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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Jun 15, 2005
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カテゴリ: Movie
夕陽のギャングたち01

『ウエスタン』 に続くレオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズ2作目。別名(別の原題名)を「Once Upon A Time In Revolution」という大作です。日本では公開時にあまりパッとせず、レオーネのマカロニ・ウエスタン程度の認識しかされていませんが、海外での評価は高く、「“風と共に去りぬ”の 西部劇版だ」との評もあるほど。

メキシコ革命(1910~1917年) が舞台。家族で山賊稼業を営むファン(ロッド・スタイガー)は、ある日オートバイで通りかかったショーン(ジェームズ・コバーン)にちょっかいを出す。実はショーンは亡命してきたアイルランドの革命家で爆破のプロ。ショーンにほれ込んだファンは一緒に銀行強盗をやろうと持ちかけるが、逆にショーンが上手くファンを革命に引きずりこんでしまう。

夕陽のギャングたち02
10頭立ての大型馬車が登場するオープニング。迫力十分。

夕陽のギャングたち04
ショーン(ジェームズ・コバーン)

この二人のやり取りはユーモラスな部分も多いのですが、信頼していた革命のリーダー・ドクター(ロモロ・ヴァッリ)の裏切りにより運命が大きく変わっていく。裏切りを見たショーンの頭をアイルランドでの辛い思い出がよぎる。アイルランドでも同じようなこと(親友の裏切り)があったのだ。そのため逃げて戻ってきたドクターを許さないショーンでしたが、最後にドクターは立派に責任を果たします。

夕陽のギャングたち03
ドクター(ロモロ・ヴァッリ)

夕陽のギャングたち05
アイルランドでの辛い思い出

そしてラストですが、これはもう涙なしには見られません。2時間半以上の長尺だが、一気に観てしまいます。そして音楽の素晴らしいこと!モリコーネのベストだと思います。

夕陽のギャングたち08

メキシコ人山賊とアイルランド人の革命家との友情を描いているとなると、ジャック・ヒギンズに「サンタマリア特命隊」という小説があって(たしか同名で映画化もされている)、ちょっと似てる設定と思われるかもしれないが、本作はレオーネの原案をレオーネとルチアーノ・ヴィンセンツォーニ、セルジオ・ドナーティが脚色したもの。『ビバ・マリア』も時代背景は近いかもしれない。



夕陽のギャングたち06
殺しても死なないような敵役、グンテレザ大佐(アントワン・ドミンゴ)。日本でいうと大正時代なので装甲車があってもおかしくない。



1972年・イタリア  156分  評価:5.0点(5.5点にしたいくらい)  子供:×

(以前の記事のリニューアルです)
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Last updated  Nov 1, 2005 11:20:25 PM
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