Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2022/01/23
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カテゴリ: ITTETSU GALLERY
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 成田一徹・バー切り絵作品集
『NARITA ITTETSU to the BAR』
完全改訂増補版 発刊記念!
 ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(463)


  酔芙蓉(すいふよう)  2006年
 ※毎日新聞夕刊で連載された「もういちど男と女」(筆者は編集委員の梶川伸氏)の第24回「仲間」(2006年9月9日付)の挿絵として制作された。「酔芙蓉」というアオイ科の花の絵である。
 お遍路仲間が、病(脳腫瘍)に倒れた同行女性のことを振り返る話。女性は酒好きで、珍しい酒を持参しては、遍路の宿でみんなで酌み交わした。飲むと頬を染めることから、「酔芙蓉」というあだ名をつけられていた。入院中、女性は「(手術の影響か)漢字を忘れることが多くなった」と話していたという。葬儀には遍路仲間たちが参列した。その日、女性の義妹から見せられたのは、亡くなる直前、仲間たちのために残した別れのメッセージ。文末には「酔芙よう」との署名が記されていた-ーという。
 「芙蓉」はアオイ科フヨウ属の落葉低木。中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生し、観賞用にも栽培される。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。「酔芙蓉」は、朝咲き始めたとき花弁は白いが、時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲きの変種であり、色が変わるさまを酔って顔が赤くなることに例えて、この名が付いたと伝わる。



◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします (著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。

※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、 こちらへ

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うらんかんろ

うらんかんろ

Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

Free Space

▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神戸の残り香 [ 成田一徹 ]
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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