九州の駅

フリーページ

熊本電気鉄道

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

鉄男福岡

フォローする

楽天カード

コメント新着

わたしのオーディオが高額で売れました@ Re:国分駅　大隅線の終点だった駅　ＪＲ九州　日豊本線(11/06) 大隅線って、開通してから１５年間しか持…

まだ登録されていません

2023.12.03

鶴崎駅（つるさきえき）は大分県大分市鶴崎にあるＪＲ九州・日豊本線の駅です。
２０１７年時点では登記上はＪＲ貨物の貨物駅となっていますが、車扱貨物の臨時取扱駅及び社線内取扱駅となっており、貨物列車の発着はなくなっています。

１９１４年（大正３年）４月、鉄道院の駅として開業。
１９４５年（昭和２０年）５月、鶴崎空襲により駅本屋被災全焼。
１９４５年（昭和２０年）８月８日、空襲により大野川橋梁被災橋桁落下（８月１３日復旧）。

１９６０年（昭和３５年）１０月、ダイヤ改正にて新設された急行「日向」号が停車。優等列車停車駅となる。
１９６４年（昭和３９年）、九州石油（現・JXTGエネルギー）大分製油所への専用線が運行開始。
１９９４年（平成６年）７月、専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止（貨物ホーム廃止）。
１９９７年（平成９年）２月、貨物列車の最終運行。末期は、九州石油専用線から佐賀県にある神埼駅への石油輸送列車のみ運行されていました。

駅南側に駅本屋が存在し北側には貨物設備跡が残っています。
２０１９年度（令和元年度）の１日平均乗車人員は１９２２人。
特急も停車する駅なので、利用者もそれなりにいる駅という印象ですね。

鶴崎駅前には鶴崎踊の銅像が建てられていますが、鶴崎踊（つるさきおどり）とは大分県大分市鶴崎地区に伝わる盆踊りであり、４００年以上の歴史を有する大分県を代表する盆踊りです。

１５６０年（永禄３年）、酒色に溺れ国政を顧みない豊後国の国主・大友宗麟に諫言する機会を設けるために、家臣の戸次鑑連が京都から舞子を呼んで踊らせ気を和ませ、君主の大友宗麟の目を再び政治に向けさせたということが発祥のようです。
さらに、１９２３年（大正１２年）に昭和天皇の皇后陛下である良子（ながこ・後の香淳皇后）様が別府で鶴崎踊をご覧になって以来、全国的にも有名な踊りとなりました。

また、鶴崎駅に関しては、１９９７年（平成９年）まではこの駅から佐賀県の神埼駅まで、九州石油専用線から石油輸送列車が運行されていました。
神埼駅では１９９７年の３月に貨物列車の設定が廃止されており、それまではこの鶴崎駅から石油列車が到着し、その列車は神前駅の東側にある三愛石油・佐賀営業所（油槽所）まで運行されていたそうです。