ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 5, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「M&S」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

 何十年ぶりかで「アマデウス」を観直してみました。というのも、近々この芝居を上演するという劇団からのご依頼で、ぼくは音まわり担当を務めることになり、ただいま脚本読んだりして勉強ちゅう。そして演出家さまといろいろと取り組んでいる(揉めている?)ところ。

<感想>
 ツッコミどころはあれこれあるけれども、やっぱり大作で名作。主役サリエリを演じた役者さんもお上手。

 ぼくがまだ青い若造だったころにこの映画を観たときは、モーツァルトが奇人/変人/変態っぽく描かれる点にドン引きした記憶があるのだけれど、いまオトナになってこの作品を観ると、そんなに違和感ない。そもそも、(結果的に)美しく清純な芸術品を創作する芸術家は、必ずしも人格的にも美しく清純なお方とは限らない。むしろ、貧困とか嫉妬とか生々しい現実に苦しみ悩んでいる人のほうが味わい深い作品を生み出すことよくあるお話。

 そーいえば、ぼくはこの映画のおかげで交響曲25番とか29番とかの数々の曲と出会い、モーさまの音楽にハマっていったのであった。最後の最後でピアノ協奏曲20番の2楽章が流れるのもいー感じ。

 欲を言えば、演じてるのがアメリカ人役者ばかりだしアメリカ映画的な雰囲気を隠しきれてないのはいただけない。ドイツ語ではなく英語でしゃべってるとこには目をつむることにしても。
 あと、劇中オペラの本番場面の舞台装置があまりに近代的なのにも抵抗があった。派手な電飾?とか。





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最終更新日  Oct 6, 2019 10:06:18 PM
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Re:映画:アマデウス Amadeus(1985年アメリカ)(10/05)  
ピンクのかつらが衝撃的でした~

当時バリバリ現役JKでしたんで(爆笑
コンスタンツェの「胸の谷間」とか結構びっくりしてたんですよ。

今思うとですね、Period Dramaを現代的に解釈しつつ演出してる映画でもあったのではないかと。

サリエリ役の役者さんはその後どの映画で見ても「あ、サリエリだ」って思ってしまうぐらいインパクトがありましたね(スカーフェイスを見ていても「サリエリ」って思っちゃうという…)。

皇帝はその後、ティム・バートンのお気に入りの役者さんとして顔なじみって感じになりましたけど、私としては。 (Oct 7, 2019 08:21:35 PM)

Re[1]:映画:アマデウス Amadeus(1985年アメリカ)(10/05)  
T.H. さん
LimeGreenさん

ピンクのかつら!確かに。

モーツァルトの奥さんキャラって、なんだか配役が合ってないような気もしました。

サリエリ役の役者さん、あんまり気に留めてませんでしたが、一発屋ではなかったんですねー。
(Oct 12, 2019 06:21:16 PM)

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