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2009.11.21
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〈 変革へ本気の補強 〉



獲得交渉中にある外国人選手の名前が挙がった。

MLBパイレーツ傘下の3Aで今季プレーしたブートチェック投手。
台湾、統一7イレブン・ライオンズでプレーしたカスティーヨ選手。
31歳と28歳と年齢も行ってない。
クローザー経験のあるMax154kの右腕と、
MLB傘下から台湾野球を経験したセカンド本職のオールラウンド内野手で右打ち。
確かにベイスターズの足りない部分を補おうとする意図は十分に感じる。
これに加えてスレッジ選手の獲得調査も続行中との事。

本当に期待していいのか。

私の考えではカスティーヨ選手を獲りに行くのは納得だし期待したい。
中南米の選手独特の身体能力で二遊間の底上げをしてほしい。
韓国野球よりも台湾野球の方が日本野球には近いとされる。
その経験もいい。

ブートチェック投手についてはやはり不安が大きい。
日本野球では、球の速さよりも大事な事があるからだ。
それはコントロールとセットからの投球。
言わずもがなのスライドステップなどである。
昨年のヒューズ投手、今年のウオーランド投手、マストニー投手ともに
この部分で対応できずに期待された役割を果たせなかった。

それならばシコースキー投手を獲得に行ったほうが無難だと思う。
そのシコースキー投手もパ・リーグでは活躍するが、セ・リーグだとそうでもない。
読売時代の投球はまだ記憶に新しい。
彼とて細かいプレート捌きが上手いわけではないが、
やはり日本野球を何年も経験している強みがある。

そもそもクローザーを外国人投手に任せようとする点が気になる。
12球団でも外国人をクローザーにしているチームはほとんどない。
ベイスターズは契約交渉のまずさからクローザーを引き抜かれた苦い経験もある。
私は山口投手をクローザーに置いて、セットアップを外国人投手にするべきだと思っている。
そこにはシコースキー投手は適任だと思う。
そして、その前の6回、7回を真田投手や高崎投手、加藤康投手に期待したい。
もちろん石井裕投手の復活も期待したい。

スレッジ選手の獲得にも私は懐疑的だ。
確かに勝負強さはあるだろう。
その事は今年のプレーオフなどで証明されている。
ただ、それはパ・リーグでの話だ。
セ・リーグの投手に対応できるかどうかに不安が大きい。
そのくらいパ・リーグとセ・リーグの投手は違うと思っている。
力勝負中心のパ・リーグ投手と変化球が多く弱点を徹底的に突くセ・リーグの投手。
この差にスレッジ選手は対応できるのか。
年俸も今年よりも上がる契約になるだろうから1億5千万は下るまい。
それならジョンソン選手を現状維持か微減で残留させたほうがいいと思う。
タイプが似ているから余計だ。
スレッジ選手に打率は高くは求めていないだろう。
効果的な一発、打点を期待しているはずだ。
ならばジョンソン選手の今年とてそれなりの働きはしている。
打率こそ2割ちょいだが、本塁打、打点は出場試合数を考えれば稼いでいると思う。
加えてセ・リーグにはDH制がない。
1年フルに守っていけるのか。
その不安も大きい。
ベイスターズには1塁手や外野手は多い。
ある意味今は過剰気味だ。特に左は。
その点、ジョンソン選手はダミーに近いがサードを守れた。
スレッジ選手は1塁もレフトしか守れないし、それさえも不安が大きい。

昨年までの補強とは明らかに違い、本気度が伺える今年のオフだが、
未知数の外国人選手よりも、日本野球経験者の方を優先したほうがいいのではないか。
ましてニーズにあった選手がFA状態になっているのだから。
私はそう思うのである。












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最終更新日  2009.11.21 10:28:39
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