だから、ベルリンは駆け足でもしかたない。
17世紀東洋の陶磁器を手にしたヨーロッパ各国はこんな陶磁器を自分たちも作りたいとこぞって開発を始める。
ザクセン王、アウグストも錬金術師ヨハン.フリードリッヒ.ベドガーを幽閉し、開発に当たらせた。
競うのはわかるけど、「幽閉」か・・・
それも「錬金術師」・・・
選ばれたくなかっただろう・・・
そして、ベトガーは幽閉をとかれることなく、30代の若さで没。
工房に入ると一つ一つの工程の部屋に分かれていて、すぐ近くで作業を見せてもらえる。
お兄さんのポロシャツにはさりげなくマイセンの2本の剣マーク。
昔、日本の有田焼の絵付けを複製した頃、ザクロはヨーロッパで知られていなかったので、みんなそれを玉葱だと思った。
だからマイセンの有名なあの柄は「ブルーオニオン」。
こうして見て行くと、自分たちにしかできない技を持った職人さんはすごいなぁと思う。
細ーい、持ち手がシャープペンシルみたいな筆でこんなのを書いているのかー。
個人的にはマイセンの人形の顔よりリヤドロの顔の方が好き。
食器はウエッジウッドの方が好き。
マイセンのカップは私のしまりのない口にはなじまない。
マイセンで紅茶を頂くとき、どうしてか口角から紅茶がこぼれる。ヘン?!
いや、しかし、ここにあるマイセンの美しいことと言ったらこの上ない。
写真では細部まで見えないかな・・・
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