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2009.10.01
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ドラゴンズの立浪選手が正式に引退を表明した。

昨年オフから今シーズン限りでの引退を公言していたが、
そのラストイヤーを飾るべく残した今年の成績は素晴らしい。
もちろんここまでの生涯成績も球史に残るものである事は間違いない。

私が一番記憶に残るのは高卒ルーキーでの開幕ショートスタメンだ。
当時のドラゴンズのショートには宇野選手がいた。
ドラゴンズの中では押しも押されぬレギュラーだった。
が、その宇野選手がキャンプで立浪選手の守備を見て、
『 守りでは叶わない、サードへ行く。 』

ショートで開幕スタメンを張るだけでも大変なことなのに、打順も2番だった。
シーズンを終えて打率は2割そこそこだったが、
シーズンを通してショートを守ったことが評価されて新人王に選出された。
その後の中軸としての活躍は数字が物語る。

『 代打専門になり、守備と走塁が衰えました。 』
このコメントには驚き、感服した。
こういう考えの選手だからここまで活躍できたのだと思うし、
こういう考えを持つように導いた球団、指導者がいたからこそだろう。
高卒ルーキーでレギュラー、しかも新人王。
同じような状況でデビューしても、伸び悩む選手のほうが多い。
そうでなかったのは立浪選手自身の力でもあるし、


翻って見たときにベイスターズのふたりを思う。
出来る力がありながら、十分に出し切らない選手ふたり。
打つことのみに意識が強くあり、守備や走塁でポカをやらかす。
守備と走塁が衰えた、貢献できないから、と引退する立浪選手から何か感じないものか。
そういう不満をふたりに覚えるのは私だけでなく、かなりのべイスターズファンに多いだろう。

決して選手のみの責任だけではない。
個人の数字を高く評価するのはいいが、
それがチームの勝ちにどのくらい貢献したかを厳しく査定しているのか。
疑問符がついても何も言えないだろう。

本当の一流選手とは、強いチームの主軸とは、
この事を改めて考えた昨日の立浪選手のコメントだった。












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最終更新日  2009.10.01 10:31:10
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