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今年初めての避難訓練、全くの未告知の中、1時間目始まって間もなくのことでした。既に体育で校庭に集まっているクラス、ホームルームが延長していたクラスと様々だったけど、いきなりのサイレンにも関わらず、直ぐに身構えた子ども達。「地震です、地震です」の放送に机の下に隠れ、「危険なので校庭へ避難します」と続くと防災頭巾を咄嗟に被り列を成して校庭へ。こういう時もたまに上履きを外履きに履き替える児童がいるので、「そんな余裕はないです」と声掛けしながらなるべく早めに外へ。そして後ろでは必ずふざけてしまう子もいるんです。実際に大地震が起きたらと思うと、ほんとうにどうなることかと思いやられるけど、怖さを知らないのもまた子どもなんでしょうね。ともあれ、無事に全員避難、雨上がりの校庭が少し湿っていたので戻った後は上履きの土をマットで擦り取り、みんな慣れた様子で教室に戻っていましたよ。(^_-)-☆時の道標..♬
2024年01月18日
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世界自閉症啓発デー映画「無垢なる証人」無料上映会4月2日は世界自閉症啓発デーです。2007年12月国連総会において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議されました。全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。 わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、4月2日から8日までを発達障害啓発週間として、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。名古屋市発達障害者支援センターでは、啓発デーの一環として映画を上映します。 映画を通して、発達障害への理解が進み、人と人とのつながりが広がることを願っています。<上映作品:韓国映画(日本語字幕)「無垢なる証人」(上映時間129分)"映画のあらすじ" 信念を貫くことをあきらめ、現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士のスノ。出世のかかった殺人事件の弁護士に指名される。容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウを証人として法廷に立たせようとする。ジウは自身だけの世界に入り込み、意思疎通も難しい。事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせることに努めるスノ。"彼女のことを理解していく中でスノは何を思い、考えていくのか。スノとジウは心を通わせることができたのか。"本作は「第5回ロッテシナリオ公募展」で大賞を獲得したシナリオをもとに製作された。監督は温かく繊細な演出力に定評のあるイ・ハン監督。さらに、韓国映画界を牽引する実力派俳優チョン・ウソンが殺人容疑者の弁護士役、ピュアな魅力のある子役出身の女優キム・ヒャンギが繊細な演技で自閉症の少女役を務める。本作監督は温かく繊細な演出力に定評のあるイ・ハン監督。さらに、韓国映画界を牽引する実力派俳優チョン・ウソンが殺人容疑者の弁護士役、ピュアな魅力のある子役出身の女優キム・ヒャンギが繊細な演技で自閉症の少女役を務める。(金曜日)令和6年3月22日(金曜日)午後1時30分から午後4時00分"午後6時00分から午後8時30分"注. 各回30分前より開場します。注. 2回上映します。"場所" 中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階)"地下鉄東山線・名城線「栄」下車 12番出口より東へ50m地下鉄東山線・名城線「栄」下車 1 徒歩約3分注. 公共交通機関でお越しください。参加費 無料定員注.当日先着順注.事前申し込み不要主催・問合せ先名古屋市発達障害者支援センター りんくす名古屋電話番号:052‐757‐6140注. 悪天候等により、上映会が中止になる場合があります。りんくすホームページでご確認下さい。共催JDDネット愛知(NPO法人愛知県自閉症協会・つぼみの会、あいちLD親の会かたつむり、NPO法人アスペ・エルデの会、NPO法人えじそんくらぶ なごや親の会)("案内チラシ"「世界自閉症啓発デー映画上映会『無垢なる証人』案内チラシ」のファイルは一部テキスト情報のない画像データです。内容を確認したい場合は、発達障害者支援センターりんくす名古屋(電話番号:052-757-6140)までお問合せください。"世界自閉症啓発デー映画上映会案内チラシ" 世界自閉症啓発デー映画上映会案内チラシ世界自閉症啓発デー映画上映会「無垢なる証人」案内チラシPDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、(外部リンク)Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。(外部リンク)名古屋市発達障害者支援センター りんくす名古屋電話番号: 052-757-6140ファックス番号: 052-757-6141[名古屋市]有名な韓国の作品ですね。☄
2024年01月17日
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担任が学級図書に持ち込んでいる絵本の紹介です。ちいさなあなたへ母となり、我が子を授かり、出産、育児と忙しない日々の中でなにかわすれがちな大切なことを思い起こさせてくれる一冊です。幼い子ども達にどこまで理解できるかよりかは、大人になった我が子へのプレゼントにしたいそんな絵本なんでしょうね。まるで母からのメッセージのようにも感じます・・。(*^_^*)ー 閑話休題 -なぜか今の学校の子ども達、登校がとても早く、しかも8:15前に教室に入ったり、ランドセルを置いて外遊びしたりしているんです。前任校では、校庭も狭かったし、コロナ禍でもあったので、時間差登校だったし、8:15までは校舎内に入れなかったんです。この学校はちょっとルールが甘いのかな長く居ると教師も感覚が鈍ってしまうんでしょうかねとにかく他所から来ると、摩訶不思議なこと、あるものですね。
2024年01月17日
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ALS嘱託殺人公判、大久保被告は「自閉スペクトラム症」 鑑定医が証言難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の林優里(ゆり)さん=当時(51)=への嘱託殺人罪などに問われた医師の大久保愉一(よしかず)被告(45)の裁判員裁判公判が29日、京都地裁(川上宏裁判長)で開かれた。起訴後に被告を精神鑑定した医師が弁護側の証人として出廷し、被告が自閉症スペクトラム障害(ASD)であるとの診断結果を示した。出廷した京都大医学部付属病院の精神科医、磯部昌憲氏によると、ASDは対人関係能力の低さなどが特徴とされる発達障害の一つ。大久保被告は共犯として起訴された元医師の山本直樹被告(46)の父、靖さん=同(77)=への殺人罪にも問われている。大久保被告はこの事件について、山本被告の単独犯行であり、実際に同被告が殺害を行動に移すとは考えていなかったと主張している。磯部氏はこの日、ASDの影響で対人関係の構築が難しい大久保被告が、自らの考えを押し殺して相手の要求に応じるようになっていたと指摘。大久保被告は事件前、靖さんの殺害計画を肯定していたとみられるメールを送っているが、磯部氏は山本被告との関係維持のために表面的に同調していた可能性があると述べた。またこうした特徴は、死を願っていたALS患者の林さんとのメッセージのやり取りとも構図が似ているとした。[産経新聞]医師とは言え、所詮人間、生まれ持ったもの、成育歴や思考など、計り知れないものがありますね。☄
2024年01月16日
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2月の学校公開に向けて、今から学年で発表する事項をグループに分かれてまとめています。以前海外のお客様がいらした際に掲げた課題と同じなので、より丁寧に、正確にと更に磨きをかけていますよ。そんな中、隣の新任のクラスに副校長が訪れての道徳の時間があったんです。常に揉め事が多くて喧嘩に怪我が絶えない中、保護者からの依頼で副校長が重い腰を上げて教壇に立ったんです。今のクラスの問題を全員に問いかけ、一人ずつ応え、どうしてそうなるのか、どうしたらいいのかと一時間かけての授業。1年生の時は大人しかったり、よく勉強ができた子でも、ここにきて馬鹿ふざけしたり、中々授業にできずにいます。落ち着いて授業できる環境ではない事、みんなが分かっているのに、なかなかその突破口がない。いきなり変わることは無理でも、ちょっとずつの気付きでみんなが変わっていけたら、と願うばかりですね。^_^;すみれ..❀
2024年01月16日
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「親が知的障害」映画に 寺島しのぶさん主演知的障害がある両親の下に生まれた子供の視点で親子の愛情を描いた映画「わたしのかあさん―天使の詩―」が完成し、東京を皮切りに上映が始まった。製作した「現代ぷろだくしょん」が各地で上映会を開くほか、3月末以降、主要都市で劇場ロードショーの予定。2日に都内で開かれた上映会では、母親役で主演の寺島しのぶさんや、大人になった娘役を演じた常盤貴子さんらが舞台あいさつ。山田火砂子監督(92)は「障害者を取り上げた映画だけど、笑ったり泣いたりがあって面白いと思う。たくさんの人に見てほしい」と話した。映画は元養護学校教員、菊地澄子さんの創作による児童文学が原作。知的障害の両親を持つ小学生の娘が、母親を恥ずかしく感じ、葛藤しながらも周囲との交流を通じて成長していくストーリー。障害のある当事者も多数出演している。[産経新聞]映画『わたしのかあさん -天使の詩-』予告編 山田火砂子監督作品両親に障害があっても、子どもには遺伝しない例もあるようですね。こういう視点からの作品は珍しいですね。☄
2024年01月15日
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週明け、とても辛そうなT君の担任。なんと土曜日に自転車で走行中に、交通事故に遭っていたんです。老夫婦の乗る自家用車をご主人が奥様を送り届けるのに急いでいて見通しの良い道路でいきなり後ろから突かれたようなんです。自転車ごと薙ぎ倒されたけど、その時は自転車にご自身にも特に異常もなく、病院で検査しても無事だったとのこと。ただ、倒れた時の痛みが時間が経つにつれてろっ骨や腰を襲い、今朝は起き上がるのも大変だったとのこと。本当に辛そうなのに、代替え教員との自覚からか、休まずに頑張られています。「良い人たちだったんで、逃げずに対応してくれたんで良かったわ。」と言いつつ、相手方の保険会社からはお見舞金の申し出があったようで、何かとこちらも補償問題で暫く大変そうです。それにしても、こういう事故繋がりもあるのかと、まだ自分の身に起きたことも記憶に新しいので身体が震えてしまいましたね。ともかく彼女も無事で良かったです・・。!(^^)!君あてのメロディ..(^^)/♪
2024年01月15日
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さいたま市 発達障害など子どもの診察・相談など 新施設開設さいたま市に、発達障害などの子どもの診察や相談などに応じる「療育センター」の3か所目となる新しい施設が、開設されました。新たに開設されたのはさいたま市岩槻区の「療育センターひなぎく」で、1日開所式が開かれテープカットが行われました。発達障害の子どもや体の不自由な子どもを対象に、医師や看護師、理学療法士などが診察や療育、相談に応じる市内3か所目の施設で作業療法室には、子どもが楽しめるようブランコやボルダリングができる壁も設けられています。さいたま市にはこれまで市の西部に2か所こうした施設がありましたが東部地域から遠かったのに加え利用者が多く、初診までの日数が60日近くかかっていて、地域の偏りをなくすとともに初診までの日数を半分程度に短縮することが期待されています。「療育センターひなぎく」の増田和彦所長は「障害があっても楽しく過ごせる方法を一緒に探して提案して、地域のなかで過ごせるようにお子さんとご家族の支援をしていきたい」と話していました。NHK NEWS WEB[首都圏 NEWS WEB](動画あり)次々と期待された施設が開設されて少子化対策に繋がるといいですね。☄
2024年01月14日
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今週も元気に長男、帰宅しています。昨日は朝カラに午後は散髪、そして今日は、長距離の散歩に出ています。それでも末っ子がアルバイトに出掛けると途中まで追いかけるようになり、すっかり成長した弟と余り一緒に外出できなくなったからか、見送ってはまた戻ってくる長男です。いつか弟が働いている姿でも見せてあげられたらと思っています。作業所では先週、元日の地震もあったからか、「作業所で大きな地震が起きたらどうする??」の講習があったようです。普段から避難訓練もしているけど、やはり実際に地震が起きたことを想定して、慌てずに行動できるようにと開催してくれていますが、本当に一人ぼっちの移動時に災害にあったら・・と考えるだけで不安です。ただ生きる術だけはついているはずなので、万が一の時にも、今までの経験を生かし、生き抜くこと、祈るばかりです。そして、そういう日を想定しながら、日々の暮らしを支え、必要最低限のこと、一人でできるよう、学びを重ねていますよ。(^.^)いつか街で会ったなら..♬
2024年01月14日
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“遠藤牧場障害年金”横領 対立する主張 成人した知的障がい者の「里親」か 北海道・恵庭市 北海道・恵庭市の牧場で知的障がいを抱える3人が障害年金を横領されたなどとして牧場などに賠償を求めている裁判。牧場と3人の労使関係を巡る主張の違いが明らかになりました。牧場の一角に置かれたプレハブ。かつて、3人の男性は水道も通っていない劣悪な環境の中、住み込みで働いていたといいます。(牧場で働いていた男性)Q.ストーブはあった?「ストーブの燃料は使ったらダメと」「あそこ入ってからずっとお金使われっぱなし」訴えを起こしているのは恵庭市の遠藤牧場で働いていた知的障がいを抱える男性3人です。訴状などによりますと3人は水道のないプレハブに住み込みで働かされたうえ、支給されたはずの5000万円以上の障害年金を横領されるなど経済的虐待を受けたとしています。また市も問題を隠蔽したとして、牧場と市におよそ9400万円の損害賠償を求めています。30日札幌地裁で行われた2回目の口頭弁論で市側は牧場主らが原告3人の「里親」であり、労使関係がないことを改めて主張しました。これに対し原告側は、児童福祉法では「里親」になれるのは18歳未満に対してであり、成人した知的障がい者の里親となる制度は存在しないと主張しました。遠藤牧場側の家族はHTBの取材に対し、「牧場側の主張はまとまっておらず、まだ代理人もついていない」と説明しました。次回の口頭弁論は3月12日に行われます。[HTB 北海道ニュース]遠藤牧場障害年金”横領裁判 成人した知的障がい者の「里親」か 対立する主張 北海道・恵庭市お互いの主張はまだ噛み合わないままですね。☄
2024年01月13日
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昨日は今月に入って初めての通院日。血糖値がかなり治まって来たので今月から服薬をやめていいとのこと。それでもまた毎月の通院は変わらないけど、少しでも体調が快復しているのはうれしいこと。一昨年から義母の食事を作り夫に持たせた頃から、幅広い食材を使うようになり、余った分は自分でも食べていたので、その辺から少しずつ体質が変わってきたようなんです。いろいろな経験を通してのご褒美のような展開は苦労を重ねた分、ありがたいこと。無駄な経験などないですね。今後も食材に気をつけて体調を整えて過ごしたいものです。(^_-)-☆My Life..♡
2024年01月13日
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県内の企業 去年の障害者雇用率2.42% 過去最高に県内の企業で働く人のうち障害がある人の割合を示す障害者雇用率は、去年、2.42%と過去最高となりました。岩手労働局は、障害者雇用促進法で障害者を雇うことが義務づけられている規模の県内の民間企業1038社について、去年6月1日時点の雇用状況を調査しました。それによりますと、あわせて14万6000人の労働者のうち、障害者の雇用は3500人余りで、雇用率は2.42%と、前の年より0.04ポイント増えて過去最高となり、全国平均の2.33%を上回りました。法律で義務づけられた障害者雇用率2.3%を達成した企業は614社と、全体の6割になりました。障害者雇用率を計算する際、法律では、重度の身体障害者や知的障害者を1人雇用した場合は2と、また重度ではない身体障害者や知的障害者で短時間労働の場合は0.5などとカウントすることになっていて、これによる雇用の内訳は身体障害者が1807.5人、精神障害者が715人、知的障害者が228人となっています。一方で、障害者を1人も雇っていない企業は255社で、ほとんどが従業員が100人未満の企業です。岩手労働局は「法定雇用率が未達成の企業に対しては、引き続き企業ごとにその要因などを踏まえながら個別の指導や支援を行い、法定雇用率の早期達成を図りたい」としています。NHK NEWS WEB[岩手 NEWS WEB]岩手の取り組みを、全国ベースで見習って更なる障害者雇用に務めて欲しいものですね。☄
2024年01月12日
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今年初めての映画鑑賞は、弟は僕のヒーローイタリアで暮らす高校生ジャコモ・マッツァリオールがダウン症の弟ジョーを主人公に据えて一緒に撮影した5分間のYouTube動画「ザ・シンプル・インタビュー」から生まれたベストセラー小説を映画化。「僕らをつなぐもの」のフランチェスコ・ゲギが主人公ジャック、実際にダウン症でもあるロレンツォ・シストが弟ジョーを演じ、「盗まれたカラヴァッジョ」のアレッサンドロ・ガスマン、「パラレル・マザーズ」のロッシ・デ・パルマが共演。本作が初長編となるステファノ・チパーニが監督を務め、「人生、ここにあり!」のファビオ・ボニファッチが脚色を手がけた。(作品紹介文より)102分と割と短い作品だけど、生れて来た弟が特別だと両親に伝えれていた主人公が徐々に、その真意を知ることとなり、思春期になるとそれを隠すようになるものの、周りの反応に大切なことに気付かされていくと言う、家族愛に溢れた作品。何よりダウン症役の弟の愛嬌ある笑顔に振る舞いが、前々任校で担当したKくんと重なり、今頃はどうしているのかとふと脳裏に過りましたね。目に見える障がいは分かりやすいけど自閉症のように一見分かりにくい障がいはそれこそ兄弟もさぞ困惑することでしょう。色々な意味で親としての在り方や兄弟への接し方など考えさせられる作品です。(^'^)弟は僕のヒーロー [ ジャコモ・マッツァリオール ]
2024年01月12日
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経営者夫婦は「養護者」と市が認める 牧場での障害者虐待の訴訟長年住み込みで働いていた牧場(北海道恵庭市)で虐待されていたとして、知的障害のある男性3人が、牧場の経営者家族と市に損害賠償計約9400万円の支払いを求めた訴訟の第2回弁論が30日、札幌地裁(布施雄士裁判長)であった。市はこの日、経営者夫婦がの障害者虐待防止法の「養護者」にあたることについて、積極的に争わない姿勢を示した。 原告側はこの日の弁論で、市側が、経営者夫婦が「いわば里親」に該当するなどと主張している点に言及。「成人した知的障害者を里子とする制度は存在しない」などと主張した。 そのうえで、夫婦が3人の養護者だったとするならば、市は、虐待の事実確認や障害者の安全確保、関連団体との協議などについて、主体的に対応することが求められると指摘。原告の男性3人に対する夫婦の虐待に関して、市の責任がより重くなると主張した。 一方、被告の市側は、今回の事案について、同法上の「届出」や「通報」がなかったとし、市の行為に違法性もないと主張した。 こうした争点に絡み、市側は証拠を開示。「電話・口頭受理事件処理書」と題された書類で、障害者支援団体の関係者が市に対し、「(原告の1人が)プレハブ小屋で冬期間も寝泊まりしているので、足が凍傷になっていると聞いている」という旨の話をしていたことが記されていた。[朝日デジタル]どうしても認めざるを得ない状況下で、少しずつの歩み寄りですね。☄
2024年01月11日
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年末年始と自宅で過ごした夫、生活習慣がガラリと変わり、すっかり血色も良くなったんです。やはり義実家からの通勤生活により、心身ともに萎縮していたたようで、これで保証金のケリさえつけばホッとするのでしょうが・・。そして年明けお弁当を持たせると女子事務員から一緒に食べようと誘われたようで、末っ子と同年齢ほどの5人の方とお弁当を食べることに・・。何を話したのかと聞くと年末に見た番組の事。結構皆さん、紅白歌合戦を見ていたようで、その中でも韓国のグループの名が出たり、はたまた、年末の特番、「義母と娘のブルース」もなんと皆さん観ていてようで、本当に良かったと・・。実は夫も観ると言い張っていたのに、早々と寝て仕舞っていたんです・・。私は最後まで観ていたけど思わぬ展開に、まさに涙、涙、でしたね。そして話は戻ると夫が普段観ている番組寅さんの「男はつらいよ」、と水戸黄門などの話になると、誰も観たこともないし、知らないとのこと。夫は全く話についていけず、てんやわんやのランチだったようです。これもまた時代ですね。(^_-)-☆アイノカタチ..♡♡♡
2024年01月11日
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災害時の障害者の避難など学ぶ体験会 東京・江戸川区災害時の障害者の避難について理解を深めようと誘導のしかたなどを学ぶ体験会が東京・江戸川区で開かれました。体験会は災害が相次ぐ中、障害者の避難について考えてもらおうと区内のボランティア団体で作る協議会が企画し、車いすで生活している人や目や耳に障害がある人を含む、およそ50人が参加しました。参加者はまず地震で火災が起きた想定で、煙が充満したテントを通る体験を行い、出口が見えない中を進んだり、そのなかで誘導したりすることの難しさを体感しました。このあと、実際に路上に出て障害者の介助にあたる一方、車いすに乗ったり視覚を遮るめがねをかけたりするなど障害者の立場での避難も体験しました。誘導の際のポイントとして、障害者からは聴覚障害のある人に対しては曲がる方向をジェスチャーで伝えたり、視覚障害のある人には事前に道路の状況を伝える声かけがあると安心するなどとアドバイスを受けていました。参加した視覚障害者の60代の女性は「能登半島の地震もあり不安です。視覚障害者はブロック塀などが倒れることに気付けないのが怖いです。道の状況や障害物の有無などそばで教えてくれたらありがたいです」と話していました。大学2年生の男性は「障害者の避難は時間もかかり大変だと思います。災害時は1人でも多くの人を救えるように的確に誘導したいです」と話していました。NHK NEWS WEB[首都圏 NEWS WEB](動画あり)やはり日頃からの訓練が大事ですね。☄
2024年01月10日
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宿題だった書初め、全学年の分を集めての書初め展が今日から始まっています。各教室の外側にそのクラス、一人一人の作品を展示して、保護者が自由に参観できる期間です。低学年は鉛筆での書写、B4用紙にお手本の文章を書き綴ったもの。3年生以上は、決ったお手本のお習字。それぞれ、練習に練習を重ねて、一番出来の良いものを掲示しています。これから子ども達も他の学年の作品を観て歩き、目に留まったものを何点か選び出し、コメントを添えて提出します。みんなそれぞれに念入りに丁寧に仕上げていますよ。(#^.^#)Flavor Of Life..♡
2024年01月10日
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門脇麦(31)“発達障害の天才料理人”役がキレまくり。どんな人物を演じても際立つ演技力と個性「冬ドラマは期待外れ」との声も聞くが、お宝はある。その1つが門脇麦(31)主演の日本テレビ『厨房のありす』(日曜午後10時半)である。面白い上に作風が新鮮だ。 門脇が演じる主人公の八重森ありすは料理人。自閉スペクトラム症で、その特性から頑固でこだわりが強く、コミュニケーション能力に欠ける。一方で豊富な化学の知識と図抜けた記憶力を生かし、自分の店「ありすのお勝手」にやって来る客の健康状態に合う料理を提供し、喜ばれている。第1に新しいのは、ありすのハンデを単なる個性として描いているところ。過去の多くのドラマはハンデのある登場人物を不幸な人、悲劇の人として描いてきたが、この作品は異なる。 ありすは大きな音や蛍光灯の点滅などが苦手で、周囲はそれに避けなくてはならないものの、特別扱いはしない。誰にでもある弱点と捉えている。程度の差こそあれ弱点は誰にだってあるのだ。 幼なじみで店のホール担当の三ツ沢和紗(前田敦子)はありすの弱点には気を付けつつ、文句を言ったり、あきれたり。ごく自然に接している。ありすと周囲は対等に共生している。欧米のドラマがハンデのある人を登場させる際と描き方が同じだ。コア視聴率はトップクラス 第2に新しいのは不快な人物が登場しないところ。対立構図をつくったほうが物語は盛り上げやすいため、大抵のドラマには悪党や意地の悪い人が登場するが、この作品には今のところ出てこない。 和紗は口が悪く、気が強いが、面倒見がいい。ありすの父親で大学教授の心護(大森南朋)も店の新人バイト・酒江倖生(永瀬廉)も心優しい。店の近くの商店街の人々たちもそう。ありすはときに電柱の全てに触れなくては気が済まないが、それを冷ややかな目で見たりしない。笑顔で野菜や魚を勧めてくる。 黒幕捜しやタイムリープなど、このところウケているドラマの要素は何一つない。しかし、観ていると心が和む。同じ思いだった人は多いらしく、視聴率は良い。21日放送の初回の場合、全体値の個人視聴率こそ3・6%(世帯6・2%)と平均的だが、コア(13~49歳の個人視聴率)は3・6%、T層(13~19歳の同)は3・2%、F1層(女性20~34歳の同)は3・8%と、いずれもトップクラス。 同じ日に放送されたTBS『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート」(日曜午後9時)の個人視聴率は6・7%(世帯11・6%)で、1月15日から21日までに放送された作品の中で1位だったが、コアとT層、F1層では『厨房のありす』が上回っている。若い人によく観られている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 今後はありすと心護の親子関係の秘密や倖生が店で働き始めた動機が明かされるはずだから、より視聴者を惹き付けるのではないか。[日刊SPA]番組公式ホームページより日曜の夜、割と忘れがちな時間なので、予約しておくといいですね。☄
2024年01月09日
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3学期の始業式。近くの小学校でも、朝から荷物を両手に登校する小学生の姿が。隣のお嬢さんももう三年生。来年には妹さんが入学してきます。一昨年生れた三女の妹さんも既に一歳を迎えてよちよち歩きを始めていて、今がお母さんが一番大変な時、遠巻きに見守っています。そして、全国的に話題になった、大谷選手からのグローブ3点が漸く勤務先の小学校に届いていたんです。職員室でお披露目となり、年配の先生方が手に取って吟味していたけど実物はまるで玩具のような仕様で原価は500円程の物かと。実物をご本人が承知しているのか全くメーカーに任せていたのかは分からないけど、折角の取り組みも、今の小学校では野球の授業もなく実際に子ども達の手に触れるチャンスも少ないとのこと。これから各クラスに回覧してそのままどこかに飾っておくことになりそうです。授業ではもっと大きなゴムボールを用いてのキックベースなどの球技をやっているのでベースの方がもっと利用価値がありそうでしたね。児童育成キックベース ともかく、みな元気に学校に戻ってきましたよ。(*^^)v
2024年01月09日
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約110人の知的障害者、被災し壊れた施設で暮らす 入浴もできず能登半島地震で、約110人が暮らす奥能登の知的障害者施設が被災した。断水で1カ月近くも風呂に入れず衛生状況は悪化する中、入所者の受け入れ先をみつけるのは困難で、出勤できる職員が長時間の勤務でしのいでいる。 石川県穴水町七海の「石川県精育園」は奥能登で最大の知的障害者施設で、県内外の19歳から80代が入所する。多くは重度の知的障害があり、24時間のケアが必要だ。被災時は帰省や入院中で約10人は外泊、24日現在で109人がいる。 建物は激しい揺れで各所に大きなひびが入り、天井が壊れて照明や非常口表示が垂れ下がった。つなぎ目の通路が1メートル近く裂け、道板を渡している所もある。・・(有料記事)[朝日デジタル]有料記事で先が読めませんが、未だに入浴できないとなると衛生面でも、また精神面でも心配ですね。☄
2024年01月08日
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成人の日はお仕事。式を終えた新成人がお店に列を成して訪れて初々しい背広に身を包んでいても、注文する様子はあどけなくて18歳かな全員が18歳なのか18歳で祝わなかった者は20歳で祝うのか、その辺がはっきり分からない、最近の成人の日ですね。以前は成人らしい顧客にはビッグマックの無料券を渡していたのに、最近では、そういう試みはなくなっているので、個人的に、お祝いを告げましたよ。今年は抽選の福袋も外れたので店頭で残ったものを購入。今日は月曜だったので曜日で出勤しているTくんもお仕事。今月はお店の仲間とボーリングを楽しむイベントがあり、私はお仕事で行けないけど、Tくんは楽しみにしているようです。いつも頑張っているT君を囲んでのこういうイベントを開催してくれるお店に感謝の気持ちでいっぱいです・・。(#^.^#)君の季節..
2024年01月08日
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知的障害者の1人暮らし、黒岩知事にどう映った 必要なのは公的支援だけ?知的障害のある人の1人暮らしが支援者不足などから広がらない中、ヘルパーが家事を支援する「居宅介護」を利用しながら横浜市都筑区で1人暮らしをする下尾ひかりさん(30)の暮らしぶりを、黒岩祐治知事が23日、視察した。 ひかりさんは知的や身体に障害があり、必要な支援の度合いを示す「障害支援区分」は6段階のうち重度の5。1人暮らしをする友人にあこがれて4年ほど前から新たな生活を始め、ヘルパーと一緒にパスタなどを調理することもある。 日中は区内の生活介護事業所「カプカプ川和」に通っている。この日、喫茶スペースで接客業務に当たったひかりさんはコーヒーを来店客に運び、「ごゆっくり、お過ごしください」ともてなした。1人暮らしは、さまざまな人と出会う機会が増えて「楽しい」という。人とのちょっとした関わりが大事・・(有料記事です)[カナロコ]有料記事の為、最後まで読めないのが残念ですが、折角視察したからには、黒岩知事には、地域全体で支える仕組みを打ち出して欲しいですね。☄
2024年01月07日
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連休中日、昨日は初カラオケ、今日、明日はお散歩の予定の長男です。寮からは、年賀状の代わりに寒中見舞いが届いています。実は年末に訪れたリトミック教室で泣き叫ぶ子がいたので、もはや、この場は幼い子たちに譲って長男はもう片方のリトミック1つに絞ろうと、開催している事業所へ連絡したんです。何より長男は聴覚過敏で幼子の鳴き声に顔がひきつってしまうほど落ち着かなくなるんです。それを担当者に伝えると、「体験に来ているお子さんは障がいがある訳ではなく、ただなかなか環境に溶け込めないとの相談で、試しにいらしていたんです。なので、最初からいる方がやめられてしまうのは不甲斐ないのでもう少しチャンスを頂けたらこちらもそのお子さんを見ていこうと思います。すぐに決めずに、もう少し猶予を下さい。」と言われても、何も苦痛を負わせてまで連れてゆくのも可哀想なので丁寧にお断りして時折開催される、「大人のリトミック教室」には是非とも参加するつもりでいるとお伝えしましたよ。誰もが求める公共の場だからこそ、本当に必要な子どもが参加できるのが最もですよね。幼子たちばかりのリトミックはそろそろ場違いだと思い始めていたので丁度いいタイミングだったようですよ。(^_-)-☆グッドタイミング..(^^)/✌
2024年01月07日
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「発達障害は個性」親子が希望持てる社会へ 刑事捨て療育に挑む「エコルド」代表・北村耕太郎さん大阪府池田市に本社を置く「Ecold(エコルド)」は、障害のある子供たちの「療育施設」などを運営し、発達を支援する企業だ。代表を務めるのは、北村耕太郎さん(41)。発達障害と知的障害のある長男の誕生を機に、大阪府警の刑事の肩書を捨て、「療育」という未知の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つ。福祉とは無縁だった過去「『指さしがない』『無視する』など、健診で指摘された1歳半や2歳児の保護者からの相談が多くなりました」同社で昨年11月末、北村さんは現状を教えてくれた。静かな語り口調で元刑事の面影はない。発達障害は、発語や運動能力などに発達の遅れがみられる障害で、文字や計算の困難のほか、不注意や衝動性といった特性がみられることもある。療育とは、子供の特性を知り、個々に合わせた支援計画を立てて発達を促していく取り組みだ。エコルドは、未就学児から小学生までを受け入れ、直営施設1カ所のほか、フランチャイズなどで提携している施設は全国に約20カ所。直営施設だけでも支援している子供は100人近くに上る。「子供たちの一生に一度しかない2、3歳を預かる大事な仕事。生半可な気持ちでできることではありません。働く人も経営者も常に勉強する必要があり、専門性の高い施設を1カ所でも増やせれば」ただ、エコルドの立ち上げまでの道のりは平坦(へいたん)ではなかった。北村さん自身は大阪府警の元警察官。強盗や殺人などの事件を担当する刑事としてキャリアを築き、福祉とは無縁だった。転機となったのは、平成25年12月。長男が低出生体重児として生まれ、医師から発達に障害が出る可能性を指摘された。「『そうなんだ』と。これは大変だといろいろと調べ始めました」そんな中で、障害のある人が周囲の無理解による叱責やトラブルなどで孤独感や疎外感を募らせ、鬱病や自己肯定感の低下などを招く「二次障害」のことも学んだ。頭をよぎったのが、刑事として出会ってきた容疑者たちだ。「発達障害や精神障害のある人も多かった。将来、自分の子供が同じようになってしまうのではないかと、うっすら考えてしまうこともありました」今となっては、障害と犯罪に因果関係はなく、無理解な周囲の環境の影響が大きいと捉えられる。しかし、当時は夜に取調室で自分と息子が向き合う姿を想像した。「自分が警察にいても、結局犯人を逮捕することしかできない。この子のために何ができるのかを考えたとき、このままでは意味がないと思いました」その後、周囲の反対を押し切って辞職した。32歳。すでに昇任も決まっていたが、惜しくはなかったという。次の職は未定だったが、当初から起業は視野に入っていた。「後悔したこともたくさんありますが、当時は反対されるほど『逆にいけるんじゃないか』と勘違いして気持ちが燃えました。子供が生きやすいよう社会を変えたかった。それは警察官のままではできないことだったんです」週5でリハビリ付き添い「以前は障害に対して偏見がありました。『障害だからって甘いんじゃないのか』『言い訳にするな』と」北村さんは、かつての自身についてこう振り返る。子供のために警察を辞めたとはいえ、わが子に障害がある現実を受け止めるのには当初、抵抗を感じたという。長男はなかなか寝返りをせず、座ることもなく、ハイハイもしなかった。「めっちゃいい子でしたが、全然動かない」。心配して受診したクリニックの小児科で発達の明らかな遅れを指摘された。医師のさまざまな見解を求めて何カ所も医療機関を巡ったが、北村さんの不安をよそに「経過観察」という診断ばかりが積み重なっていく。そんな中で紹介されたのが、重症の心身障害児や肢体不自由児らの発達支援を行っていた医療型児童発達支援センター「吹田療育園」(大阪府吹田市)だった。障害と向き合い、懸命にリハビリに励む子供たちを初めて目の当たりにした。「将来子供が自立するのがいいのか、子供を全介助する生活になってもいいのか。決めるのはお父さんです。子供自身は決められないんですよ」決断を迫られた北村さん。衝撃を受けて尻込みしていたところ、理学療法士が長男の発達の遅れを説明し、毎日の通所を勧めた。「障害があるかもしれないとは思いつつも、『本当に通うの?』とショックでした。でも、妻は隣で『行かせたい』と言い、抵抗を感じたこと自体が偏見だったと気づきました」以降は週5日、自宅から片道1時間半をかけて、同センターに通う生活が始まった。通所は保護者同伴が基本のため朝8時に家を出て、帰るのは午後3時ごろ。「警察を辞めていなければ通えない」。周囲を見渡すと、母親が通所を担う家庭が多く、弁護士や医師などの職を辞めた人たちがいた。働けないことによる経済的な負担も大きく、北村さんは通所の合間を縫うように夜間のコールセンターのアルバイトを開始。仮眠の時間も削って、起業や発達障害について学んだ。「デンシャ!」北村さんは、長男の口から初めて意味のある単語が発せられた日のことが今も忘れられない。通所を始めて半年、電車のおもちゃを指さした姿を見て「しゃべった!」と、言語聴覚士と喜び合ったという。徐々に会話や歩行ができるようになり、2年後には同センターの卒業が告げられた。「うれしさと不安の両方がありました。卒業して本当に大丈夫なのかと」できることは増えていたが、同年代に比べると手先の不器用さや運動面の苦手はあった。専門家の療育を受け続けたい思いがあったが、提案された地域の支援施設などを調べても、作業療法士らが療育を担っている場所は少なかった。「行く場所がないなら、自分で再現しようと思った。これがエコルド創業のきっかけになりました」息子への経験生かし北村さんが息子の療育経験を踏まえた手法を多く取り入れている。一つは保育園などと連携した送迎支援。施設から送迎車を出し、園に直接子供たちを迎えに行き、帰りは自宅や保育園に送り届ける。そうすることで、保護者は子供を園に預ければ仕事に向かうことができ、時間や経済的な負担を回避できる。「保育園や幼稚園とも話し合い、園のルールにもオーダーメードで対応しています」施設内では、作業療法士や理学療法士、保育士らが専用チャットで密に子供の情報などをやり取り。保護者とは電話やメール、連絡帳ツールなど使いやすい手段で連絡を取れるようにし、すぐに相談にのる態勢を整えた。「子供たちは日々変わっていきます。その中で家庭の占める割合は大きい。子供だけでなく、保護者が笑顔でいられるようにすることが大切で、一緒にやっていきましょうというスタンスですね」一般に、子供の障害と向き合う保護者の精神的な負担は「らせん」に例えられる。障害に気づいたときに、まず訪れるのは絶望や悲嘆、将来への不安だという。「0歳のときはただかわいかった。『警察官になるのかな』『プロ野球選手を目指してほしいな』などと思いました。でも、障害を指摘された時点で思い描いた子育てとは全く変わりました」と振り返る。その後、手探りの中で専門家らと出会い、自分の子供の特性などを知って希望が見え始める。だが、いざ帰宅すると待ち構えている現実が、また感情をネガティブな方向へと引き戻す-。「感情が行ったり来たりを繰り返し、これがつらい。保護者が絶望に寄っていかないよう壁となり、少しでも希望に向けて押し戻す。それが私たちの役割なんです」北村さんには、警察官として交番勤務だったときの職務質問で、忘れられない出来事がある。後輩の警察官を指導する中、自転車で通りかかった10代の少年を呼び止めた。防犯登録を確認すると、別人の名義。交番内で問い詰めた。「名前違うで。盗んだんやろ。本当のことを言え」-。初めは「親に買ってもらった」と訴えていた少年が次第に挙動不審になり、最後は泣きながら「盗みました」と答えた。しかし、母親に電話で確認すると、中古の自転車を買っていたことが事実だと分かった。「発達がゆっくりな子なんです」。母親はそう説明した。かんしゃくがあり、困ると肯定してしまう癖もあるという。「彼の中に不安があって、挙動がおかしくなっていたことが今ならよく分かります。いきなり声をかけられて、否定されて、驚いたよねと。でも当時は『自供させてなんぼ』という感覚だった」。障害に無知だったころの苦い経験だ。文部科学省による令和4年の調査では、通常学級に通う公立小中学校の児童生徒の8・8%に学習面や行動面で困難があり、発達障害の可能性があるとみられる。特別な支援を行うかどうかは各学校の判断だが、うち約7割は支援が必要と判断されておらず、特性に配慮した通級指導を受けているのは10・6%にとどまった。「発達障害自体は以前より知られるようになりましたが、実際に療育までたどり着くのはごく一部」。ゆえに、少しでも間口を広げ、専門性の高い療育を普及させたいと、現在は保育園などへの発達支援施設の併設を支援する活動に取り組んでいる。幼児教育と同じように早めに始めれば、子供たちの人生が豊かになるのが療育。大人が壁をつくらずに通わせ、支援者側も専門性を高めていくことが重要だと考える北村さん。「障害を得意・不得意という個性で見てもらえるような社会になってほしい」。こうした思いで日々子供たちと向き合っている。◇きたむら・こうたろう 昭和57年、大阪府吹田市生まれ。同府立福井高校卒業後、専門学校在学中に広島県警に採用。平成21年から大阪府警に転籍したが、長男の誕生をきっかけに26年に退職。「二次障害にさせない社会つくり」を掲げて「Ecold」を創業。令和元年に法人化し、代表に就任。[産経新聞]今、逆に府警に戻ったらそれこそ素晴らしい刑事さんになられることでしょうね。☄
2024年01月06日
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長男が平日に自宅で寝るのも年末年始や長いゴールデンウイーク休暇のみだけど、今回新たな発見 夜明けに洗面所でドライヤーを掛けていたらその音に隣の部屋で寝ていた長男が反応していわゆる新生児反応(原子反射)で布団から両手を出してビクッと揺すっていたんです。勿論、無意識で本人は寝たままだっただけに、大人になってもこういう反応をしたのも今回新たな発見だったんです。本来は、生後数か月で消えるとされるこういう反射も、今まで気が付かなかっただけなのか、本当の意味で長男の感覚は純真無垢で全ての音をそのまま受け止めてしまうのかと彼なりの生きにくさを改めて目の当たりにしましたよ。^/^原子反射もろもろ...。o○(内容凄過ぎ・・。)
2024年01月06日
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発達障害の通級指導 都内4割以上の自治体で数か月程度の遅れ発達障害の子どもが、学校で学習や生活の困難を克服する方法を学ぶ「通級指導」が、検査体制の問題などにより、東京都内の4割以上の自治体で、利用に数か月程度の遅れが生じていることが分かりました。子どものなかには、不登校になるケースもあり、専門家は「支援の充実を急ぐべきだ」としています。発達障害の可能性がある子どもは、年々増加傾向で、全国の小中学校で8.8%、11人に1人程度いると推計されています。国は、こうした子どもたちに対する特別支援教育の1つとして、週に数回、ふだんとは別の教室に移動し、学習や生活の困難を克服する方法を学ぶ「通級指導」の充実を求めています。NHKがその現状について、都内すべての自治体(62)にアンケート調査をしたところ、56の自治体から回答を得ました。このうち、都内で「通級指導」の条件となっている検査の体制の問題などにより、利用に数か月かかると答えたのが、全体の4割を超える24の自治体に上りました。自治体からは「ほぼ毎日検査をしているが予約待ちは3か月」とか「検査までに4か月程度かかり、利用に半年近くかかる場合もある」などという意見がありました。また、慢性的な教員不足などにより、利用に数か月かかると答えた自治体も7つに上りました。専門家は「数か月の支援の遅れでも、学校での人間関係で苦しい思いをして、不登校になる子どももいる。行政は支援を充実させるべきだ」と指摘しています。専門家「支援を充実させることが重要」今回の調査結果について、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会の大関浩仁会長は「支援のタイミングを逃してしまうと、学校生活での失敗で心が傷ついたり、人間関係でとても苦しい思いをしたりして、不登校や自分の部屋から出ることも難しくなるといった二次障害になる子どももいる」と指摘しました。そして「子どもにとって学校生活という限られた時間の中での1か月や1年なので、子どもたちが、必要とする教育を受けることのできる環境を整えていくことが大切だ」と述べました。そのうえで「発達検査などは、行政の予算措置でクリアできる部分もあり、支援を充実させることが重要だ。また教員不足に関して、文部科学省は、年度の途中で通級指導の希望者が増えていく状況を前提に、教員を配置するべきだ」と訴えました。都内に住む小学5年生のミカさん(仮名)は、検査がすぐに受けられず、通級指導を待つ1人です。算数や体育などは得意ですが、漢字の読み書きが苦手で、発達障害の1つ、「学習障害」の傾向があります。ふだんのクラスでは、国語の授業で音読や漢字テストがあると「読むのが遅い」などと、からかわれたといいます。ミカさんの母親は「『読みがなを教科書に書いたら楽になるよ』とか、『どこを読んでいるのか分からなくなったら、線を引くといいよ』などのサポートがあるとよかった」と振り返ります。このため母親は、ミカさんに5年生から通級指導を利用させたいと自治体に問い合わせましたが、希望した検査の日時は予約が埋まっていたと言います。そして去年の夏ごろからほとんど学校に通えなくなり、好きだったバレーボールのクラブ活動にも参加できずにいます。ミカさんは「読むのが遅いことがトラウマになってしまい、学校に行けなくなったのかもしれない。6年生になるまでに行けるようにしたいです」と話していました。母親は「本人たちが頑張ろうと思っているうちに支援につながることが何より大切だと思います。もたもたしていると本人たちは諦めてしまい、すごく残念です」と話していました。[NHK NEWS WEB]とても深刻な問題を、実際に現場は抱えています。支援する教員の教育に増員も必要ですね。☄
2024年01月05日
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昨日の新年会の集合が10時だったので、9時に家を出た長男。普段は、5時半に起きて入浴、着替えに朝食を済ませて6時過ぎには家を出ていたんです。ただ、ここのところの急激な寒波の到来で作業所が開くまでの時間をずっと外で待っているのも可哀想なので、試しに、今日は7時に出るように伝え、カレンダーにも7時出発と記入。すると去年のカレンダーを確認し記入が無かったことを確かめた上で、今朝は朝食後自室に戻り、一時間テレビを見て過ごし、7時の時報とともに出て行ったんです。予定の変更もきちんと伝えれば柔軟に切り替えられる。この一年で随分と聞く力、それなりに納得して対応できる力が付いてきているのも、地域のスイミングやリトミックでの他者との関わりが増えているからかも知れないです。知識を学び取ろうとする意欲に生活が柔軟になることで少しずつでも長男の世界が広がること、今年は更に意識して関わって行こうと思っています。(^_-)-☆Heiwa..♡
2024年01月05日
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障害者グループホーム、横浜・金沢区で開設断念 住民反対「こんな施設ができるなら、お金があれば引っ越したい」横浜市金沢区に開設予定だった障害者のグループホーム(GH)が、近隣住民の反対を受けて断念していたことが分かった。運営会社などによる説明会では「住民感情になぜ配慮をしないのか」「お金があれば引っ越したい」などの発言が相次いだといい、入居者の精神的負担を踏まえて中止を判断したという。 GHは空き家だった同区内の戸建てを改修し、昨年11月に開設予定だった。日中は作業所などに通う知的障害者6人が、スタッフの支援を受けながら共同生活を送る想定をしていた。 しかし同10月、町内会からの要望で設けられた説明会では、地元住民から開設を拒絶する感情的な発言が相次いだという。説明会に参加した関係者らによると「こんな施設ができるなら、お金があれば引っ越したい」「(町内会の)全員が賛成しない限り、やらせない」などの発言があった。 運営会社代表の男性(48)は「悪者扱いされ、つるし上げのような状態だった」と振り返り、「『(入居者が)視界に入る』と言われた時、感覚が違い過ぎて理解できなかった。対話自体が困難だった」と話す。 説明会終了後、「入居者を守りきれない」という判断から当面の開設を断念。横浜市のGH新設事業に応募し、設置・運営の補助も決まっていたが、年度内に開設できなければ辞退せざるを得ないため、開設は最短でも2025年度にずれ込む見込みだという。情報提供を受けた市も町内会への聞き取りを行っており、参加者による差別的な発言があったことを確認した。神奈川新聞社[YAHOOニュース]なんとも切なく、残念な展開ですが、実際にまだまだこういう差別があるのは事実のようですね。なんとか事態が好転して開設の運びとなること、祈るばかりです。☄
2024年01月04日
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今日から夫は出社、そして長男も新年会です。成人祝いに勤続表彰があったので、長男も20周年表彰があるのかと楽しみにしていたのに、今年は20周年はなくて、30周年~・・。確か去年は20周年があったので秘かに楽しみにしていたんだけど、どうも長男の同期が多いからか、見送りになったようなんです。となると、次は10年後・・ ともあれ、みんなでお弁当昼食を食べて昼過ぎに帰宅しましたよ。明日からはいよいよ作業開始。今日は年明けの初日だったので、受注先の栄太郎さんからまたお菓子のお裾分けがあったようで持ち帰っていたようだけど知らない内に、一人で平らげていましたね。やはり、おいしいものは、一人で堪能したいようです・・。(^_-)-☆きみとわたしのうた..♬
2024年01月04日
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重度の知的障害もつ入所者の自傷行為を制止せず 障害者施設の職員4人が書類送検 入所者は死亡大阪府が運営する障害者施設で壁に頭をうちつける自傷行為をした入所者の男性に対し適切な対応を怠って死亡させたとして職員4人が書類送検されました。業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは大阪府が運営する障害者施設、「砂川(すながわ)厚生福祉センターいぶき寮」に勤務する大阪府の職員4人です。 警察によると職員らは去年5月、重度の知的障害などをもつ入所者の男性(当時26)が自ら壁に頭を数十回打ち付ける自傷行為を確認しながら適切な対応を怠り、死亡させた疑いがもたれています。施設の職員2人は男性の自傷行為を目撃していたにもかかわらず制止していませんでした。また、施設の責任者らは男性が7年前から複数回にわたり、施設の壁に頭をうちつけていたことを認知していましたが支援計画を見直しやヘッドギアを装着させるなど適切な対応をとっていませんでした。 警察の任意の調べに対し、職員2人は容疑を認め2人は否認しているということです。関西テレビ[YAHOOニュース]長年、入所している男性でも、自傷行為などの専門的知識がないと実際に対応するのも難しいのでしょうね。☄
2024年01月03日
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震災があっても、箱根駅伝が予定通り開催されてびっくり。次男の大学は今年は力が及ばなかったけど、参加できただけでも、その有難さを感じたことでしょう。その次男は、今年は年末年始と大人しく家で過ごしていたようで、いくら旅慣れていても今年は尋常ではなかったので、一安心でしたね。そして喪中葉書を出していても、見そびれてしまったのか、何通か年賀状が届いています。これでお年玉が当たったら、それこそ年頭の幸運ですね。(^_-)-☆冬の魔法...
2024年01月03日
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自閉スペクトラム症の天才料理人に重大な秘密が…『厨房のありす』スタート日本テレビ系ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜22:30~)が、きょう21日にスタートする。「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・八重森ありす(門脇麦)は、その特性ゆえ、人とのコミュニケーションが苦手など、様々な生きづらさを抱えているが、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論を基に、おいしくてやさしい料理を作る。彼女と暮らす心優しいゲイのシングルファーザー・八重森心護(大森南朋)。そして幼い頃から彼女を守る元ヤンの親友・三ツ沢和紗(前田敦子)。ありすの料理店に転がり込む謎めいた青年・酒江倖生(永瀬廉)。彼女を取り巻く人々が繰り広げると優しく温かい物語と、ありすをめぐる過去の事件の謎が解き明かされていくミステリーが描かれる。第1話は、幼なじみで元ヤンのホール担当・三ツ沢和紗と2人で切り盛りする「ありすのお勝手」に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生がやって来る。[マイナビニュース]新春の番組が始まりましたね。☄
2024年01月02日
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年末と三が日は時給が100円アップなので、末っ子も頑張ってお仕事しています。最近ではお昼を挟んで5時間勤務も頼まれるようになり、新たな店舗にもすっかり受け入れられて自信に繋がっているようです。去年までは祖母にお年玉を貰っていたけど、もう今年からはそういう収入もないのでやはり自分で稼がなくちゃと実感したのでしょう。私も大晦日と昨日の元日もお仕事。一年の計は元旦にあり、というけど今年もまた働き詰めの一年となりそうですよ。長男は夫と散歩に出たり、カラオケへ。新年会を控えて、微調整ののんびり正月です。(^.^)年末と三が日は時給が100円アップなので、末っ子も頑張ってお仕事しています。最近ではお昼を挟んで5時間勤務も頼まれるようになり、新たな店舗にもすっかり受け入れられて自信に繋がっているようです。去年までは祖母にお年玉を貰っていたけど、もう今年からはそういう収入もないのでやはり自分で稼がなくちゃと実感したのでしょう。私も大晦日と昨日の元日もお仕事。一年の計は元旦にあり、というけど今年もまた働き詰めの一年となりそうですよ。長男は夫と散歩に出たり、カラオケへ。新年会を控えて、微調整ののんびり正月です。(^.^)ぼくのお話..(^^)/✌
2024年01月02日
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被災された「自閉症・発達障害の人」を案じる~児童精神科医・佐々木正美さんのメッセージから普遍的に学ぶこと時を超えて寄り添うメッセージ児童精神科医として半世紀以上、子どもの育ちを見続け、お母さんたちの悩みに寄り添ってきた佐々木正美先生。逝去から6年経った今も、先生の残された子育てのについての著作や言葉は私たちの支えとなっています。2011年の東日本大震災に際して寄せられた佐々木先生のメッセージを、この度の能登半島大地震により被災され、不安な生活が続いていらっしゃる方々にエールをお送りする意味で再びお伝えします。佐々木正美さんが新聞に投稿した被災者の方々への思い東日本大震災が起こった当時、佐々木正美さんは福島県の「自閉症児を持つ親の会」とお付き合いがあり、震災が起こった3月にも講演を控えていらしたそうです。混乱の中ようやっと連絡がつくと、会の保護者の方たちは、避難所で過ごす子どもたちの対応に大きな不安を抱いていました。アドバイスを伝えるとホッとしたという声が数多く届いたことで、同じことを新聞で伝えたらより多くの被災地の人々に届くのではないかと考えた佐々木さんは朝日新聞の「声」欄に、ファクスで投稿をされたのでした。投稿は思いがけず掲載され、被災地だけでなく、全国から「こういう心を配っている人がいることに救われた」という声がたくさん届き、こんなことで力になれるのだと改めて思われた、と佐々木さんは語られました。 以下、投稿された当時の佐々木正美さんの思いをお伝えします。自分が守られていることを実感すれば、不安は和らぎます投稿記事のなかでつづった子どもへの対応は、自閉症や発達障がいのある子どもだけでなく、すべての子どもに共通して行っていただきたいことです。子どもは皆、親の不安を敏感に察知して、自閉症や発達障がいの子どもほどではありませんが、不安定になります。たとえば震災をきっかけに始まった、夜泣きや赤ちゃん返りのような行動はそうした不安のひとつの表れです。また、「地震ごっこ」をする子どもがいるようですが、それも何らかの不安を感じて行っているのだと思います。もし、お子さんがそうした不安定な行動をしていたなら、「してはいけないよ」と否定せず、温あたたかい目で見守って、「部屋に入ってパズルをしよう」とか、「ブランコに乗ろう」などと次への行動を具体的に簡潔に伝えましょう。重要なのは言葉をかけるより、子どもに寄り添い抱きしめてあげること。〝自分が守られている〟という実感がわくと子どもは自然に安定していきます。ひとつのことに集中することが不安の解消につながります今回の震災では、未来への不安や死への恐怖を抱いた親御さんも多いと思います。けれども、こんなときはあれこれ多くのことを考えず、ひとつのことに集中すると不安の解消につながります。たとえば今夜の夕飯を何にするか、子どもに何を着せるかなど、実に単純なことでいいのです。自分がしなければならないことを実行することで、ある種の自信や安心感が生まれ、それを積み重ねていくことが希望につながります。そして、それがひいては子どもの心の安定につながるのです。貧しく不自由な時代には家族の強い絆があった私は昭和10年生まれで、小学1年生になった年に第二次世界大戦が勃発。小学3年生から高校を卒業するまでは、東京から疎開して父の故郷である滋賀県の農村で育ちました。父は東京では軍需工場の工場長で、私たち家族はある程度豊かな生活をしていましたが、疎開をしてからは貧しい生活になりました。農村で田畑を持たず生きていかなければならなかった私の両親は、日雇いで農家の手伝いなどをしながら、懸命に3人の子どもを育ててくれました。それは過酷な生活で、学校へ持っていく弁当だけでなく、その日の食事にも事欠いたことがありました。今から思えば、私は母が子どもといっしょに食事をしている姿を見た覚えがありません。いったい母は何を食べていたのだろうと思います。私たち兄弟は、子どもなりにそうした貧しさを実感していましたが、自分たちの生活をひがんだり、卑屈になったことは一度もありませんでした。むしろ、自分たちの貧しさが村のなかでどの程度なのか兄弟で話し合うことができるくらい、貧しさを真摯に受け止め暮らしていました。なぜなら、私たち兄弟は両親が必死に働いて努力をして育ててくれていることを、知っていたからです。近隣の人たちや友人も、そんな私たち家族をさげすむこともなく、やさしく見守り接してくれました。人間は苦しみや悲しみといった困難をいっしょに乗り越えたとき、よりいっそう絆が深まります今なぜこんな話をしたかといえば、私は被災した日本人に、自分の子ども時代と同じことを思うからです。被災された方々の生活は、モノが不足して不自由でつらいものでしょう。しかし、食べ物を分け合ったり、助け合うといった人間の強い絆を目にします。その姿は世界の人々をも感動させました。 戦後、豊かで平和で自由な時代を生きた私たちは、物理的な豊かさを得た反面、人間関係をおろそかにして生きてきました。しかし本来、人間は人間関係が豊かでなければ、自分の存在意義や生きる価値を見いだすことはできません。 安易な気休めをいうつもりはありませんが、私は今回の震災は、そうした人間関係を修復する契機になるのではないかと思っています。 人間は喜びを分かち合ったときよりも、苦しみや悲しみといった困難をいっしょに乗り越えたとき、よりいっそう絆が深まります。多大な犠牲と代償を払いましたが、今後私たちは人と人との絆の大切さを、被災された方々の生き方を通して学ぶことになるのではないでしょうか。そして、家族や友人、地域社会の人たちと人間関係を紡ぐなかで、夢や希望を見いだすことができるようになると確信しています。【佐々木正美さん|児童精神科医】1935年、群馬県生まれ。新潟大学医学部卒業後、東京大学で精神医学を学び、ブリティッシュ・コロンビア大学で児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後、国立秩父学園や東京女子医科大学などで多数の臨床に携わる傍ら、全国の保育園、幼稚園、学校、児童相談所などで勉強会、講演会を40年以上続けた。『子どもへのまなざし』(福音館書店)、『育てたように子は育つ――相田みつをいのちのことば』『ひとり親でも子どもは健全に育ちます』(小学館)など著書多数。2017年逝去。半世紀にわたる臨床経験から著したこれら数多くの育児書は、今も多くの母親たちの厚い信頼と支持を得ている。*『いま、思うこと だから、伝えたい』edu増刊号(2011年)記事から再構成 HugKum[YAHOOニュース]戦争を経験された方の生き様は今回の地震でも感じますね。人間誰でも同じ、ただ表現の仕方が違うだけですね。安心材料が増えれば落ち着くものですね。☄
2024年01月01日
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義母が亡くなって初めてのお正月。今までお正月といえば、長男は義実家へご奉公に訪れていたので、今年はそれこそ初めての家族揃ってのお正月。少しはのんびりできるのかと思いきや、いつもと変わりなく家事に追われるばかり。いかに義実家に助けられていたのかが分かりましたね。長男も、カレンダーを覗いては特に予定がないのでいつもと違うと感じたようですよ。そして、E-テレを見ていると暫くぶりの地震警報に津波警報が流れ、以前の岩手の地震が蘇ったようです。年末のクリスマスには近隣で親子が整備工場から出てきた車に引かれて命を失う哀しい事故もあり、悪夢のような事件に震災が続き、ただただ、何気ない日常が奇跡のように感じる年明けとなったんです。拙いブログですが、本年もよろしくお願いします。(#^.^#)神様に感謝にしなければ..♡
2024年01月01日
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和種馬が発達障害の子供らをサポート 大阪・柏原にホースセラピー施設誕生日本伝統の在来馬による「ホースセラピー」を取り入れた画期的な児童発達支援・放課後等ディサービス「tenba」が大阪府柏原市にオープンした。NPO法人「MUKU」(大阪市)が、在来馬の活用に取り組む乗馬クラブ「和種馬ホースランド」(柏原市)と協働して実現した。MUKUの福井宏昌理事長は大阪市平野区で「運動療法」に特化した障害児通所支援事業所を運営。施設に通う子供の大半は発達障害だが、「まんべんなく物事をこなすことはできなくても、好きなことや得意なことは十分にできる傾向がある」という。そうした子供たちに、多様な経験の機会を与えて可能性を引き出したいと考える福井さん。新たにホースセラピー型福祉施設を模索したが、馬の飼育はハードルが高く、なかなか先に進まなかった。そんな中、知人を通じて同クラブの横山雅始代表と知り合い、和種馬が温厚でセラピーに向くことを知ったという。施設の利用は障害児通所受給者証を持つ3~18歳が対象。同クラブでのホースセラピーでは散歩や乗馬、馬の世話、馬を描くなどのカリキュラムを通し、情緒安定や筋力の強化、注意力や集中力の向上などが期待できるという。「日常生活の中で落ち込む子も多いけれど、別のところで力を発揮できる子もいる。馬や動物に興味があったり、何をすればいいかわからないでいたりするなら、一度気軽に来てほしい」と福井さん。同クラブでは道産子など12頭が活躍。「日本の在来馬を守る取り組みも同時に知ってもらえたら」と和種馬の周知にも貢献したい考えだ。 営業日は火~金曜の午後3~6時(土曜祝日は午後1時半~4時半)。問い合わせはtenba(072・959・5768)。 和種馬は日本固有種で、背高は110~130センチと小柄。おとなしく穏やかな性格が特徴。長野県天然記念物の木曽馬や、北海道文化遺産の道産子など8種類があるが、数が減り続け、現在は全体で約1700頭になっている。産経新聞[YAHOOニュース]素晴らしい取り組みですが、年齢制限があるのが残念ですね。☄
2023年12月31日
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一旦、店仕舞いしていた近所のお蕎麦屋さんが週に数回だけど営業を再開をしていて、いつもなら大晦日は午前中で閉めていたけど、今年はしっかり夜も営業していたので前もって予約して年越し蕎麦を食べに行ったんです。こういう時は蕎麦屋も、大晦日の年越し蕎麦のみの限定メニュー。いつもなら、カレーライスや鰻重を食べる長男も、限定メニューを見て納得。野菜天ぷら蕎麦を初めて注文。揚げたてのエビも尻尾までしっかり食べていましたね。蕎麦効果で胃腸が浄化されたのかその後お腹が少し緩くなったようでも、久しぶりの外食、堪能していましたよ。色々あった一年だったけど、なんとか無事に年末を迎えることができました。大変な時も、辛い時も温かいコメントに励まされた一年です。改めて、一年の感謝を込めて、ここでこの曲を。長男が好きだった一曲を・・。それが大事ありがとう・・。(*^_^*)
2023年12月31日
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膵臓の治療が自閉症の子どもの症状改善に役立つ可能性、テキサス大学研究報告膵臓の治療が自閉症の子どもの症状を改善か意外に思うかもしれないが、自閉症がある子どもの膵臓に対する治療が、行動面の問題の軽減に有効である可能性が、米テキサス大学(UT)ヘルス・マクガバンメディカルスクールの精神医学および行動科学教授のDeborah Pearson氏らによる研究で示された。この研究結果は、「JAMA Network Open」に2023年11月30日掲載された。研究グループは、食事からのタンパク質摂取とセロトニンやドーパミンなどの重要な神経伝達物質との関連がこの結果の重要ポイントだと説明している。これらの神経伝達物質がうまく働かないと、子どもの行動に影響が及ぶ。自閉症スペクトラム障害(ASD)のある子どもの多くはパスタやパンなどの炭水化物の多い食品を好む一方、タンパク質の多い食事には抵抗を示す。しかし、神経伝達物質の合成に必要なアミノ酸はタンパク質からしか得ることができない。そこで研究グループは、膵酵素の補充により膵臓でのアミノ酸の産生量を増加させることが子どもの脳に有用であり、脳の神経伝達物質の不足に関連する問題行動の軽減につながるのではないかと考えた。Pearson氏は、「ASDのある子どもには、しばしば易刺激性(怒りっぽさ)などの不適応行動が併発する。そのような場合に、副作用のリスクが低い介入で対処できるかどうかを明らかにしたかった」と説明する。研究は、3~6歳のASDがある子ども190人(平均年齢4.5歳、男児79%)を対象に実施された。まず、12週間にわたって実施された第一段階の研究では、ランダムに選ばれた92人の子どもの食事に1日3回、豚由来の高プロテアーゼ膵酵素(900mg、以下、膵酵素)をふりかけた。一方、残る98人の食事には偽の酵素(プラセボ)をふりかけた。この研究期間中、研究者や子どもの親には、どの子に何が与えられているのかは明かされなかった。その結果、膵酵素を摂取した子どもでは、親の報告に基づいた子どもの易刺激性や多動性、従順性のなさ、不適切な発言が有意に減少したことが明らかになった。これに対し、プラセボを摂取した子どもでは、このような変化は認められなかった。次の段階の研究では、24週間にわたって全員に毎日膵酵素が投与された。その結果、この期間も、子どもの親の報告に基づいた易刺激性や多動性、不適切な発言が有意に減少したほか、無気力、引きこもりの程度も低下していた。全研究期間を通じて、膵酵素投与と関連/無関連の重大な有害事象は1件も報告されなかった。Pearson氏は、「今回の研究では、神経伝達物質の合成に必要なアミノ酸の産生を促すと考えられている膵酵素の補充がASDの未就学児の行動面の機能の改善に関連することと、その副作用は極めて少ないことが示された」と説明している。なお、本研究は、研究で使用された膵酵素補充剤を開発しているCuremark社の資金提供を受けて実施された。(HealthDay News 2023年12月21日)[@DIME]自閉症児は幼い頃から偏食があるので、何かしら体内の働きにも影響がありそうですね。☄
2023年12月30日
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冬休みは相変わらず、朝カラに散歩と定番の予定をこなしている長男です。推薦図書の紹介です。歯いしゃのチュー先生動物でも歯が痛くなるそれも歯医者がねずみとはなんとも楽しいお話です。動物を通しての歯医者さん体験、検診も怖くなりそうですね。レコード大賞を観ていたけど、全く知らない歌手が出揃い、びっくりAKB48もすっかり出なくなりましたね。^/^
2023年12月30日
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知的障害の子、避難所で発作 どこへ行けば…無人旅館でしのぐ母能登半島地震により一部で孤立状態が続く石川県輪島市の鵠巣(こうのす)地区。地元住民らが避難していた旅館「ねぶた温泉海游能登の庄」では、一時は最大130人が避難していたが、近くの国道の通行が再開し、今朝、避難者がいなくなった。 ここで食事の用意などにあたっていた従業員の伊藤恵子さん(59)は「肩の荷が下りた」と安堵(あんど)感をにじませた。一方、自宅も被災しており電気と水道が通っておらず、この旅館で寝泊まりしている。電波状況も悪く、「どうにもならない」と途方に暮れる。 伊藤さんは知的障害のある息子(35)の避難先について悩んでいる。介助が必要な息子は一時、市内中心部の避難所にいたが、大人数がいる場所でてんかんの発作をおこしてしまうため、現在はこの旅館で寝泊まりしている。この日、寒さもあり、息子は風邪を引いてしまった。元々いた障害者施設はまだ復旧していない。伊藤さんは「せめて電気があるところにいければいいけれど…」と声を落とした。[朝日デジタル]日常生活が保たれなくなると一気に不安に陥りますね。☄
2023年12月29日
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長男、昨日が仕事納め。作業も午前中で終わり、昼食を食べて帰宅しましたよ。年明けの新年会までお休みです。長男の本棚にこの間のクリスマスプレゼントの絵本が仲間入りしています。気に入ってくれたようです。他に数冊お気に入りのがある中に、がんばれ はぶらしハーマンがあります。やっぱり歯医者さんには特別な思いがあるようで、何か不安になるとこの絵本を抱えています。お守り代わりのようなんです。一冊目がボロボロになったので、数年前に二冊目を購入しています・・。絵本は心の安らぎですね。(#^.^#)
2023年12月29日
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発達障害考える連載、本に 新書「発達『障害』でなくなる日」が朝日新聞出版から発売された。2022~23年にくらし面の「患者を生きる」を始め、紙面とデジタルに掲載された連載をまとめた。発達障害は、生まれつき脳の働きにかたよりがある障害で、注意欠如・多動症スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)などがあ…この記事は有料記事です。[朝日デジタル]発達「障害」でなくなる日 (朝日新書931) [ 朝日新聞取材班 ]、「変わるべきは誰?」との本の注釈に、もはや発達障害は少数派ではなくなっているのでしょうね。☄
2023年12月28日
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年末も近くなり、ついつい気持ちも急いてしまうけど、ふと、こんな絵本でも読んで少しでもゆったりした気持ちになれたらいいかなあすは、きっと朝晩と、隣の公園の入り口の落ち葉掃きをしているんだけど、昼間遊んだ子ども達が忘れて行った砂場用具が無造作に置いてあったりします。中には、慌てて家路についてお母さんが落としてしまったのか、鍵まで落ちていたりします。そして何より哀しいのがタクシーの運転手さんがトイレ休憩中にその場に捨てていくタバコの吸い殻・・。そういう運転手さんの運転するタクシーには乗りたくないな・・。と思ってしまいます。いくら運転が上手くても道をよく知っていても、世の掟を守れない大人は残念です。きっと公園で遊ぶ子ども達もそういう光景を見ているはず・・。いつか、吸殻が無くなる日が来ること祈る日々ですよ。(^'^)
2023年12月28日
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「発達障害を退職理由にするよう指示された」 日本年金機構の元職員が慰謝料求め提訴日本年金機構(東京都)で働いていた30代男性職員が1月12日、障害を理由に退職させられたなどとして、年金機構に対して慰謝料など約1200万円を求め、東京地裁に提訴した。訴状によると、原告側は「上司のハラスメントなどが原因で休業、その後、面談などで退職を強いられた上、発達障害の一つであるADHD(注意欠如・多動症)を理由にするよう書面で“指示”された」と主張している。日本年金機構広報室は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し「訴状を見ていないため、コメントをいたしかねる」と回答した。 原告代理人の嶋﨑量弁護士は、提訴後の記者会見で「働きやすい環境を整えるべきなのに、むしろ真逆の対応で極めて不適切。障害者雇用促進法の理念に反している」と説明した。 原告男性も会見に出席し「厚生労働省所管の組織なのに、理解がないんだなと思う」と話し、障害者への合理的配慮を社会全体で考えるきっかけになってほしいとの思いを述べた。 ●年金機構は「退職勧奨」などの事実を認めず 原告側の説明によると、男性は2018年4月に入社し、翌年7月に登用試験を受けて正規職員となった。その4カ月後、上司に叱責されたことなどが原因で、過呼吸・めまい・不眠などの適応障害を発症したという。2020年1月に休職し、同年3月には発達障害の一つ「ADHD」と診断された。 同年10月、男性が機構との面談で診断について告げた際、職員から「そういうことであれば、働ける場所はない」などと言われたという。その数日後に「退職願」のひな形と共に退職の手続き書類が送られており、その書類には注釈として「退職願の〝理由〟欄には、例えば『注意欠陥多動性障害にて通院加療中であるが、現状では復帰することが困難なため』等と記入(略)してください」との記載があったとしている。 男性は「当時は精神状態も悪く、そうせざるを得ないものだと思ってしまった」といい、機構側の指示通りに記入し送付。12月末に退職に至った。 原告側によると、上司が机を叩くなどしたり、苛立った態度で接したりした行為などが原因で強い心理的負荷がかかったことは、2022年に労災として認定されている。一方、年金機構側はこれまでの交渉で、上司の行為や退職勧奨の事実は認められないと回答しており、今回の提訴に至ったという。 ●原告代理人「法の禁じる差別的取り扱いだ」 嶋﨑弁護士は「内部のハラスメント相談室に連絡し、労働局での調停もあったが、機構側は向き合ってこなかった。裁判所を通じて責任を問うていきたい」と述べた。2016年に施行された改正障害者雇用促進法では、事業主による差別の禁止や合理的配慮の提供の義務を規定し、厚労省が細かく指針も出している。 「本来ならば事業主として原告の障害を把握し、それに応じた合理的配慮をすべきところ、むしろ障害を理由に退職を強いたのであり、法の禁じる差別的取り扱いだ」(嶋﨑弁護士) 2018年におこなわれた日本年金機構の運営評議会議事録には、委員からの問いに対する機構側の回答として、このような記載がある。 「障害者の雇用については非常に重要なことと考えており、全国の年金事務所・事務センターで、有期雇用職員、無期転換職員として配置している。2019年度から、障害者の法定雇用率(国、地方公共団体等)が2.5%へ引き上げられるが、機構における直近の雇用率はこの基準を超えており、引き続き取り組んでまいりたい」弁護士ドットコムニュース編集部[YAHOOニュース]奇しくも厚生労働省の管轄の組織で実際にこういう勧告がされていたとしたらやはり不甲斐ないですね。☄
2023年12月27日
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冬休みに入り、長男の寮へ。除湿剤に芳香剤の交換、また下着の補充に床の敷物を持ち帰って洗うことに。障害者施設で抜け出しての事件が多い中、この寮は自室から小学校の校庭は見下ろせても、一切窓は開かない、はめ込み式の設計になっていて換気は全てエアコンのみ。たまには扉を全開にして空気を入れ替えを、と訪ねる度に換気を心掛けていますよ。そうそう、先週最後の日に、賞味期限が近いカレーのルーを持ち帰ったので、早速吟味することに。温めなくてもいいカレー、ちょっとした軽食にも使えて、備蓄できる保存食も種類が豊富になりましたね。(*^^)vCoCo壱番監修 尾西のマイルドカレーライスセット 3036非常食 保存食 カレー ココイチ カレーライス 防災 防災食 食品 防災用品 尾西 尾西食品 【D】My Dear..♡
2023年12月27日
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「自閉症で避難所に行けない」“災害弱者”のケアが課題 輪島市の「福祉避難所」は2か所のみ【news23】避難生活が長引く中、“災害弱者”のケアの必要性が高まっています。自閉症の息子を持つ母親は「団体生活が難しく、避難所に行けない」。ただ、こうした家族らを受け入れる「福祉避難所」は輪島市内で2か所に止まっています。課題が山積する現場から、藤森キャスターが報告します。住民の孤立に加え、対策が必要なのが災害弱者のケアです。自宅が被災した岩崎香さん(46)と、小学6年の息子・佑輝さん(11)。自閉症の佑輝さんは生活環境の変化に敏感。親の判断で避難所は諦め、一家は崩れかけた自宅で過ごしていました。岩崎香さん「飛んだり跳ねたりもするし、大声も出しちゃうし。団体での生活は難しいかなと思ってはいますけど、周りの理解と…みんな大変な時なので(難しい)」特に配慮が必要な人を受け入れるのが、福祉避難所。障害のある人や高齢者、乳幼児や妊産婦などが対象です。余震が続く中、自宅での生活に危険を感じた岩崎さん。受け入れ先を探し辿り着いたのが、現在、福祉避難所となっている、障害者のグループホームです。避難後、佑輝さんは少し落ち着きを取り戻したといいます。岩崎香さん「比較的おとなしくしてくれているのかなとは思うんですけど、こだわりとかもあって、すぐにはなじんでくれなくて。ご飯とかも好き嫌い、偏食もあるし、お皿が違うだけでも駄目なので。この子なりに頑張っていると思うんですね。慣れない環境なので」輪島市には福祉避難所が25か所ありますが、現在、受け入れができているのは、この施設を含め2か所だけ。職員や施設そのものが被災しているためで、3か所目が開設されるめどは立っていません。こちらの女性は当初、障害のある息子たちと通常の避難所に身を寄せましたが、2日後、その避難所を出ました。母親「もう一人の子は色んなことに興味があるもので、次から次から触ろうとするんですよね。物をちぎったりとか、そういうことがあるもので、触ったりできないというと、余計にパニックになってしまって。“障害があるということはわかっているんですけど、しっかり見とらな駄目や”と言われて、それがやっぱり結構ショックで…」今、親子が避難しているこちらの施設は福祉避難所ではありませんが、自主的に障害のある避難者を受け入れています。しかし、施設側もギリギリの状態です。支援施設「一互一笑」管理者 藤沢美春さん「スタッフが1人倒れていますし、1日から不眠不休で、皆さん自分の家をほっておいて来ているので。ただやっぱり皆さん、使命感ですかね。障害のある方や高齢の方だったり、災害の時にきちんと逃げられる、避難できる場所を、全国で色んな地域で支援してあげてほしいなと思います」共同生活が難しく、自宅で我慢する人々も…2次避難所の新設が急務小川彩佳キャスター:取材した藤森さんに伝えてもらいます。藤森祥平キャスター:取材させていただいた孤立した地区は、震災が発生した初日から、何とか皆さんやりくりして過ごしています。自宅にあった食べ物とか飲み物とかを、かき集めて持ち寄った。今もです。持ち寄った灯油は発電機用に使い、わずかな明かりとストーブで数日間、耐え忍んでいるということです。それから薬など、どうしても必要なものは、土砂崩れの寸断箇所を自分たちで越えて、市の中心部へ寒さの中1時間以上かけて歩いて取りに行った。車の使えない状況の中でも、少しずつ物資を整えて集めていったということですが、他の地域からの被災情報は届いていませんので、怖い思いをしながら皆さん協力し合って、避難の生活を送っているということです。そんな中、ようやく(地震から)9日目になって、自衛隊による空からの物資が届きました。これによってかなり安心した声が広がったそうですが、その先にもまだ孤立している地区がいくつもあり、その地区ともらった物資を分け与えているということですから、十分な備蓄という状態にはまだまだ程遠い現実があります。小川キャスター:それぞれ状況も、そしてニーズも異なってくると思います。藤森さんはさまざまな避難所を取材したということですけれども、1週間以上が経過して、今の避難所の課題というのは、これもまちまちだとは思うのですが、どういったところにあると感じていますか。藤森キャスター:さまざまな中でも、やはり生活用水の確保の重要性を皆さんおっしゃっています。ろくにまだトイレが使えない状況が広がっていて、川の水を自分たちで何度も何度も汲みに行ったりですとか、雪解けの水を使って自分の髪の毛を少し洗うなどしているということです。どこの避難所も衛生面、感染症の心配をしている状況で、マスクや消毒用のアルコールも十分足りません。また、情報収集があまりできないところというのは、噂レベルで不安を煽るような情報にすごく敏感になってしまうということで、これがまた不安をかきたてるという悪循環を生んでいるようです。さらにもう一つお伝えしたいのは、共同生活をすることが難しい人たちに対するケアの問題です。たとえば障害のある方ですとか、持病があったり、細やかな医療ケアが必要な方々が多くいらっしゃいます。この避難所で共同で生活する人が難しいという状況です。そういった人たちは、もう自宅で我慢して生活を続けるしかない。自分たちでまた物資を調達しに行かなくてはいけないということです。急激な環境の変化についていけない人もたくさんいますので、今回お話を聞いた方々も安心して過ごせる福祉避難所の開設が、一刻も早く進んでほしいと願う声が集まりました。輪島市内ではもう、すでに満員状態の避難所もあります。いわゆる災害関連死など、命の危険につながるような、そういったものを解消するために2次避難所などを新たに設けることは、非常に重要な視点で取り組まなければいけないと思います。ただ、1人1人皆さんのさまざまな声を聞かないと、作ったからみんながすぐに移動できる、どこか遠くの地域に移動できる、そんな簡単な話ではありません。課題は山ほどある中で、そういった皆さんの声を聞きながら、先のことが見えないという声も大事にしながら、まずは人命救助、そして復旧活動を少しでも加速するよう願うばかりです。【TBS NEWSDIG】前の記事に関連した避難所の様子、ただ事ではないこと、政治家にはきちんと認識して対処して欲しいですね。☄
2023年12月26日
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定期が切れたようで、夫、今週から自宅通勤です。さすがに真冬の何もない実家は底冷えして、お風呂も昔のホーロー風呂なので、焚いて入ってもあまり温まらないと、2日置きのシャワーにしてもそれはそれで昔の風呂場は冷蔵庫状態。風邪引かれても困るし、お風呂に入らないとそれこそ不衛生なので、定期が切れたのを理由にまるで訪問者のように夜は戻ってきます。義母の事故の賠償金も年越しとなりそうだし、家も売りにも出せない、義母も納骨できないまま、年越しとなりそうですよ。^/^夜の訪問者..☽
2023年12月26日
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自閉症の息子、避難所連れて行けず「限界」 追い詰められた家族能登半島地震の被災地には、障害者や介護が必要な高齢者ら、一般の避難所で生活するのが難しい人たちが少なくない。国は自治体に対し、そうした被災者を受け入れる「福祉避難所」を開設するよう求めている。しかし、計画通りには進んでいない現状がある。「もう限界です。このままでは家族が壊れてしまう」 5日、石川県輪島市の中心部にある障害者福祉施設「一互一笑(いちごいちえ)」に一人の男性(50)が訪れ、声を絞り出すようにして伝えた。 対応した職員に対して男性が語ったのは、障害のある子がいる一家が、地震発生からの5日間を必死な思いで過ごしてきた経験だった。 男性は妻(46)、重度の自閉症の小学6年の長男、小3の長女の4人家族。市中心部から約8キロ離れた集落で暮らしている。1日の激しい揺れの後、急いで外に避難しようとしたが、長男は混乱して靴を履こうとしなかった。男性が背負って車の中まで運んだ。 倒壊の恐れがある自宅には戻れない。しかし、一家は避難所で過ごす選択もできなかった。 長男は環境の変化に敏感で、食器や家具が違うだけでご飯が食べられなくなる。室内で跳びはねたり、建物を飛び出そうとしたりすることもある。旅行では周囲に迷惑をかけないようにと、必ず角部屋を選んで宿泊する。普段から、息を潜めるように暮らしてきた。 そのため、長男を連れて多くの人が集まる避難所に行くことはとても想像できなかった。「避難所に行けば、息子がうろうろするのは分かっている。人に迷惑をかけられないと思った」 自宅の隣にある離れの一室には、男性の高齢の母親が暮らしていた。地震によって壁が落ちて、窓ガラスが割れていたものの、自宅に比べれば損傷が少なかった。離れの一室で、母親を含めた5人で過ごすことにした。 しかし、生活は徐々に行き詰まっていく。長男はタブレット端末でお気に入りの動画を見るのが日課だが、充電が切れると落ち着かなくなった。布団の周りをぐるぐる歩き回り、ストレスで指や歯茎を血が出るほどかきむしった。そんな兄の状態を見て、長女も精神的に不安定になってしまった。余震で、いつ部屋が倒壊して下敷きになるかも分からない。 もう限界だった。地震から5日目、男性は長男が放課後等デイサービスで利用したことのある「一互一笑」に出向いた。事情を話し、支援を求めた。 同施設は、輪島市と協定を結んで災害時に障害者らを受け入れる「福祉避難所」に選ばれている。家族は、福祉避難所の存在を知らなかったという。窮状を聞いた管理者の藤沢美春さん(55)は、すぐさま市内にある障害者らの支援施設に、一家が一緒に暮らせる個室を確保した。 藤沢さんにもまた、重度の自閉症がある次女(28)がいる。男性の苦しみは手に取るように伝わってきた。「自閉症の人はこだわりが強く、いつもやっていることができないとパニックを起こして、自分を傷つけ、じっとしていられなくなる。迷惑をかけることを恐れて、避難所に行かずに車中泊や自主避難をしている障害者とその家族は、たくさんいると思う」 施設に入ったことで、長男は少しずつ落ち着きを取り戻したという。男性は、「施設に入ることができると聞いたときは、ほっとして涙が出た」と胸をなでおろす。一方で、「周りへの迷惑を考えると、仮設住宅やアパートで暮らすこともできない。今後のことを考えると不安ばかり」とも語った。毎日新聞【YAHOOニュース】福祉避難所の存在は知っていても、いざという時にはなかなか思考が及びませんね。普段からそういう場所を見学したり、訪ねてみる体験も必要なんでしょうね。☄
2023年12月25日
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いよいよ今年最後の映画鑑賞になりそうです。その42作目は・・PERFECT DAYS「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。共演に新人・中野有紗のほか、田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら。カンヌ国際映画祭では男優賞とあわせ、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。(作品紹介文より)何気ない日常の中で、日々のルーテインワークをこなす主人公に何かと修行が降り掛かっていく様子は、きっと誰にでも起り得ることだけど、すべてをそのまま受け入れ向き合う姿に徐々に観客も吸い込まれていく・・。主人公の役所広司始め、最後には石川さゆりや三浦友和まで現れそれぞれの人生に関わる主人公の様子がまた人情味があってほっこりさせられます。渋谷の街の最新型のトイレも随分とマスコミに取り上げられていてもなかなか出向く機会はないけど役所さんの清掃に取り掛かる様子がすっかり板についていて、随分練習を重ねたんだろうと頭が下がる思いでしたね。(^_-)-☆
2023年12月25日
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愛してるのに「恥ずかしい」…ダウン症の弟がいる少年の成長を描いた映画が「完璧を求める社会」に問うもの ダウン症の弟がいる男の子の成長を描くイタリア映画「弟は僕のヒーロー」(ステファノ・チパーニ監督)が12日に公開される。弟を愛しているのに彼の存在を「恥ずかしい」と感じてしまう複雑な感情に向き合いつつ、陽気な家族の愛情が詰まった作品。原作者ジャコモ・マッツァリオールさん(27)は「数珠つなぎの感情を見せたかった」と語る。 弟の誕生に胸を躍らせる5歳のジャック。長い入院を終え自宅に来た弟ジョーはみんなとちょっと違うが、両親から「ジョーは特別な子」と聞き、さらに喜ぶ。しかし、思春期になると成長がゆっくりな弟を「恥ずかしい」と感じるように。高校生になり、好きな女の子に「女きょうだいしかいない」とつい噓(うそ)をつき、大騒動に発展してしまう。◆「唯一無二の弟」を主人公にした動画が話題に ジャコモさんは2015年、「自由で、唯一無二の存在である弟を知ってほしい」とダウン症のある弟ジョヴァンニさん(21)を主人公にした動画をユーチューブで公開した。共感を呼び、映画の原作となる同名小説の執筆につながった。ジャコモさんは映画の脚本にも参加。「弟がやらかしたエピソード」を盛り込み脚色もしたが、ジャックの感情の揺らぎはジャコモさんが経験したものだ。「弟ができる喜びや期待があったのに、弟を恥ずかしいと思うようになってしまった。弟への愛情は変わらなかったのに」と振り返る。◆他のきょうだいに恥の感覚はなかったなぜ恥ずかしいと感じたのか。同じ環境で育ったきょうだいに恥の感覚はなく「私の勇気がなかった」と認めつつ、社会の問題が大きいと指摘する。「完璧であることを追い求める社会で、若者は自分に足りないものに拘泥するようになってしまう」。ダウン症に対する社会の差別や偏見が積み重なり「僕たちきょうだいの誠実な関係が侵食され、自分の中にネガティブな要素が生まれた」。画ではそんな恥の感情を、ジョーや家族の愛が温かく包み込む。「ジャックのしたことは間違いだけれど、自分の中の恐怖が間違った行動を引き起こした。恐怖は自分の中にとどめず外に出さなきゃだめ」と作品に込めた思いを明かす。◆「ダウン症って最高」日本のユーチューバーも共感 「ジョーが頑張る姿に感動した」「ジョーが生まれたシーンはうちも同じだった」。東京都内で先月、ジャコモさんのトークショーがあり、ユーチューブの「けん太チャンネル」で発信しているダウン症のあるあべけん太さん(36)と兄の安部俊和さん(42)が感想を語った。映画に、ひとりで下校するジョーを家族が見守る場面がある。けん太さんも3年前にひとり暮らしに挑戦、買い物などを何度も練習し、今は自分のペースで生活を楽しむ。俊和さんは「3時間かけてご飯を食べたり、本人に心地いいリズムで自由に暮らせている」。 けん太さんは「ダウン症って最高。障害者やLGBTQもすてきなので、差別をやめてほしい」と呼びかけた。ジャコモさんは「ダウン症だけでなく誰にでも限界はある。超えられるように助け合うことが歩むべき道だ」と語った。【東京新聞】障がいの有無に関わらず、兄弟間には相性もあり、肉身だけに難しい部分もありますね。☄
2023年12月24日
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