日本では、今まで英語は外国語として扱われてきました。つまり 英語はEFL(=English as a Foreign Language)だったわけです。 また、カナダのケベック州(フランス語圏)やフィリピンなどで、英語を公用語として使っている地域では、英語をESL(=English as a Second Language)つまり第二言語として学習しているととらえられます。 つまり、今までは、英語を母語として話す話者以外が英語を学習する場合のスタンスは、EFLかESLのどちらかに分類されていました。
しかし、2000年頃から、学者の中からも英語をEILととらえようという動きが出てきており、今までの英語学習の流れを変えようとする向きが出てきたのです。 Larry SmithのEILという考え方が代表例です。EILとは、English as an International Languageのことで、英語を米国や英国の言葉として見なすのではなく、国際語としてとらえる考え方です。 同様の考えで、Braj Kachru のWE(=World Englishes)という考えもあります。