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カテゴリ: 仕事のこと
久々に仕事のことについて。

以前、私の主な仕事として、
1.出願権利化
2.他社特許対策
3.自社特許活用
というようなものがあると書き、1については前回少し書いたのですが、今回もちょっと重複するかの知れませんが、もう少し1について書きたいと思います。

出願時に、私の会社でも外部の特許事務所を利用する、ということは前回も書きました。
これは、私が前に居た関東の在勤でも、ここ山口の在勤でも変わりません。使用する特許事務所は異なりますが。
山口に来て半年が経ち、少しこちらでの処理件数が上がってきたので、その感想を少し。



上がってくる明細書を見ると、お渡しした書面を方式審査をクリアする程度に手直しされた位の仕上がりである場合が多いです。ベテランの方になると、もう少し突っ込んで明細書をいじってくれる方もいらっしゃいますが、それもごく少数。

やはり所詮は、というと失礼かとも思うのですが、外部の事務所では、技術的な面での理解が乏しく、限られた時間内で発明の本質を理解し、それを的確に明細書に表す、というのは難しいようです。

特許事務所にいらっしゃる方は、弁理士の方も多いですが、弁理士の方であっても、明細書の出来は関係ないようです。また、事務所には審査官上がりの方も多いのですが、明細書はずっと見慣れているはずなのに、それでも明細書を書く技術は身に付かない様子。

むしろ、資格は無くとも長年同じ分野でコツコツやられている方のほうが、従来技術もよく把握されているし、発明の本質を掴んで明細書に反映する技も長けているようです。

企業側が特許事務所を使う場合、質を上げるためには、良く明細書の書ける方にお願いしたいのが心情なのですが、何かとしがらみがあって、残念ながら医者や弁護士を選ぶように、自由に担当者を選ぶ、というわけには行きません。

確実を期すためには、9割がた内部で明細書を作り上げた上で、特許事務所に渡すのがベストなんでしょうね。現状では。
そうなると、高いお金を払って外部に依頼する効果が格段に薄れるわけではあるんですけどw

市井の発明家や大学関係者の皆さんが、単独で特許出願をしようとするときは、大抵どこかの特許事務所を使うと思いますが、お気をつけください。
弁理士という資格は、知財関係の法の専門家であって、明細書を仕上げる実務の専門家ではありません。
肩書きだけでなく、「人」を見ることが肝心だと思います。
名医を見分ける以上に難しいことなんですけどね(^^;







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最終更新日  2005.12.28 22:46:26
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