2008年10月11日
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 「人間」シリーズもしくは「零崎一賊」シリーズは、生粋の殺人鬼たちが集まり家族として暮らしている集団・零崎一賊の奇妙な家族愛や奇妙な戦いを描いたストーリーです。このシリーズでは主人公は毎回変わり、今回は「少女以外は殺さない」という困った信念を持つ音使いの殺人鬼・零崎曲識が音楽を演奏したり、少女を殺したり、強敵と戦ったり、家族愛を深めたりすることになります。また、このシリーズは「戯言」シリーズの外伝的ストーリーになっていて「人類最強の請負人」哀川潤、「策師」萩原子荻、「人類最終 橙なる種」想影真心、「人類最悪」西天東、殺戮奇術の匂宮雑技団「人喰い」匂宮出夢、など「戯言」シリーズではお馴染みのキャラクターたちがゲストあるいは中心人物として次々と登場します。そうした敵や味方たちに対し、殺人鬼・零崎曲識は音楽による人心操作や人体操作、音の衝撃波による攻撃など信じられないような殺人技術を見せ付けることになっていくのです。
 このシリーズの登場人物は殺人鬼や殺し屋の方々が異常に多いのでちょっとどうかと思うくらいガンガン人間を殺しまくります。しかし、曲識は「少女以外殺さない」という誓いを立てているため他の殺人鬼や殺し屋たちのように殺しまくったりしないのです。たとえ敵であっても相手が少女でなければ殺したりしません。本来、老若男女を問わず無差別に殺しまくる殺人鬼や殺し屋たちの方が残虐で恐ろしいはずなのですが、なぜだか「殺人対象は少女に限る」という曲識の方が変態的で残虐な感じがしました。殺すのは殺し屋の少女だったりするのに不思議です。そして「少女趣味」と呼ばれる曲識は殺人鬼の家族の間でも当然浮いた存在です。音を使った攻撃は味方を巻き込む危険が高いので誰かと組んで敵と戦うことにも向いていませんし、敵が少女の場合は困ります。そんな曲識が兄のデートを心配したり、弟の恋愛を応援しようとしたり、弟がピンチな時は我が身をかえりみず助けようとしたり、意外な所で見せる深い家族愛がとても面白かったです。それと女子高生の世話を一生懸命する人間失格の殺人鬼・零崎人識の意外すぎる一面は傑作でビックリしました。
 ジャンルは殺人鬼家族愛アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>

人間シリーズあるいは零崎一賊シリーズ




戯言シリーズ


セットもあります


ガイドブックもあります

人間シリーズは戯言シリーズの外伝的ストーリーです。あらかじめ戯言シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます。














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最終更新日  2008年10月20日 11時20分41秒
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