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最近、クールで知的な役どころが多かったアンソニー・ホプキンスでしたが、バート・マンローは「彼らしい」って思えるほど嵌まり役でした。〈ストーリー〉ニュージーランドで暮らす63歳のバートの夢は、伝説のバイク“インディアン”でライダーの聖地アメリカのボンヌヴィル塩平原で世界記録に挑戦すること。年金暮しの彼は倹約に励み、隣家の少年の協力も得て廃品を利用してバイクの改良を試みるが、なかなか渡航費まで手が届かない…。日本公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/<STAFF>監督・・・・・ロジャー・ドナルドソン 製作・・・・・ロジャー・ドナルドソン、ゲイリー・ハナム 脚本・・・・・ロジャー・ドナルドソン 撮影・・・・・デヴィッド・グリブル 編集・・・・・ジョン・ギルバート 音楽・・・・・J・ピーター・ロビンソン<CAST>バート・・・・アンソニー・ホプキンス ジム・・・・・クリス・ローフォードフラン・・・・アニー・ホイットルトム・・・・・アーロン・マーフィいや~。ハラハラしたけど楽しかった!ストーリーもテンポ良く、人柄というのもあってか、次から次へと上手いぐらいに進んでいくんですよ。こういった作品にはありがちではあるかもしれませんが、観ていて気持ちがいいです。バートの破天荒な行動や行く先々で出会う人達も、長い旅を楽しませてくれました。そして何より、バートの人生哲学が良い!オカシなものもあるけど、胸が熱くなるというか心打たれます。歳をとっても変わらずに情熱を傾けられるものがあるって良いなぁ~。※1月末日までイクスピアリにて「インディアン」を展示しているそうです。 くわしくは公式サイトのNEWSをみてね。
2007.01.24
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ゲイがどうしても話題になるけど、複雑だからこその様々な想いがあって、軽視出来ない作品でした。心に染みわたる感じで、いつまでもじんわりと残ります。<ストーリー>1963年、ワイオミング。ブロークバック・マウンテンの農牧場に季節労働者として雇われ、運命の出逢いを果たした2人の青年、イニスとジャック。彼らは山でキャンプをしながら羊の放牧の管理を任される。寡黙なイニスと天衣無縫なジャック。対照的な2人は大自然の中で一緒の時間を過ごすうちに深い友情を築いていく。そしていつしか2人の感情は、彼ら自身気づかぬうちに、友情を超えたものへと変わっていくのだったが・・・。海外公式サイト: http://www.brokebackmountain.com/ 日本公式サイト: http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/ <STAFF>監督・・・・・アン・リー 製作・・・・・ダイアナ・オサナ、ジェームズ・シェイマス 製作総指揮・・ラリー・マクマートリー、ウィリアム・ポーラッド、マイケル・コスティガン 他原作・・・・・アニー・プルー 脚本・・・・・ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ 撮影・・・・・ロドリゴ・プリエト<CAST>イニス・・・・ヒース・レジャー ジャク・・・・ジェイク・ギレンホール アルマ・・・・ミシェル・ウィリアムズ ラリーン・・・アン・ハサウェイ 原色に近いくらいの空と緑。ブロークバックマウンテンの美しく雄大な自然を観ていると、普通をしている(装っている)事が馬鹿げているように思える。イニスとジャックがこれほどまでに惹かれ合い、あの時を大切に思っているのは、きっと色んな柵から解き放たれて、本来の自分の姿で向き合い、惹かれていったからじゃないかな。だから2人の恋愛に純粋さを感じるんだと思う。山を下りて、それまで通り普通に戻っても、どこかで違和感を抱いていたと思う。再会のシーンは、画面から溢れ出るくらいの強い思いが伝わってきて、思わず魅入ってしまいました…(^^)
2007.01.21
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後味が悪い作品。でもこういった事って、あり得ない話ではないから怖い…。<ストーリー>マノロはマイアミに拠点を置くラテン系アメリカ人向けタブロイド番組の人気TVレポーター。彼と番組プロデューサーのマリサは、子どもばかりを狙う連続殺人鬼“モンスター”を取材するため、エクアドルへとやって来た。そして被害者の子どもの葬儀を取材中に彼らは偶然、急に飛び出した少年が車にひかれる現場に居合わせる。運転していたのは真面目な聖書販売員のビニシオ。彼は興奮した群衆に取り囲まれ集団リンチに遭い、やがて逮捕収監されてしまう。翌日、留置場を訪れたマノロに、ビニシオは番組の力で冤罪を晴らして欲しいと懇願、その見返りに“モンスター”に関する極秘の情報を提供する、と申し出るのだった・・・。日本公式サイト:http://www.tabloid-movie.jp/<STAFF>監督・・・・・・セバスチャン・コルデロ 製作・・・・・・アルフォンソ・キュアロン、イサベル・ダバロス、ベルサ・ナヴァロ 他 製作総指揮・・・フリーダ・トレスブランコ 脚本・・・・・・セバスチャン・コルデロ 撮影・・・・・・エンリケ・シャディアック 音楽・・・・・・アントニオ・ピント<CAST>マノロ・・・・・ジョン・レグイザモ マリサ・・・・・レオノール・ワトリング ビニシオ・・・・ダミアン・アルカザール イバン・・・・・ホセ・マリア・ヤスピク ロハス警部・・・カミロ・ルスリアーガ 人間の内にある凶暴性だったり、弱さだったり、欲だったり…そんな負の部分が実にリアルな映像とともに描かれていて怖くなります。DVDの特典映像に別バージョンのエンディングがあるのですが、それもまた後味悪い。きっと、つまらない欲により行動した時点で、後味の悪い結果になる事は決まっていたのかもしれませんね…。
2007.01.20
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明日を約束されていない暮らし…決して普通とは言えないけど、本来あるべき家族の姿がココにはあると思う。<ストーリー>60年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された両親と共に、名前や髪の色を変え各地を転々と逃亡生活を送る少年ダニー。彼がニュージャージーにやって来た時、その地で音楽教師をするフィリップスに才能を認められ、またその娘ローナと恋に落ちる。そんな折、両親を訪ねてきたかつての同志が銀行強盗で逮捕される・・・。<STAFF>監督・・・・・・シドニー・ルメット 製作・・・・・・エイミー・ロビンソン、グリフィン・ダン 原作・・・・・・ナオミ・フォナー 脚本・・・・・・ナオミ・フォナー <CAST> ダニー・・・・・リバー・フェニックス アニー・・・・・クリスティーン・ラーチ ローナ・・・・・マーサ・プリンプトン 子を思う親の気持ち。親を慕う子の気持ち。それぞれの思いが丁寧に描かれている良作だと思います。役者の演技も自然で、感情移入もしやすいため、心に残るシーンがたくさんあります。特にラストのシーンは、家族の愛が、切ない別れの中にも素敵な未来を予感させる良いものでした。何度観ても犬を車から降ろすシーンは、悲しい…。
2007.01.16
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戦争の非情さと、クリスマスという日が如何に神聖で、特別な日かが伺える作品。<ストーリー>1914年、第一次大戦下のフランス北部デルソー。わずか数十メートルを隔てて築かれた2つの塹壕。一方には優勢に進めるドイツ軍。もう一方にはスコットランド軍の援軍を得てねばり強く戦うフランス軍。激しい戦闘が続き、両軍とも譲らぬままやがてクリスマスを迎えようとしていた。そしてクリスマスの日、ドイツ軍の塹壕にはたくさんのクリスマス・ツリーが飾られた。その日、花形テノール歌手のニコラウスは、皇太子の前で歌を披露することになり、本国からやって来たソプラノ歌手の妻と久々の再会を果たす。御前コンサートを終え塹壕に戻ってきたニコラウスは、ツリーを手にノーマンズ・ランドへ歩み出ると、素晴らしいテノールを響かせた。すると、スコットランド軍はバグパイプの伴奏で応じた。いつしか最前線には、3ヵ国の兵士たちによる“聖しこの夜”の合唱がこだました・・・。海外公式サイト: http://www.joyeuxnoel-lefilm.com/(仏語)<STAFF>監督・・・・・・クリスチャン・カリオン 製作・・・・・・クリストフ・ロシニョン 脚本・・・・・・クリスチャン・カリオン 撮影・・・・・・ウォルター・ヴァン・デン・エンデ編集・・・・・・アンドレア・セドラツコヴァ 音楽・・・・・・フィリップ・ロンビ<CAST>アナ・・・・・・ダイアン・クルーガー ニコラウス・・・ベンノ・フユルマン オードベール中尉・・ギョーム・カネ パーマー司祭・・ゲイリー・ルイス ポンシェル・・・ダニー・ブーン ホルストマイヤー中尉・・ダニエル・ブリュール 実話を基に作った作品らしいのですが、実際にダイアン・クルーガー演じる女性は、存在していたのかなぁ?凄い違和感を覚えるんですが…本当のところどうなんでしょう。この夫婦を抜きに作品を考えると、とても良い作品に感じるのになぁ。勿体無い。歌に誘われてという切っ掛けはあったものの、各国の指揮官がみんな素敵な人で、この人達が指揮官として同じ戦場に居たからこそ起きた出来事なんでは無いかと思うと、クリスマスという事もあって運命的なものを感じますね。敵同士だった兵士達が、人と人として向き合い、互いを知り交流を深めていく姿は、ホッとして笑みさえこぼれる。
2007.01.14
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冬の陽射しのように暖かくほのぼのした物語。それだけに最後は寂しさと悲しさで涙しちゃいました。<ストーリー>1950年代初頭。急速に近代化が進んだキッチンでは、使う人の行動パターンを知るため様々な調査が行われていた。スウェーデンの“家庭研究所”では独身男性を対象にした台所調査を実施することになり、多くの調査員が調査対象者宅へと派遣された。“馬”がもらえるからと調査に応募したノルウェーに住む初老の男性イザックの家にも、中年の調査員フォルケがやって来た。しかし、イザックが手にしたのは赤い馬の人形。やがて、フォルケは台所に奇妙な監視台を設置すると、イザックの観察を開始する。調査対象と一切交流してはならないという規則を律儀に守り通すフォルケに、イザックは不信感と敵対心を募らせるのだったが・・・。<STAFF>監督・・・・・・ベント・ハーメル 製作・・・・・・ベント・ハーメル、ヨルゲン・ベリマルク 脚本・・・・・・ベント・ハーメル、ヨルゲン・ベリマルク 撮影・・・・・・フィリップ・オガールド 音楽・・・・・・ハンス・マティーセン<CAST>イザック・・・・ヨアキム・カルメイヤー フォルケ・・・・トーマス・ノールシュトローム グラント・・・・ビョルン・フロベリー イザックとフォルケの間にあった壁が静かに溶けて、心を通わせていく過程はクスッと笑えるほどに観ていて可愛い。特にイザックは、とても楽しそうに笑い、愛おしそうに椅子で眠る姿にキュンとさせられました。こんなにも人の温もりが優しくて、切ないものだったなんて…。そんな色んな想いがじわ~っと心に染込むように伝わってくる。馬の存在も悲しかったけど良かったなぁ。
2007.01.08
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