レグザ録画ハードディスク復旧研究所

2023.05.05
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カテゴリ: 東芝レグザ
SeeQValutハードディスクから録画番組を復旧する際は、録画番組がUSB-SATA変換基板上のSDカードに紐付いていますのでいろいろと注意することがあります。SeeQValutのHDDケースを分解して、録画番組を新しい内蔵SATAハードディスクへ移し替える手順は以下のとおりです。


●準備するもの
  • 録画番組の復旧するSeeQValutハードディスク1台
  • SeeQValut対応のREGZAブルーレイレコーダーかREGZAテレビ1台
    (DBR-T1009とDBR-W1007と65M530Xを使っています。)
  • SeeQValut USB-SATA変換基板1枚
    (BUFFALOのHDV-SQ3.0U3/Vの基板を使っています。)
  • 録画番組を移し替えする新しいSATAハードディスク
  • USB 3.0ポートがあるパソコン
  • 復旧天使を起動するためのUbuntu
  • HDD Regeneratorを起動するためのWindows
●作業手順
  1. 復旧するSeeQValutハードディスクをパソコンに接続する。
  2. HDD Regeneratorでスキャンして不良セクタを修復する。
  3. SeeQValut USB-SATA変換基板に新しいSATAハードディスクを接続する。
  4. 新しいSATAハードディスクをREGZAブルーレイレコーダーで登録初期化する。
  5. 初期化が完了したら登録を削除する。
  6. 登録初期化した新しいハードディスクからSQVフォルダーを削除する。
  7. Ubuntuで復旧天使を起動する。
  8. 復旧するSeeQValutハードディスクのSQVフォルダーを新しいハードディスクにコピーする。
  9. コピーが完了したら、復旧するSeeQValutハードディスクのケースを分解する。
  10. 古いSATAハードディスクを取り出して、新しいSATAハードディスクと交換する。
  11. REGZAブルーレイレコーダーで認識と録画番組の再生を確認する。


●留意点
  • 復旧するSeeQValutハードディスクを分解して、そのUSB-SATA変換基板に新しいSATAハードディスクを取り付けてREGZAブルーレイレコーダーで登録初期化すると、USB-SATA変換基板上のSDカードの暗号が更新されてしまい、コピーしても録画番組が再生できなくなりますので、初期化は必ず別のUSB-SATA変更基板を使うこと。

  • xfs_repairで修復できた場合、HDDクローンマシンを使うこともできます。その場合はREGZAブルーレイレコーダーで新しいハードディスクを登録初期化する必要がありませんが、ハードディスク容量の変更(減少)ができません。(8TB→4TBなど)

私は​レグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。





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Last updated  2023.05.06 07:06:47
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