デニムデザインの虜です!

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2011.11.04
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それは、親友宅に集まって久しぶりに騒いだからである。「久しぶり」と簡単にいってしまったが20年ぶりにだうだろうか?いや、30年ぶりになるのだろう?
先ず、その親友との付き合いは小学生のころからなので40年以上続いている。その奥様が小学生の低学年の頃からお互いに知っている。つまり私の実の兄弟より付き合いが長いと言う感じ・・・。
それでも人生は異なりそれぞれの道に進み、住む処も変わり一般的にはどうしても疎遠になってしまうものである。
ところが不思議な事はあるもので、「赤い糸」ではないが何かの「えにし」が働くのだろうか?
彼の診療所が家内の実家の墓がある寺からすぐ傍に開院していたのである。
当然、家内の親戚は近くに多く駅前の歯医者も親戚だし当然私の仕事として訪問する機会も多かった。

なので、その親友宅には毎年少なくても2~3回は立ち寄りする事があるのだが、お互いに仕事が忙しいので、どうしても長くて30分位しか落ち着いて話す事は出来なかったのである。
そのような彼らと一番ゆっくりと話す事が出来たのは、私が入院中の2月にわざわざお見舞いに来てくれた時の事である。
まさか自分がベッドに横たわり、そんな形でゆっくり語る事になるとは思っていなかったしその後の自分を想像することもできなかった。
彼ら夫婦が帰った後、寂しさ、情けなさ?なぜか涙がポロポロと涙が落ちて止まらなかった。
眼を閉ざすと昔の頃の様子が次々と目に浮かび思い出してしまったからだった。

そんな自分がまさか、昨日のように自分で車を運転し訪問できるようになるとは想像できなかったのである。さらに今回は二人にとって師匠のような女性も一緒だった。
二十代の頃は彼も私も独立心が強く、自宅でノンビリするようなタイプでもなく当然だが今のようにTVゲームなんかも存在しない時代だ。
するとそのような金の無い若い男が集まれる「巣」みたいな場所を求めて?行き着いた先が、その女性が管理していたスポーツジムなのである。
親友の彼は真剣に体を鍛え、いい加減でナンパな私は休憩所として毎日のように入り浸っていた。
もちろん金も払えないのでジムの「会員」ではないただの無断の居候だった。
それでもその女性は私達を見て見ないふりと言うか「愚痴を聞いたり」逆に人生の先輩としての話をしてくれたりしていたのである。年齢的には20歳以上年上の独身女性なのだが私達たちから見れば先生のような?お姉さんのような?付き合いだったと思う。
その方は経営者の友人と言う事だけでそのスポーツジムの管理をしていたのだが、女性写真家としても有名な方で、私も親友もお互いの結婚式の写真すべてその女性にお願いした程である。
その方は幾度となくガンを患い、それを乗り越えて来た本当に精神力も強い女性だ。

実は胃ガンで胃を全部摘出ししてしまった状態での闘病中にお見舞いに行ってみたら、その女性は「のり君、私ってこんな体なのに今お寿司が凄く食べたい・・・」
・・・と言っていた。なので、今回体が回復して元気になった姿を見聞きして、どうしても親友宅の夕飯に伺う前に、私からお昼ごはんをご馳走してあげたかったのである。
それも「お寿司」を・・・。
でも、親友宅に近い場所にある私が知っている本格的な寿司屋だとその方は絶対に遠慮して敬遠してしまう都言う事を考えて、地元の「ファミレスタイプ」の入りやすい?お寿司・日本料理のお店に入る事を最初から予定してそこで「お寿司」をご馳走する事ができた・・・と言う訳である。
これで僕の約束はOKと言う感じ。
その方や家で待っていた親友にも悪い事をしてしまったようでもあるが、私も親友もその女性に喜んでもらいたかったのは同じだったので、勝手ながら昼夜の役割分担をさせていただいたのだ。

・・・で当然のことながら親友宅では最高の時間を過ごす事が出来たのである。
親友もイタリアが好きだし、私も「イタリアかぶれ」だと言う事をご存じだったので夕食はイタリアンでのおもてなしと言う事だった。
イタリアンで
まさか彼女(奥様)がここまで料理ができるとは想像もできない程凝った料理だった。
先ずは「バーニャカウダ」だが、そのソースが最高でまるで「カニみそ?」でも入っているかのような濃厚さがアンチョビから引き出された味がとても生野菜と合っていて、いくらでも野菜が食べられる。
そして自宅で栽培された「バジルソース」のニョッキ。このバジルソースも美味しくてパンに塗って食べてしまったくらいである。さらに「ピザ」に至っては生地から焼き上げる本格派で言う事無し。
・・・で肉料理は親友自らが調理した男料理「蝦夷鹿」のソテーが加わった。
蝦夷鹿のソテー
そうなんです。以前このブログで紹介した私のジビエ料理「鹿肉のステーキ」に使った貴重な肉は彼から分けていただいた物なのです。
鹿にせよイノシシにせよジビエ、つまり野生の肉と言う物は「臭いのでは?」と思われるでしょうがそれは誤解なんです。先ず仕留めた後の「処理」がすべてであり、正しく処理された肉と言う野生の肉は人間が造り出したA5ランク?の牛肉とは正反対の自然の美味しさがあるのです。
口では美味く言い表せませんが、皆さんが普段食べているマグロやカツオだって的確な「処理」をしていなかったら生臭くて食べられないんですよ・・・。
それと同じなんです。

宴もたけなわ・・・。不意に患者さんが来る事になり、お客人を含めて彼は治療の準備を始める為に出て行ったのだが、カメラマンであるその女性も「診察室の様子を撮りたい」とダイニングから全員が出て行ってしまったのである。
私は自由に動き回れる体でも無いので残っていたが、テーブルの上には食べた後の食器が沢山並んでいた。
いつも我家ではこのような状態の食器の後始末は私がやっているので、無意識に汚れた皿をキッチンに運んでいたが、「あ、そうだ。自分の家じゃないんだ・・」無意識とは恐ろしいもので・・・。
しかし意外と「自分流」の後片付けってある物なので、とりあえず流しの傍に運ぶだけにしておいた。
そんな状態で最初に戻ったのは、親友のご長男のお嫁さんだった。3月にお子様が生まれると言う大きなお腹なのに、キッチンに戻るなりその汚れた食器を一人で洗い始めたのだ。
それを見ていてつくづく良いお嫁さんが来てくれたと思っている。
他人が言うのも変だが、私の親友の子ども達3人もなぜか他人には見えない。
自分の息子と同様に気になってしまうのだ。
ご長男の結婚式のときだって、親友が皆をさしおいてボロボロ泣いている姿を見て「なんでオヤジが感動しているんだ」なんて言いなが私も涙がポロポロと出ていた・・・。
普段は怖い?オヤジだってやっぱり子供がかわいくて仕方が無いのだ。
なので「私が譲ったジーンズを子供達が大事に履いている」なんて話を聞いてしまうと嬉しくてしょうがない。
すると今度は彼の奥さんにも喜んでもらいたいとも思うし、新しく増えた綺麗な若奥様にも喜んでもらいたい・・・。と思うのである。







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Last updated  2011.11.05 03:24:09
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