2007年10月08日
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 「炎の蜃気楼(ミラージュ)」シリーズは、上杉謙信の霊力でこの世に甦った主人公の上杉三郎影虎が自分と同じように甦った仲間の夜叉衆たちとともに戦国時代の怨霊を退治することになるというストーリーです。約400年にわたって換生を繰り返しながら怨霊退治をしてきた影虎でしたが戦国時代の怨将たちが次々と復活する現象「闇戦国」が起こり、怨霊たちの激しい戦いに巻き込まれることになってしまいます。そして、織田信長との戦いによって傷ついた影虎は一時行方不明になるものの仰木高耶として換生し、再び戦いに身を投じることになっていきます。赤鯨衆は嘉田嶺次郎らを中心とする四国の怨霊の集団なのですが仲間の夜叉衆と離れ離れになった高耶を受け入れることになり、以後は怨将から四国を守るため高耶と一緒に協力して戦うことになります。赤鯨衆のメンバーたちは怨霊といっても「恨みを晴らす」ことより「せっかく甦ったのだから精一杯生きる」ということに貪欲で高耶は怨霊なのにものすごくポジティブな赤鯨衆の生き方?にひかれていくことになるのです。
 今回は赤鯨衆を中心とした「炎の蜃気楼」の外伝的ストーリーです。突然、戦国時代から現代に甦ることになった嘉田嶺次郎は最初自分がどういった状況に置かれているのか分からず混乱してしまいます。しかし、草間清兵衛や中川掃部という怨霊仲間と知り合ったことで「死んだ自分が甦った」ことの意味を問いかけることになったり、他の怨将から仲間たちを守ることになったり、現代世界で戦国時代の怨霊がどう生きれば良いのか?試行錯誤の日々が始まります。坂本竜馬などの明治維新の英雄たちを育むことになった土佐の気風・風土と赤鯨衆の豪快かつ爽快な生き方が重なり大変面白かったです。また、意外なびいどろ童子の正体に驚かされました。
 ジャンルは戦国サイキックアクション・ファンタジー。戦国時代のストーリーやアクション、ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>



炎の蜃気楼シリーズ(赤鯨衆が活躍する四国編を紹介しています。本編は40巻ほど出てます)














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最終更新日  2007年10月08日 17時21分00秒
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