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2005/10/13
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カテゴリ: アート&ブックス
 大好きなイラストレーター、矢吹申彦さんから新刊の絵本が届いた( 写真左 )。そのタイトルは「猫づくし」。中身はその名の通り、矢吹さんが長年描き続けてきた猫の絵の集大成というようなもの。絵本「猫づくし」

 この絵本の刊行に合わせて、9月28日から10月8日まで、銀座の画廊で「小さな猫の展覧会」という個展を催した矢吹さん。期間中、訪れることができないために、僕は初日のパーティーに間に合うように花を贈った。その返礼として、わざわざ絵本を送ってくださったのだ。

 絵本には可愛い猫の絵があふれていて(59匹も登場する!= 写真右下&左下 )、僕のような猫好きにはたまらない絵本だ。前書きには「ぜんたい、猫の気持ちというものが判らん。お前さんは、可愛いのか、恐いのか、優しいのか、冷たいのか。そこのところ、答えてごらん」とある。「猫づくし」から

 「猫に小判」「猫だまし」「猫かわいがり」など「猫」の付く言い回しをテーマにした各頁は、矢吹さんのほのぼのとした絵とともに、猫の独白を借りた洒脱な一文が付いている。

 例えば、「猫に鰹節」という絵(写真)では、「そりゃ、僕にカツブシの番をさせるダナさんの方が悪いに決まっているネ。ダナさんだって、お酒の番が出来ますかい。きっと呑んでしまうに違いない。僕たちだけがガマンするのは、不公平と云うもんだ」。「猫づくし」から

 う~ん、なるほど、いいねぇと頷いてしまう猫たちの言葉が実に粋で、面白い。それもそのはず、本の帯には「猫の本音を聞く絵本」とあった。「後掻き」で矢吹さんはこう記す。

 「長い歳月、よほど猫の絵を描いてきた。(中略)猫には物語があるから描く。私は黙って、猫に語ってもらうことにした。長い歳月だから、家(うち)の猫も様々…」。「猫づく」から

写真右 =絵本には「赤塚不二夫氏へのオマージュも)。

 あーっ、個展に行きたかったなぁ…。猫好きの方は気に入ること間違いないこの絵本。絶対オススメです。

【メモ】有限会社スーパーエディション刊。オールカラー86頁。2200円(税別)。





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Last updated  2005/10/13 07:53:02 AM
コメント(8) | コメントを書く


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Re:猫好き必見、楽しい絵本/10月13日(木)(10/13)  
久里風  さん
猫好きというほどではないですが、
「そりゃ、僕にカツブシの番をさせるダナさんの方が悪いに決まっているネ.....」、
ここは、言い得てなるほどなという表現ですね。
昔、「我輩は猫である」を読んだことありますが、違った趣があり入り込んでいけそうな感じです。 (2005/10/13 09:06:26 AM)

猫にゃーんですね♪  
武則天  さん
猫好きだけど、いまだココロの傷は癒えず…。

でも外でうらんに似た猫にゃんを見るとつい立ち止まってしまいます。

うらんかんろさんオススメの本、ぜひ見てみます♪ (2005/10/14 12:17:19 AM)

パンチェッタで飲みながら書いてます  
カピタン さん
 なかなか独特の雰囲気のある絵ですね。私も以前猫が生きていた時はよくスケッチしてました。
 近場ですけど淡路島、洲本だったかな、猫の美術館があります。水墨画の先生の作った作品がメインで、墨を使った絵が中心。なかなか良かったですよ。コメント入りの猫の葉書も買っちゃいました。
 あと尾道のロープウェイ上りの乗り場の近くにも猫の美術館がありましたねえ。ここは入場料百円(維持費)。ここもある画家さんの作品がメイン(土産物として)ですが、展示は色んな猫の置き物やグッズ等でこれも面白かったです。
 ちょい古の民家を使っていてそこでコーヒーも飲めてグー!そこの土産でハリボテに先生が描いた猫の置き物を売っているのですが、店の人の後ろにそれのまだ描き込んで無い真っ白のハリボテが沢山置いてあって、自分ン家の猫を描きたくて売ってくれと頼みましたが断られました。前にも云った事があるので2回目です。ちくしょう。
 どちらもいかれてたら御免なさい。
 追伸、鰹の鰹節でもなく生節でもない「新節」なるものがあって、先日のキャンプの家族連れの御主人からごしょうばんに預かりました。鰹節と生節の中間のような感じで、切ってつまみに良し、うどんに入れて出汁にしても良しでした。スダチが有ると最高でしたねえ。猫で思い出したので。 (2005/10/14 11:24:57 PM)

やっと旅行記、読みました。  
Stoned さん
この記事のコメントでなくてすみません。
やっと、旅行記全部読ませていただきました。私が仕事で行ったのは10年ほど前で、記事のおかけで、フィレンツェ、ローマのことがよく思い出せました。でも、その頃は、アッシジのアの字もいわなかったなあと思っていると、やはり世界遺産のせいで有名になったのですね。
名所の解説もさることながら、やはり、興味深かったのは、食べ物、飲み物のお話。日本にいてもおいしい料理、おいしいワインが手に入りますが、ごく日常的感覚で食せるというのが旅行のいいところですね。イタリアの地ビールというのも飲んでみたい!! (2005/10/15 12:20:00 AM)

久里風さんへ  
 久里風さん、こんばんはー。

>猫好きというほどではないですが、「そりゃ、僕にカツブシの番をさせるダナさんの方が悪いに決まっているネ.....」、ここは、言い得てなるほどなという表現ですね。昔、「我輩は猫である」を読んだことありますが、違った趣があり入り込んでいけそうな感じです。

 矢吹さんは絵だけでなく、文章も結構達人だと、僕は思っています。
本屋で見るだけでも、にやりと笑ってしまう絵本です。ぜひ一度ご覧を…。
(2005/10/15 07:39:12 PM)

武則天さんへ  
 武則天さん、こんばんはー。

>猫好きだけど、いまだココロの傷は癒えず…。でも、外でうらんに似た猫にゃんを見るとつい立ち止まってしまいます。うらんかんろさんオススメの本、ぜひ見てみます♪

 「まだ心の傷癒えず」という状態ですよね。猫の絵本の話題で、すみません。
僕も、街でかんろに似た猫を見かけると、つい追いかけてしまいます。
でも、この矢吹さんの絵本は、見ていると、僕は不思議と心が癒されます。
(2005/10/15 07:43:05 PM)

カピタンさんへ  
 カピタンさん、こんばんはー。

>近場ですけど淡路島、洲本だったかな、猫の美術館があります。水墨画の先生の作った作品がメインで、墨を使った絵が中心。なかなか良かったですよ。コメント入りの猫の葉書も買っちゃいました。

 猫の美術館、淡路島も尾道もまだ行ったことありませーん。
淡路島のは、いつも徳島へ行く途中に通るのに気が付かなかったですね。
今度、機会をつくって覗いてみようと思いまーす。

>鰹の鰹節でもなく生節でもない「新節」なるものがあって、鰹節と生節の中間のような感じで、切ってつまみに良し、うどんに入れて出汁にしても良しでした。スダチが有ると最高でしたねえ。

 鰹節でも生節でもない、「新節」ですか…、
よくさぬきうどん屋のトッピングで入れてくれるもんとは違うのでしょうか?
確かに、カツオブシとスダチはよく合いますね。これにあと醤油があれば、
それだけで酒の肴になりそうですねぇ。 (2005/10/15 07:51:47 PM)

Stonedさんへ  
 Stonedさん、こんばんはー。

>この記事のコメントでなくてすみません。やっと、旅行記全部読ませていただきました。私が仕事で行ったのは10年ほど前で、記事のおかけで、フィレンツェ、ローマのことがよく思い出せました。でも、その頃は、アッシジのアの字もいわなかったなあと思っていると、やはり世界遺産のせいで有名になったのですね。

 全部読んでいただいて、本当に有難うございまーす。
何年経っても変わらないのがフィレンツェやローマの街なんでしょうが、
それでも10年経つと、どこか変わっているでしょうね。
アッシジは確かに、観光客の世界遺産さまさまでしょうね。
聖フランチェスコが喜んでいるかどうかは分かりませんが…。

>やはり、興味深かったのは、食べ物、飲み物のお話。日本にいてもおいしい料理、おいしいワインが手に入りますが、ごく日常的感覚で食せるというのが旅行のいいところですね。イタリアの地ビールというのも飲んでみたい!!

 日本のイタリア料理のようにスタイリッシュではないのですが、
でも、家庭の味というか、素朴で美味しいんですよね。
地ビールはそんなびっくりするような味ではなく、ハイネケンのような普通の味でしたが…。
(2005/10/15 07:59:34 PM)

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