男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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January 30, 2026
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カテゴリ: 六弦黙示録




拠り線にコットン被覆、網線シールドという珍しい仕様で高い解像度と音の太さが得られるという嘘くさい謳い文句の代物。装着に使用する“はんだ”は手持ちにあった同じ年代の Kester44 Vintageを使用します。ちなみに、お値段 30~40cmの配線3本で諭吉さん2名が行方不明に・・・やばっ! 高っ!!




現状でも特別不満は無いのですが、しいて言えばもう少し音の存在感(太さ)とフロントの高域の解像度をハッキリさせたい。ピックアップやコンデンサは多く試しましたが内部配線は今まで試したことが無かったので研究というか実験に近い感覚です。

“古い時代のものは成分の純度が高く確実に音が良くなる” というのは商売的な販売戦略の謳い文句だと感じていて、その時代の材だからこそ出せる特性はあるものの、自分の求めるものにマッチするかどうかだけの話で好みの問題だと思っています。とは言え興味はあるので、百聞より一見、大いなる費用対効果を込めて組み合わせてみました。




元より装着されているCustombucker(ピックアップ)は、特性としてローを削り、ミドルからハイを引き立たせた印象があります。マホガニー材を多く使うレスポールに対して不足部分をCustombuckerの特性で補うことでバランスの良いサウンドを目指したと考えますが、個人的にはフロントだけもう少し音抜けと倍音が欲しいところ。…と言うのも、FULL10で丁度良い音なのでTONEが使えないんですよね(汗)こればかりは調整では到達できない次元まできてしまい、配線材に踊らされてみました。




交換後は交換前のVolume&Tone メモリ10 がメモリ7程度に抑えられ、+3メモリ程度の更なるレスポンスと音抜けを獲得出来たと感じています。

お陰でTONEを積極的に使って “Bumblebee Paper in Oil Tone Capacitor” の特性をブレンドすることが出来るようになりました。ピッキングに対して生まれるダブルトーン(倍音)と、ギャリっと反応してから裏返り、柔らかく減衰していくトーン変化が凄く格好良い。

巻き弦のニュアンスがクリアになって歪みの音の潰れ方も幾分変わり、更にヴィンテージライクになったと思われます。分かりやすく言えばケンタ系の良質なバッファに繋いだような音。 まさに・・・痒い所に手が届いた感じ。

しいて言えば、激歪みのモダンな路線では合わないだろうと言うこと。1959年復刻の時代背景に基づけばニュアンスを活かした音色としての表現力として正解だったなと思います。ピックアップ交換よりは安いですが、この配線材の価格が恐ろしく高いので、費用対効果があるかと問われれば値段だけに無いかなと。本体だけで考えればこの上なく良い音です。ただ高ぇ! 勉強代になりました。






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Last updated  January 31, 2026 02:50:19 PM
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