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猫の十戒

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2006/07/14

何故猫ちゃん達にとって年１回のワクチン接種が必要なのかと言うと、やはり長く楽しい時間を共に過ごす大事な家族なのですから、口の聞けない猫ちゃんの為にも家族であるオーナー様が守ってあげるしかないからです。まして１つのかけがえのない命なのですからワクチン予防をしていなかったなんて言うミスは命を育てる上で絶対に許されないミスだと言う事を知って置くべきだと思います。
現在の猫ちゃんのワクチンは３種と５種があります。(ちなみに海外では７種も)完全室内飼いであれば５種を接種する必要はないと思いますが、３種は毎年年１回は必ず受けるべきだと思います。
ある方からのまた聞きになりますが、外に１回も出していないから獣医さんから３年に１回位で大丈夫と言われたって言う話を聞きましたが、やっぱり猫ちゃんの最低限の安全を考えるならば年１回のワクチン接種は受けるべきだと思います。何故ならば外に出さないからと言って大丈夫と言う事はないからです。猫ちゃんに移る感染症などは人間を媒介にして衣服、靴などから家の中に持ち込み猫ちゃん達に感染する恐れがありますし、ベランダに出ることによりウイルスや細菌に接する可能性もあります。それに日本で発売されている猫ワクチンは、全て1年に1回の接種を推奨しています。
これまで、複数回接種と、その後毎年１回の追加接種が勧められてきましたが、この接種間隔について、アメリカでは２～３年に１回接種でよいとされています。
これについては、接種率と効果という２点について日本との違いによるものと思われ、日本では全体の１０～２０％の猫しかワクチンを接種していないのに対し、アメリカでは５０％以上の猫がワクチンを接種しているので、ウイルスの汚染状況が違うといえます。
日本では、他の猫あるいは他の猫と接触した飼主を介してウイルスに接触する可能性が高いのです。
そして、日本では２～３年に１回の接種でワクチンの効果が十分に期待できるということが実際にはわかっていないからです。このようにワクチンを接種することによってかなりの高い確率で大事な家族である猫ちゃん達の命を守ることが出来るので、年１回のワクチン接種は最低限の義務だと言う事を認識すると良いでしょう。