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pomodori_rossi @ はざくら2005さん なかなかウィットに富んだ表現で、唸って…
はざくら2005 @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business っていうのがい…
pomodori_rossi @ 86netさん お久しぶりです。 甘く見ていたら、下り…
86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…
pomodori_rossi @ はざくら2005さん 伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…
2007/06/09
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カテゴリ: 小説の本棚



劇団ひとりの処女作で、2005年本屋大賞の1冊。
画面で見る劇団ひとりとは違う一面を見せてくれるのだろうかと、
勝手な期待をして読み始めた ...

期待は見事に裏切られ、ちょっとネクラで自虐的な主人公たちが
繰り広げる短編5話は、まさに劇団ひとりの持ち味だった。
ところがどの短編もキラリといい。

いずれのストーリーも、ある一点でクロスオーバーしており、
伊坂幸太郎 のような 「ふふふっ」 感が楽しめる。


自然に吐露されたような
読みやすい文章は好感が持てた。





道 草 生きることに疲れた中年男。
 ...吐き出す煙のどこまでが煙草の煙で、
どこからが白い息なのか ...

は心に残る文章だった。お見事

拝啓、僕の
アイドル様
TV版 「電車男」 に出演していたせいもあって、
主人公に劇団ひとりが重なった。
アイドルを追いかけるオタクのネガティブイメージは無く、
むしろ優しさを強く感じた作品。

ピンボケな私 友人のミキに、まんまとやられた ...

Over run 「神様のレール」、「神様コール」 に爆笑。
パチスロにも 「神様…」 がほしかったな ...
いかにものEndingながら、文章に勢いがあって、
しかもうまくまとまっていた 浅田次郎 風の作品
鳴き砂を
歩く犬
...僕が答えるより先に鏡の中の僕が
大きく縦に頷いていた ...


雷太の正体にドーパミン出まくり ...






いわゆる話のオチと笑いのツボは同じなのかもしれない。
劇団ひとりの才能に期待し、これからも応援したくなった。
次は、路線を代えて違った一面を見せてほしいが ...

満足度は堂々の ★★★





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Last updated  2007/06/09 11:12:25 PM
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