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カレンダー
毎月地味に書き留めている、娘の成長記録である『つぶやき』日記ですが、今月はまさに彼女のつぶやきに驚かされっぱなし。
これまでは文章で話せても、『~が食べたい、飲みたい、したい』という欲求を満たすための、本能的な発言が多かった娘。
それが今月からは、あ、この子は想像力や記憶力がついてきたなーと思わせるような、表現力に満ちて、的を得た発言が多くてびっくり。
たとえば、長い、大きい、暗いというような形容詞は知っていても、暗い部屋に入ったら『くらい!』と言う、スパゲッティを見て『長い!』という、というように、その形容詞だけを使って直感的に物事を表現していたのがこれまで。
それが今月からは『大きいブランケットをちょうだい』、『暗くなったね』、といった具合に、その形容詞・形容動詞を使ってより豊かな表現が出来るようになりました。『暗くなったね』を聞いたときは感動したわ。
そんな娘の最近のお気に入りは、『~みたい』という表現。
似ている、ということ、どこかで見たことがある、ということです。
お友達の〇〇君が持っているのと同じ靴を靴屋で見かけ、『〇〇君みたい!』とか、通っている教室の先生が習い事の教室でやっていたのと同じように絵を描いたりはさみで紙を切ると、『〇〇先生みたい!』
こっちが覚えていないことでも、子供はよく見てるなーと関心。
そんな彼女の洞察力を体現したのが、この写真。
ぼけててわかりにくいけど、ソファーにごろっと寝そべって遊んでいる娘。
一緒にパズルをしていたのですが、この姿勢のまま、ふと顔をあげ娘が私に向かっていった一言。
『ダディみたい!!』
もう、私、大爆笑!!
だって、のぶおちゃんって普段こうしてソファにごろんと寝そべって本を読んでるんだもん!
いやー、本当に子供ってよく観察してるわ。
言葉の発達で付け足すなら、いまだに長い単語が言えず、『おかばん』はいつになっても、『おばかん』。
朝、保育園に行く用意をしながら、独り、『おばか~ん、おばかん、どこ~?』とおカバンを捜し求める娘。いつかビデオに撮っておこう。
そんなおもろい彼女、パズルにはまってます。
2歳になる頃習い事の教室で初めてパズルをやって、かなり悪戦苦闘した娘。
ピースをあわせて絵を作る、というコンセプトがわからず、4ピースでもひーこら言ってました。
が、ここ1・2ヶ月で急に形に対する興味が出て、三角、四角、〇を覚えたと思ったら、一気にアルファベットのパズルを完成させていました。
このパズル、それぞれの文字を正しい穴にはめるだけ、なのでアルファベットの読み方がわからなくても、順番がわからなくても出来ます。いわゆる、未就学児用。
でも、一緒に座って数回このパズルをしただけで、文字の形の違いがわかったらしく、それからは独りで、ものの数分で26文字完了。
そこでパズル熱に一気にスパートがかかり、数字のパズルに始まり(娘は数字の1~10よりアルファベット26文字が覚えやすかったみたい)、12ピース、30ピースと難易度の高いものを求めるように。
私も地図や国旗が好きなので、娘が図形好きなのは、うれしい。
でも、でもね。正直、勘弁して、と思うこともあるのよ。
だって、朝の出かけ間際のばたばたしてるときに、どうしてもパズルを5セット完成させたいとか、眠くてふらふらになってるのにパズルがやりたいとか、困るんです。
どうにかこのパズル熱をコントロールしたい、今日この頃。
他には、服を脱ぐ、着る、靴を履く、が自分でできるようになりました。
あ、もちろん靴は紐でなくベルクロです。
それからお絵かきでは線を引くのがうまくなり、直線と丸がかなり上手に書けるようになりました。
そしてお絵かきでびっくりしたのは、これが描きたいというテーマを持って描き始めたこと!
以前ならただただ線を引くのが楽しくて、クレヨンやチョークでぐるぐるぐる、と書きなぐっていた娘ですが、この間お絵かき帳に何か丸くて上のほうに線が引いてあるものを描いていたので、まーちゃん何描いたの?と聞いたら、
『りんご。』
これには、開いた口がふさがりませんでした。
りんごが描きたいと思って、でもりんごが目の前にない、りんごって丸いよな、頭に茎が付いてるよな、と思い出しながら、彼女なりに記憶の断片からりんごを再構築して、一生懸命りんごを描いたのでしょう。
うまくいえないけど、何かを表現したい、という感情が2歳でも芽生えている、という事実に感動しました。
さー、今月も大成長を遂げた娘。
来月はどんなことしてくれるかな?
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