~ぴよっと★にっき~
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昨日TSミュージカル『風を結んで』を観てきました。演出・振付:謝珠栄/脚本:大谷美智浩/音楽:甲斐正人出演鈴木綜馬・畠中洋・今拓哉・坂元健児・風花舞・川本昭彦・福永吉洋・幸村吉也・平野亙・武智健二・絵麻緒ゆう時代は江戸から明治に変わって生き方を見失う不平武士たちの物語。白虎隊や西南の役と絡めながら、いかに死ぬか、いかに生きるか悩む落ちぶれ武士たち一人ひとりを丁寧に描いていました。とても好きな感じの作品です。すっきり元気になれて、感動しました。TSとの出会いはタータン主演の「天翔ける風に」です。「風を結んで」は時代的な部分も、アクロバット的な殺陣のダンスも、袴の衣装も少しかぶるところがありました。個人的な思い入れが強すぎの「天翔け」と比べたらいけないのかもしれないけど、かぶるだけにストーリーや脚本がちょっとあまい感じがしました。「一人ひとりの青春群像」「それぞれの武士道」をみんな描こうとしているので、ぼやけてしまったのかなっと感じます。でも、作品としては謝先生らしいテーマが込められてて好きです。謝ワールド・謝イズムがいっぱい詰まった作品でした。謝先生は役者さんをほんとに生かして使ってくれるな~と思います。(エラソーな言い方?)鈴木綜馬さん。ほんとに上手いですね。とぼけた演技も素敵です。歌は流石です。語りから歌に入るところが、とっても自然で引き込まれていきました。今度、タータンとトークショーをされるので楽しみです。坂元健児さん。ダメダメ3人組の時がとってもかわいいです。男声の歌のときに、サカケンのテノールが突き出てて気持ちよかったです。今拓哉さん。美しい武士の中の武士でした。スゴイ見せ場があって、『右近さんの晴れ舞台』はこれしかないんだ~と涙がだーっと出てきました。畠中洋さん。今回、すごくはっちゃけていました。「天翔け」の竜馬をおもいだしながら、「こんなにおもしろくていいのか?」と思っちゃいました。でも、ラストの方のソロではしっかり泣かされてしまいました。今まで以上に大好きになりました。川本昭彦さん。ダメダメ3人組の弥助で出番がすごく多かったです。細かい演技がおもしろいの。今回この作品の中で、私が一番泣けたのは、実はステーションでのこの弥助の歌だったの~~。福永吉洋さん。おにいちゃんの、「大輔」って役はとっても大きな役だったんだ。と、後で気づく。いつもの食いしん坊キャラではなかった。ダンスもダイナミックでかっこいいです。幸村吉也さん。本役での出番は少な目でしたが、「武士として行きたい」っていう真っ直ぐさが伝わってくる演技でした。アンサンブルのダンスやアクションでも目立っていました。平野亙さん。赤い武士で毛振り?をやっているのはこの方なのかな。武智健二さんは、初見でした。バク転など、アクションがかっこよかった。場面場面にでてくるアンサンブルの白い武士は白虎隊だけど、赤い武士は薩摩武士を表してるんだろうか?白虎隊は儚くて悲しいし、赤い武士は武士の不満がつもって戦いに進んでいく感じがしました。謝先生、こういうダンスとういか群舞で表現するの上手い。ダンスで泣ける。風花舞さん。ゆうこちゃんのダンスは美しい。男性に混じって武士になって踊っているときも、赤いリボンでのダンスもゆうこちゃんならではの表現力です。絵麻緒ゆうさん。ぶんちゃんは、宝塚退団後始めて観ました。ぶんちゃんらしい、明るくて向上心のある強い女性の役。役名は「轟由紀子」・・・怪しい英会話やお嬢様っぷりがとってもおもしろかった。そうまさんの捨吉とのコンビでカテコでもお茶目。お嬢様のお手を引く捨吉、「こっちこいよ」と親指を立てるぶんちゃん・・・など、何パターンか見られました。TSミュージカルは、オリジナルのミュージカルで、謝先生の振り付けはもちろん、音楽も素敵です。「風を結んで」(主題歌?)いい曲で帰り道、口ずさんでいました。CDでたらいいのに。「チャンス」という英語を轟由紀子さんが、「幸せの種」と訳して静江さんに教えてあげるところの歌も好きです。「幸せの種」って言葉がいいな。手のひらからこぼれないようにしっかり捕まえておかなくちゃ。見終わって・・・TS次回作も見たいな。畠中さんの他の舞台がみたいな。見上げたボーイズ(川本・福永・幸村他)の舞台も観たいな。タータンがまたTSに出たらいいな。「天翔ける風に」再々演ないかな~~。と、様々な欲望が出てきたのでした。見たい舞台が多いけど、お金と体調がもたないかな。
2005/07/03