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9日、日曜日はAさんも家にいて、1日中片付けや掃除をして過ごしていました。
来週の日曜日16日はおととし94歳で亡くなったお婆ちゃんの3回忌法要を行う予定にしているからです。
そのために先月は抜け落ちそうに感じていた北側廊下と2つの部屋の床板を貼り替えたり、サッシの入れ替えなどもしていました。
障子紙も破れはしていませんでしたが、数年経った月日を物語るようになっていて、新しい障子紙に貼り替えていました。
障子紙の張替え作業は、この家ではなぜか私の仕事になっていましたが、 「今年のりえばぁが忙しそうだ!」 と思ってくれたのか、どうかはわかりませんが、何日もかかってその全部を自分で貼り替えてくれました。
A型3乗ほどと言えるきちんとしたのが好きな人の事。
途中で参戦したのでは喧嘩やイライラの原因になるだろうと、りえばぁは時々エールの言葉を送りながら遠くからじっと見させてもらっていました。
田舎の昔の家は、 何か事が起きると 広い場所が必要になる事を考えて 、座敷や仏間、神棚のある部屋ともう一つの居室計4部屋を四角に作ってあります。
いざとなって、その4つの部屋の間のふすまを取り外すと大広間が出来るという風にね。
我が家も建築して40年以上が経っている家ですので、 当時の様式に従って設計されて います。
この4つの部屋の両側には部屋がいくつかできるほどの廊下もありますので、広げた風景は恐らくこの地区の公民館の広間ほどに当たるほどかもしれませんが、これは我が家に限らずここいらの昔からの家は同じかと思います。
この4部屋の廊下側に面したところにその障子戸が走っていますので、張替え作業に時間がかかるのもお分かり下さるかと思います。
近頃は、物事があっても、どこか別のところ (業者の会館など) で行うのが普通になって来ましたので、滅多に広げることはないのですけどね。
我が家も今回も法事後の食事会は外で行う事にしていますが、その法事に近所の方がお参り下さることを考えて2間の仕切りを外すだけはしようと考えています。
3回忌にに合わせて父親などご先祖の法事も行うため、お寺からの仏様もお迎えします。
そのため置かれている仏壇も横に動かす必要もあり、動かす準備をしながら、そこにある不用の長物などの撤去も行っていました。
片付け始めると、それにかかる時間はずいぶんかかるものです。
下にあるものを二階の倉庫に片付けたり、二階においてある座布団など当日使用するものも下したり、いらないものを我が家のゴミステーション(納屋の中の一画)に運んだりして、1日中パタパタ動き回っていましたね。
本日11日のすることは移動するために下ろしたこの 仏壇の飾り物を、掃除をしながらもとの所に納める仕事 です。
仏壇の中は塗りものや金箔で、この作業には慎重を期します。
テレビドラマでよく見る、刑事や鑑識さんのように指紋や脂をつけないように 手袋 が必要でしょうね。
ついでにこちら 田舎の普通 をご紹介しましょうね。
それは 欄間 です。
我が家のはそれほどでもないのですが、一応、仏間と座敷の間、そして神棚の部屋と仏間の間の鴨居の上には井波彫刻の欄間を入れています。
新しい家にはこういった欄間などは入れるところがないかもしれませんけど、歳を重ねた今のりえばぁには心を落ち着かせるものとして良いものだと感じていますよ。