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2004年08月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
コンサルティング業界にいるのですが、
よく、ウチのコンサルタントの単価はひと月○百万円です。
という言い方をします。
コンサルタントにも職階があって、高いほうから
パートナー、マネージングディレクター、
ディレクター、シニアマネージャー、マネージャー、
シニアコンサルタント、コンサルタント、
アナリスト、アソシエイト
名称がついています。


シニアマネージャーだと○百万、
シニアコンサルタントだといくらいくら
というようになっています。

つまりコンサルティングを行う場合、当該プロジェクトの収益は基本的に、
コンサルタントの単価 × アサイン月数 × 人数(各ランク)で決まります。

外資系コンサルティング・ファームは、コンサルタントの単価が一般員比べて高めに設定されています。
優秀なメンバも多数いますが、ブランド力に頼っている面も否めません。

今日は、今度仕事上でパートナーシップを構築する会社にいき、
今後のビジネスの展開やお互いのスタンスについてざっくばらんに話し合いました。
その担当の方は部長で、以前は海外・輸出入を含むグローバルレベルでのサプライチェーンで、しかも小売店舗から中間業者、メーカー、サプライヤーを含む全体のビジネスモデルを構築した経験があるそうです。
その方と話しているときに、「人月」ビジネスの話しになり、

という疑問が発生しました。

その方いわく、
コンサルティングとは、顧客企業のビジネスの変革であり、
その変革を実現するための「ビジネス・モデル」を提供し
実現するのがコンサルタントの役割である。と。


お客様の経営改革を実現することや、
そのプラン(アイデア)に対する対価であり、
だとすれば、「人月」いくらという基準ではなく、
改革の成果に見合った料金をもらうべきである。とのこと。

コンサルタントが提示したプラン(アイデア)をその顧客企業が実行することにより、○○億円のメリットが見込まれる。
それなら、○○億円の○○%というコンサルティング料金が妥当だろうとのことです。

さらに言えば、コンサルティングは「人月」いくらといった
単価積み上げビジネスではなく、もっと壮大な仕事であるべきだ。となります。

ここ数年、ERP等のITツールを活用したコンサルティングが主流だったため、
実際には経営や業務の改善提案がなされず、導入・構築といったITの工事を行うことが、
コンサルティング・ビジネスの利益の源泉でした。
しかし、これは建設でビルを立てることと変わりません。

この「人月」単価の積み上げによるコンサルティング・モデルが、
コンサルティング業界の活力を奪っている面はあると思います。

また、安易な人の流入により、コンサルティングの質が低下している点も否めません。

コンサルティングは、「人月」を単価で提供するモデルではなく、
企業の経営改革や業務改善を豪快に行い、それに対する報酬は正々堂々と獲得する
というのが本来のコンサルティングであるということを気づかされ一日でありました。





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Last updated  2004年08月13日 10時54分22秒
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