わたしのブログ

わたしのブログ

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

リチャード1世

リチャード1世

Calendar

Comments

コメントに書き込みはありません。

Freepage List

2018.11.17
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
戦争帰りの元兵隊は大変である。アメリカ勤務時代に尊敬すべき工場の人事部長がPTSDで勤務を続けられなくなり退職した。ベトナム戦争帰りだった。復員後、無償で大学で学位を取り、工場の人事部長として立ち上げから稼働まで、素晴らしい人材を集めてくれた。多くの候補者の経歴書を読み込み、時には家に持ち帰って人柄を分析し、自身の理想とするチーム作りに賛同してくれそうな選考をしていたので、工場の立ち上がりは順調なものだった。しかし、時にPTSDの発作が起ったり、工場の騒音が耐えられなくなってきたようで、仕事を課長代理の女性に引き継いで退職した。
私は地域本社にいたので、PTSDの現場に立ち会ったわけではなかったが、彼の残してくれたメンバーと構想に乗って、工場は順調に立ち上がった。PTSDがかくも深刻だという強い印象が残った。
私の妻の父もインパールの激戦地からの復員兵で、帰国後から故郷にもどりアジア諸国に人造真珠を製造販売する仕事で一家をなした。結婚後すぐに海外勤務になり、その期間中に義父は他界したので、多くの話を聞く機会がなかったが、戦争の現場体験を聞いたことがあった。義父は、兵隊同士が対面した時には銃を相手に向けず、地面に向けて撃つようにしていた。相手も同じでこちらが殺意がないとわかると同じ反応をしてくれた。人殺しなんて誰もやりたくてやっているわけではなかった。ただ、銃を持ったら、撃たないわけにはいかないから下向け気味に打つ。そうしないと後ろから撃たれる可能性があるからだ。相手も同じ状況だ。義父からはPTSDを聞かなかったが、今の年になってその意味が深く分かるようになってきた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.11.17 13:16:47
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: