ちついた歌声で聞いてほしいものです。
2009.08.16
コメント(0)
暑中お見舞い申し上げます。今日は、暑くて・・夏を実感。ハーブティーをよく飲んでいますが、ハチミツも好きです。今のお気に入りは「ライムブロッサム」菩提樹の蜜です。話は変わりますが、フランスの作家やシェークスピア劇などでも使われるなじみの深いハーブ。作曲家が菩提樹の下で名曲を書いたことでも知られていますが、シューベルトの歌曲「菩提樹」は特に有名ですね。こんなことを書いていると、ライブで聞きたくなってしまいます。菩提樹の下で裁判や結婚式など行う神聖な木として、ヨーロッパの町並に必ず植えられていたそうです。実際、神経を鎮めたり、リラックスする効果があり、「幸福をもたらすハーブ」ともいわれて、飲まれています。音楽家は、大きな菩提樹の木の下で、何を思い、感じ、心を落ち着かせていたのかなあ・・・なんて考えると、穏やかな気分になれて、美しいメロディーが浮かんできたのでしょうか?
2009.08.12
コメント(1)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


![]()