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2005年03月22日
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今回のライ○ドアによるニッ○ン放送買収劇で、海外に対し、
日本のビジネスの浅はかさがバレてしまったと思われます。

買収劇でマスコミが取り上げるのは、買収金額や株価。
そして、登場人物の個性やその言葉をとらえて勝手に
もりあがっているだけのように思えます。

所詮、企業レベルでのビジネスから遠い位置で、戦わずに
独占的な権益にあぐらをかいていたマスコミに、ビジネス
の本質に切り込んでいくような取材など無理なのかもしれません。

そもそも、それだけのビジネスセンスのかけらでもテレビ局の


TOBが終わったとおもったらLBO。
LBO、LBOというがそんなに簡単なことなのか?

そもそもLBOとは、買収先の資産を担保に、金融機関から借入を
おこない買収をおこなう手法。
今回の例であれば、フ○テレビの資産を担保に、ライ○ドアが
どこかの金融機関から2000~3000億円の借入をおこない、その
借入金でフ○テレビを買収するというもの。

この劇の中で、魔法のように沸いて出てきた借入金の数千億円は、
どこに消えるのか?そして誰が返すのか?

数千億円のキャッシュを手中に収めるのは、フ○テレビの既存株主。
借入金を返済するのは、ライ○ドア。もしくは買収の暁には、

返済していくことになります。

フ○テレビ単独だと当期利益が200億ちょっと。想定するに、
数年間はLBOの事後処理でしばらくは赤字がつづくハメになります。
返済優先で新規事業どころではないでしょう。

企業価値が即座に10倍になれば、返済のメドは立ちます。

既存の被買収先企業の市場価値or収益が10倍になる根拠がどこにあるのでしょうか?
そのための具体的な戦略は?ビジネスモデルは?競合は?リスクは?
・テレビは成熟産業
・インターネットも今後爆発的な成長は見込めない
そもそも、株式市場依存型の収益モデルは不安定。
本業の事業で収益を増大を図る必要があります。

「企業価値最大化経営」は、数年前にソフトバン○が提唱して、
結局はうまくいきませんでした。なぜ?
社長の人気だけでは限界があるということだといえます。
あくまで重要なのは、本業で実質的にいくら稼ぎ出すか。

また、「インターネットとメディアの融合」などという、
ネット系のベンチャー企業のにいる社員では恥ずかしくて言えない
ような拙いおまじないで、マスコミはだませても、百戦錬磨の
起業家、投資家には通じません。

具体的な手段と、標的市場、ビジネスの目的を達成するまでのプロセスを
明示する必要があります。

先日の某報道番組で「お子様のマネーゲーム」とはよくいったもので、
勝手にカネを動かすだけで、借金漬けのテレビ局ができあがります。
ここまでくると監督官庁の総務省も腰を上げざる終えないでしょう。

そもそも、このビジネスは数百億円、数千億円をかけてやるものなのか?
本当に能力がある人であれば「対話」だけで実現可能なのでは?

その「対話」に応じてもらえないのは、単に社会人としてのマナーや
言葉遣いに欠けているから。

「戦略」は言葉のとおり、”戦いを略す”こと。
つまり大量の資源を投じて戦いを演じていること自体、
「戦略」がないといえます。

目標曖昧、資源は無限。
何か、第二次世界大戦の日本をみているようですね。

ビジネスは、ドライなまでに定量的な評価が必要です。







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Last updated  2005年03月23日 03時27分46秒
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