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2006年06月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
NHKの番組で「課外授業」というのがある。

毎回各界で活躍する有名人が自分の母校である小学校に出向き、講師自身の現在の生きている世界をバックに、それぞれの手法を用いておもしろ可笑しく、時には涙しながら2日間に亘って行われる授業である。

今回は、「オールウエイズ3丁目の夕日」の山崎監督であった。
あの映画は昭和33年、東京が焼け野原から立ち上がろうとして、みんなが前に向かって暮らし始めた時代。
みんなで助け合って住むところを作り、食べものを分かち合いながら一歩ずつ一歩ずつ前に向かって歩み始めた、昭和30年代の世界をうつした映画である。

有り余るほど物があり、欲しい物は苦労せずにすぐ手に入る。
簡単で便利な現在しか知らない子供たちに、昭和30年代の貧しく苦しい中で得たものの達成感は今の時代経験することはまずないといっていい。

監督は苦しい中でも近所が助け合いながら暮らし、目的が達成したときの喜びが「次またがんばろう」という力になり、楽しいものにつながっていったように感じ、映画にしたと語っていた。

子供たちには、最初映画を見てもらい、まず今の時代とどこが違うか、何を感じたかを言わせた。次に宿題を出し、その課題はお爺ちゃん、お婆ちゃんに昔の頃のことを聞いてくるようにと。


そして次に、あの時代の何が良くて、それが今の時代ではダメなところで、それを良くするためには考え方をどう変えていったらよいかと新たな課題を与えた。

子供たちは各自一生懸命考えた。

・遊び道具を自分で材料をみつけ工夫して作れる人になりたい。
・家族みんなで揃ってご飯を食べたい。にぎやかで楽しそうだな。
・昔は普通だった近所の交流、あたたかい感じでいいな。
・どうしたら情け深い人になれるのかな。
・昔はけんかしてもすぐ仲直りができたらしい。
・どんな乱暴な子でも、弱い者いじめはしなかったらしい。
 相手を思いやる心を持っていた。

などといろいろ意見や感想が出された。

物のあふれる時代に生きている子供たち、少子化も手伝ってあまりにも保護されすぎ、自分の考えを持てない子。困ったときはせいぜい母親に聞くぐらいで他人に相談することがない。


子供たちはこの授業を通して、「映画から」「祖父母の話から」「自分たちで考えて」物がない時の豊かさを見つけていた。
そして、昔の人の情けの深さを感じ、広い心を持つための工夫を考えはじめ、それには「あいさつ」が大切だと考えるに至った。

今これからの未来、それぞれが生きていく世界がどんなものであればいいか、そのためには自分はどうあればいいのかと真剣に考えるようになった。

この授業、最後はどの子も「自分を探すようで、この2日間は楽しかった。」と笑顔で言っていた。

私はこの番組を見て毎回感動している。







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最終更新日  2006年06月03日 18時18分16秒
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