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2017.07.10
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カテゴリ: 映画を観たよ
小栗旬主演のサスペンス映画を観た。

〇ストーリー

仕事熱心だが,妻と息子をおろそかにする刑事・沢村は〈カエル男〉による雨の日に起きる猟奇連続殺人事件を追う。その被害者たちの共通点は,10年前の〈幼女樹脂詰め殺人事件〉の裁判員・裁判官だったということだった。それを知った沢村は,必死に妻と連絡を取ろうとする。何故ならば彼女もその裁判員の1人だったからだ。だが一歩遅く,妻と息子も〈カエル男〉に誘拐されてしまった。沢村は,ある特徴に気付き,〈カエル男〉に1人迫って行く。果たして彼は,家族を取り返すことが出来るのか?

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小栗旬,妻夫木聡,尾野真千子を始め,なかなかの俳優で出来ている映画だ。

『セブン』『ソウ』などの影響を受けて作られていると思われるマンガが原作だが,ひじょうに丁寧に映画化されている。

劇場映画なので,グロいシーンもあるし,犯人が被害者を追い詰めるシーンもあるのだが,一歩間違うとこうしたシーンは失笑を買うレベルとなってしまう。それがきちんと製作者の狙い通りに仕上がっているのは,地味に頑張って作り上げているからだろう。

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連続殺人事件を追っていた沢村刑事が,犯人のターゲットに妻が入っていることを知り,一気に危機感を募らせる展開は,お約束とは言え,やはり盛り上がる。



この辺りの流れは見事だ。解けたパズルの衝撃も,もう少し引っ張っても良かったと思う。

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とは言え,この手の連続殺人事件でありがちだが,途中から犯人の手際の良さに違和感を感じてしまうのは事実だ。裁判員と裁判官の生活に密着して,彼らの職場,出回り先,家庭を監視して,それぞれにふさわしい(と犯人が思っている)方法で殺害をする。

いくらなんでも半分引き籠りの犯人が,1人でこれまでの調査を行い,相手をおびき出し,次々と処刑をする,というのは不自然だ。訓練された破壊活動の組織でなければ出来ないだろう。

最近の作品では,実は警察側に協力者がいました,とかで,こうした不自然さをカバーする努力があるのだけれど,この作品ではそれもなし。

ただただ〈カエル男〉が優秀でした。妻夫木聡だし。

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てっきり中山七里の「連続殺人鬼カエル男」の映画化だと思っていたのだけれど,巴亮介という人のマンガが原作だった。イメージ的にはだいぶ重なるね。

映画版のラストもなかなか不気味だった。










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Last updated  2017.07.10 22:07:28
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