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2019.01.20
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カテゴリ: 旅行でふらり
丸の内三菱一号館美術館の企画展に行ってきた。

〇企画内容

会場掲載の70点ばかりの作品リストは作品の発表年代順なのだけれど,会場の掲載はコレクションへの追加順という,なかなかトリッキーな構成となっている。

観客は時空を超えて20世紀アメリカの美術愛好家の好みを追随することになる。

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三菱一号館には何度も足を運んでいるが,今回の企画展はハコと内容のシナジーを強く感じた。近代から現代という一定の時代,ある個人の美術的センス,実際に収集されたスケール感,というセレクトで,実際に選択されたコレクションを観ている,という感覚を強く追随することが出来た。

展示室の大きさに限りがあり,いくつかの部屋に暖炉がある,という三菱一号館の状況を良い方向で逆手に取って,ワシントンの本館にいるような錯覚を抱かせてくれた。

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上に述べたように,美術的な歴史観ではなく,フィリップス個人のコレクションへの追加,という基準で今回の展示が構成されている。



美術パトロンとしてよりも,通俗的な投機家としての美術愛好家としてのコレクションの構成が見て取られる。

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全部観て終わると,美術史に残る傑作は無いけれども,近代現代の巨匠の作品はカバーしている,という日本の県立美術館に近い構成だった。

けれどもその中では佳作を揃えており,県立美術館としてはピカイチというレベルにはなっているし,全体的にはフィリップス夫人の好みが反映されていて,統一感が出ているのも良い。

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例によって姉と一緒に行ったが,ちょっと批判的な彼女より,僕個人はずっと楽しめた。

こうした個人的なセンスで構成された企画展も面白い。三菱のポスターはインテリさんが選んだベタ過ぎで,美術ファンをバカにし過ぎだと思うけれど。





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Last updated  2019.01.21 23:20:10
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