デニムデザインの虜です!

デニムデザインの虜です!

2008.01.17
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「なぜ、ロレックスを買うのにわざわざスイスのブッフェラー宝飾店で買うの?」

スイス「ブッフェラー宝飾店」HPの写真です。
ブッフェラーカタログ
これは「カタログ」です。

さて質問のお答えですが、「ロレックス社」は時計産業のなかでは「新参者」なのです。そこで、世間で信用を得る為には欧州の貴族などのハイソサエティーの中で信頼を得なければなりませんでした。どんなに優れていても「認めてもらう」事が必要だったのです。

そこで、スイスで最も信頼のある時計・宝飾店であった「ブッフェラー」で販売してもらう事で「ロレックス」の名声を得たのです。
つまり、「ブッフェラー」なくして今の「ロレックス社」は存在しないのです。その為、「ロレックス社は慇懃無礼な会社体質」にも関わらずブッフェラーには頭が上がらないのです。
「ロレックス社」は新作の発表も曖昧であったり、生産個数を公表しなかったり販売代理店に難癖をつけたり、納品が不規則であったりなど販売業者泣かせの一面もある会社なのです。

ところが「ブッフェラー」で探すと他に無いレアな時計があったりするのです。また貴族や富豪などの優良顧客からの依頼を「ロレックス社」にムリを承知で依頼できるのも「ブッフェラー」だから可能なのです。
昨日の写真の下方にGARANTIE(保証書)が写っていますがそこにある印刷文字 「Bucherer AG」 と販売日時のゴム印と販売責任者のサインが写っています。
コレは「水戸黄門の印籠」 みたいな物なのです。レアな時計であって尚且つこの「印籠」があれば「万~数百万円単位」の価値に変貌するのです。

安い新品「ロレックス」は世界中にたくさん存在します、また国内の「エバンス」などで購入すれば10年補償もあります。ただ、将来の価値や「夢」を考えるなら「ブッフェラー」から売られた「ロレックス」を日本国内で探すのも面白いのです。

時計と言うのは、販売代理店で売られる「正規品」と個別の「バイヤー」が海外から様々な時計を仕入れて、小売店で売られる二通りの方法があります。そのような「バイヤー」は、売りやすい「ブッフェラー」で仕入れた時計を持ち歩く事も多く(信頼できる商品としての補償がある)そのような商品は小さな時計店に卸されます。国内にも安心できる小さな小売店がありますが、このような時計の中に「レア物」が混じるのです。


私は16歳~18歳、高校生の時に時計宝石店でアルバイトしました。
その時その店の店主から良く聞かされました「ダイヤモンドでもルビーでも1000万円以下のサイズは皆クズなんだよ!時計さ、最高のメカとその時計の成り立ちの方が価値あって面白いんだ」と・・・。
時計にクズダイヤをたくさんつけて「豪華そうに」宝飾しても時計の価値は余り変わらないのです。買うとき500万円の宝飾時計が売るときには半分以下の価値も無くなります。つまり元から宝石の価値などないのです。「時計」部分の価値にしか換算できないのですな・・。

私の父は現役で生存していますが、若い頃良く私に言いました。「男は自分自身のために時計を選び、一生使い続けろ」と・・・。そして「自分が引退する時に子供に託せ」と・・・。
私が父から引き継ぐ時計は決まっていて、オールプラチナ製の「ロレックス・デイデイト」です。見た目はシンプルで見た目も「ステンレス製」に見えるので、煌びやかに見えません。もう40年近く使っているのではないでしょうか?私もこの年になってやっと「欲しい」と思うようになった時計です。

しかし実際、父子の「相続用の時計」は何も「ロレックス」である必要もなく、自分が気に入った「シンプルで信頼のあるブランド」の「手巻・自動巻き」の機械式であればいいと思うのです。
壊れても直しながら使い続ける、そしてオーバーホールなどのメンテナンスも行う。

そして100年位経ったときは「価値ある」家宝になっているのです・・・。


さて、我家の長男は現在「私の服」を共有しています。今年50歳になるオヤジと今年20歳になる長男が「同じ服や靴」を共有している事に家内は呆れていますが、今まで時計だけは共有を許しませんでした。

ただし、昨年の12月から「デイトナ」以外の時計、すべての共有を許しました。大学生には生意気な時計ばかりですが、「高額な時計を腕にはめる緊張感」を体験し「価値」と大事にする気持ちを学ばせたかったからです。

最初の頃は大学に行く際に喜び勇んで「オメガ・パシフィックオーシャン」「ブルガリ・レッタンゴロ」「フランクミュラー・クレージーアワー」「ロレックスGMTマスター緑」「ブライトリング」など20点以上を毎日日替わりで使っていましたが、一通りワンサイクルすると、すべての時計は私の保存ケースに戻り、以後は全く使わなくなりました。

実は、内心はハラハラドキドキ物でした。物によっては150万円越えの時計もありましたから・・・。

たった1ヶ月で、彼なりに「身分不相応」の物を持つ「むなしさ」に気付いたのです。
最近は全てにおいて、「格好」に気取りが無くなりました。それまでは一人っ子で、我侭に育ちましたが、やっと自分の「身分」を知ったようです。

今はすべて「自分でアルバイトをして、その稼ぎの中でしかお金を使わない」し、お小遣いもいらないと言い、贅沢も言わないし、家のことや私の仕事も進んで手伝うようになったのです。

人間、ここまで変化するのでしょうか?

時計に関しては、2年前に自分で購入したクオーツの「E・アルマーニ」以外使っていないようです。


長男は言いました。「お父さんのデイトナは絶対売らないでね、それ以外の時計はいらないから。」

私は、デイトナ以外で「使うなら欲しいのあげるよ!」と言いましたが、「卒業して就職したら自分で買う」との事・・・。

つまり、学校に高額なフランクミュラーなどを着けて行くような「暴挙」にも、
「お父さんから一人の男として自分が信用されているんだと思ったから、自分で買える男になろうと思った」と言うのです。


なんか、作戦大成功です!当然ですが「じゃ、お父さんが死んだらこのデイトナを末代まで守ってくれよ!」と命令しました・・・・!

これでいつでも安心して死ねる!
私的、オヤジの生きてる意味?それは死んでも末代まで覚えていてもらう事ですな・・・・。「物=時計」を通じてですが・・・。





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Last updated  2008.01.17 02:45:21
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