ESLの先生は台湾から授かった男の子を育ててらっしゃいますけど、以前住んでいた家の大家さん(メイン州ポートランド)は、まさにその真っ最中の女の子を中国から養子に迎えてました。

実子のお姉ちゃんともども、それから10年以上たってから、ESLの先生宅(大家さんは実は先生のお友達だった)のニューイヤーパーティで再会しました。素敵なお嬢さんになってました。

以前勤めていたところ(メイン州)ではよく「日本は一人っ子政策なんでしょ?」とか言われたんですよ~、あきれるでしょ。

ぜひ見てみたいドキュですね~。 (Sep 2, 2019 08:48:56 PM)

ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 31, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「枯れ葉ひとつの重さもない命あなたを失ってから」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

 中国の一人っ子政策(1979年だかから2015年までの人口削減政策)に関するドキュメンタリーを観た。
 その真っ只中に生まれ、現在はアメリカに移住している中国人が制作した映画。
 日本ではたぶん未公開。公式サイト(英語)内の予告編は、 https://www.onechildnation.com/videos/

<感想>
 素晴らしかった。ぶっちゃけ、国によっては上映禁止/配信禁止とかになりうる内容の映画なので、観られるうちに観といたほうがいい。
 ぼく自身、この政策の良い点悪い点をじっくり考えたことがなかった。中国人であってもなくても、この問題について考えてみることはとても大切。
 かなり衝撃的な映像も出てくる。産まれた子が女児だったり、二人めを授かったりして、そういう「望まない」状況のもとでは、やむをえず赤ちゃんを廃棄していた事実とか。
 政府の策を奨励/実行する人、捨てられた赤ちゃんを救おうとする人、さらには闇市場で赤ちゃんを売ろうとする人買おうとする人、出生と同時にはなればなれになってしまった妹を探そうとする人。この映画のなかで多くの人が当時を思い出して語っているけれども、誰もが「そういう時代だった」「そうするしかなかった」「仕方なかった」と言ってたのが印象的。





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最終更新日  Sep 2, 2019 09:15:52 PM
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Re:映画:One Child Nation(2019年アメリカ)(08/31)  

Re[1]:映画:One Child Nation(2019年アメリカ)(08/31)  
T.H. さん
LimeGreenさん

そうなんですねー。
ぼくのまわりにも養子として米国の夫婦のもとにやってきたという友人がいますけど、あんまり深くこの件について語り合ったことがないので、なおさら興味深く観られました。

>「日本は一人っ子政策なんでしょ?」とか言われたんですよ~、あきれるでしょ

ただでさえ少子化のニッポン、けっこう鋭いところをついたご質問ではないかと。 (Sep 4, 2019 08:56:23 AM)

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