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2017.10.09
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カテゴリ: 旅行でふらり
連休だ,ブンカ的なことをしよう,ということで美術展に行った・・・というパターンから逸脱して,最近は毎週のように美術展に行っている。あえて行かなくてもいいのだけれど,姉と一緒に行けるということで,ウキウキと行く自分がいる。

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3年前の6月に行って,ぜひ姉と行きたいと思っていた品川の原美術館に行った。”器”としては美術館は背景となり無色であるべきだとは思うが,それだけでは人は美術館に通わないと思う。上野の有名どころの美術館・博物館,三菱一号館美術館,六本木の新世代美術館,どこも行くだけでちょっとワクワクする空間だ。

企画展の魅力に惹かれて行くのが70%だが,どこの”器”で開催されているかで行くのが30%だと思う,多分に感覚的だが。

このエリアの雰囲気は好きで,個人的には何回もすぐそばをウロウロしていた。美術館そのものを再訪するのは,姉と一緒と決めていたので時間がかかってしまった。

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今回の企画は『光合成』〈田原桂一 展 with 田中泯〉だ。原美術館という”器”の魅力と,2人とも好きなダンサー&俳優・田中泯の写真展ということで行くことになった。

原美術館は,大崎と品川の間にある,御殿山にある美術館だ。大正・昭和の実業家の邸宅がそのまま美術館となったらしい。いくつかの部屋には,常設展としてのインスタレーション的な作品があり,昭和モダン邸宅に独特のカラーを与えている。

そして何よりも大きいのは,小さな美術館に似合わないカフェの併設だ。現代アートが散りばめられた,昭和の邸宅の中庭のカフェ,それだけで雰囲気は万全だ。



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『光合成』は,全編モノクロームの写真展で,田中泯の身体と,日本各地,世界各地の背景の調和が作品のテーマとなっている。

今の時代の人間として,優れたモノクロ写真というだけで圧倒されてしまう気がする。カメラ,デジカメ,ケータイ,含めて全てフルカラーの時代で生きてきた僕らは,あえてモノクロで撮影をして,陰影をはっきりさせることで撮影対象をくっきりと浮かび上がらせる手法について,自分では絶対できないこととして引け目を感じてしまう。

日本や世界の様々な場所で撮影された田中泯の研ぎ澄まされた肉体と背景。どちらが主でどちらが従か分からないそのバランスがこのシリーズの魅力だと思う。

ほとんどの場合は,田中泯の肉体が画面を支配しているのだが,まれに背景が主張をしていて,そのせめぎ合いが面白い。

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この美術館で,この写真展を観て,いろいろ考える,それを一緒にする人がいるのが幸せの一つなのかも知れない。

中庭はいっぱいだったので,大崎ゲートシティまで戻ってランチをした。











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Last updated  2017.10.09 21:29:56
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