日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.10.07
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手書きハートしたが、北京オリンピックの結果にも落胆した男子柔道は今回もまた惨敗。

 歯がゆかった。いらいらした。

 なぜ、石井選手を出さなかったのだろう。
 惨敗続きの中で、彼の優勝が胸のつかえを取り除いてくれた。今度も!?

 斉藤監督は石井を嫌っている?? 二人はうまくいっていない?
 自分の好みで選手を起用している?
 出場させればまた「何か発言する」ということを怖れた?

 嘉納師範が求めて以来の「求道者」ももちろん大事だが、世界の柔道はもっと<野蛮>になっている今、日本柔道の「理想的戦略」は時代遅れ?

 もう一度。
 斉藤監督はなぜ石井選手を戦わせなかった???? 準備不足と股関節故障、という「原因」「理由」があったようだが。

 三位決定戦にも敗れた日本男子柔道は、監督の責任ではないのか。

しょんぼり

 とここまでは素朴に考えていた。

しょんぼり衝撃が走った。深夜のニュースが伝えた、石井選手がプロ格闘技へ転向、と。
 噂はあった。「北京五輪で金メダルを取ったらプロ格闘家になりたい」とも口にしていたらしい。

 うーむ、腕を突っ張って組ませない(この件については、世界柔道連盟でもだいぶ話題になっているようだが)
 彼が尊敬してやまない小川直也(1992年バルセロナ五輪銀メダル。石井の金メダルは、すでに小川道場の壁に掛かっているとか)も、そして吉田秀彦(同、金メダル)も柔道の世界で苦労し貢献してから格闘家になった。
 モハメッド・アリと同じように、メダルを川に捨てる、と言ってはいた。が、社会的な差別と闘ったアリの悲しみや怒りは、石井選手には十分に理解出来ていないのではないか。

怒ってる石井選手が格闘技の世界を選ぶにしても、世界相手にもっともっと闘ってから、と思っていたのに、日本柔道を輝かしてくれると思っていたのに、想像もしていなかった「朽ち木倒し」(両足を抱えて倒そうというようなワザ

 まあ、格闘技も世界相手、ということではあるが。
 本人の進む道は本人が決める……全柔連も慰留はしなかったようだ。
 もてあましていたのか。
うーむ、寂しい、悲しい、切ない、辛い。しょんぼり柔道では、名を挙げられない金にならない目立たない、と言うことではないのだろうが、彼の「商品価値」に目をつけた格闘界の戦略が若者の心を動かしたのか。
 ショーほど素敵なものはない??

 21歳の若者にとって柔道は魅力がない、のか。礼に始まり礼に終わる「求道者」精神が重荷なのか。しょんぼり勝てばいいというジュードーに負けたのか。ジンカクシャであれ、と言われすぎたのか。
 彼の発言には、お歴々が眉をひそめていたらしい。小生は、柔道家としては奔放な発言が面白い、これまでにはなかった型、と肩を持っていたのではあるが(ちなみに、<評判の悪い>朝青龍も好きだ)。
 鈴木桂治選手はロンドンを目指すらしい。そう、出て欲しい。彼も強かった! しかし、4年も先しょんぼりのこと。若い石井選手の力が必要だった……と衝撃を抱えたまま、48時間以上が過ぎた。


 世界の経済戦線の乱れ、「アメリカ経済主義」の終焉、世界同時不況、とかの見出しも躍る。
 なぜ解散をして民意を問わないのか、という識者の嘆きも怒りもある。
 哺乳類の四分の一が絶滅の危機に瀕している、100年後にはアイスランドの氷がすべて溶けてしまう、らしい。
 おお、孵化したばかりの子亀の四肢がない、変形している……などの新聞記事も目に飛び込んだ。子亀たちはどうやって生き延びるのだ。
 経済混濁、温暖化、砂漠化、国境・宗教紛争。
しょんぼり一人の柔道家の動向を嘆いている時間帯ではない、のだろうか。

               敗者復活戦に回った古畳の上の柔道二段。

  心静かに。







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最終更新日  2008.10.07 10:07:20
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