あれこれ思いつくまま

あれこれ思いつくまま

2012.05.26
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カテゴリ: 言葉の容器
知的財産権



模倣は悪いことではない。日本も模倣から近代化を始めたことを忘れてはいけない。

第二次世界大戦後、日本は労働力の安さと模倣で、おもちゃなどの軽工業→造船業→電子・自動車産業と輸出産業を伸ばしてきたのです。知的財産価値を守る側に立ったまでのことなのです。

問題になる点は、知的財産権を逆手に取られて日本企業が不利益を受けているということで、いろいろと報道されています。国民的な人気を誇るキャラクター「クレヨンしんちゃん」の権利を管理する出版社の双葉社が「偽物」だと訴えられた事件が8年前に起こりました。今日の報道では、2012年3月までにようやく商標権と著作権が認められたそうです。
中国は、商標権について類似した内容が異なる出願人によって行われた場合、国内で先に出願した方に登録を認める「先願主義」を採用しています。 “早い者勝ち”の論理で、企業の実態にかかわらず、先に登録した中国企業が有利になるそうです。実は日本も商標権は同じ先願主義で、審査の厳しさも大きな違いはないのだそうです。海外の知的財産に詳しい専門家は「日中のルールは同じだが、権利を行使する発想が中国企業はずば抜けて高い。日本が低いだけのこと」と指摘しています。(産経ニュース 2012.5.26) 


中国の出方が国民に知れ渡ってきたので私達は戦略を立て易くなりました。国民から支持される戦略ほど強いものはありません。


戦略的

戦略的互恵関係・・・中国に対する日本の外交方針だそうです。外務省の説明によれば、「日中両国がアジア及び世界に対して厳粛な責任を負うとの認識の下、アジア及び世界に共に貢献する中で、お互い利益を得て共通利益を拡大し、日中関係を発展させること」だそうです。

何の事だかよくわかりません。が、少なくとも「戦略的」という言葉を使うことは止めるべきでしょう。


戦略は、軍事学における「戦術」と「戦略」という言葉が私達の眼に触れられるようになってから、たとえば企業の経営戦略などと活用され広まった言葉のように思います。

ウィキペディアでは、概念としての戦略を「一般的には特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である」と規定しています。明らかにおかしいですよね。戦略は方策と思います。


戦国時代 一門の大将と重臣・軍師(たとえば山本勘助)たちが周辺国に勝つために練り上げた構想。河川を改修して荒地を開墾しコメの増産(富国増強)なども含まれるため、戦術ではなく戦略と呼べる構想でしょう。生き残るため命運をかけた方策なのです。企業の経営戦略にしてもだから中身をすべて公開する人などいません。いまのグローバルな国際社会のなかでは戦略なくして生き残れないでしょう。しかし『戦略』を言い立てる者はアンポンタンですね。


戦略を策定出来ずにきた省庁のひとつが文科省でしょう。

外国語教育ひとつ取り上げても、百万、二百万の単位で英語や中国語のバイリンガルを養成しなくてはならなくなってきています。なぜでしょうか。日本は貿易立国だからです。日本のIT技術は優れていたのに製品の販売だけではないために世界に浸透していかないのは言語の障壁を乗り越えられないでいるからだと思っています。


戦略を考えるにあたって、民主主義国ではむずかしい問題があります。北九州市で東北のガレキを試験焼却しようとしたら反対の一派が現れて抗議活動を繰り広げました。

彼らの主張をまちがっていると言える人は少ないでしょう。説得することもできず事が進まず社会が停滞してゆくのが怖いです。

そして、戦略には負の部分が伴います。石炭から石油にかじを切った時、国鉄民営化の過程、郵政民営化の過程、たくさんの人々が傷つきました。


スマイルスマイルスマイル





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最終更新日  2012.05.27 15:02:48
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