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2006年03月29日
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私が幼い頃、TVドラマで一番のヒーローは弁護士さんでした。

我が家で視聴していた刑事ドラマでは、女性弁護士が本来は敵側である刑事達と“正義と公正”の使命の下に協力し合い事件の解決と被告人の“救済”という刑事達の及ばないその先の人生まで担っていました。

そんな私が、新聞報道で法廷の様子を見聞しては「何かが、変だ」と思い始めて丁度10~15年位かと思います。

犯罪者を闇雲に無罪=減刑にする為なら、手段を選ばないその卑劣な姿はもはやヒーローからかけ離れていました。

その原因は、一部の弁護士達による“死刑廃止運動”暴走化だったのです。地道な講演や啓蒙運動の成果を信じようとせず、現実の法廷に持ち込んだ結果が「死刑を延期させる目的でわざと書類を提出しない・複数の鑑定を提出して混乱させる・挙句は審理をすっぽかす」でした。

今回の裁判も、当初の審理は正常に進んでいました。
ある思想に凝り固まって周囲が見えなくなる恐ろしさが、改めて窺えます。

“死刑廃止運動”を法廷で決行した人々は被害者側・ご遺族の心情は勿論、遂には被告人とその関係者も道具にして湯水の様に経費を浪費し時間を無駄にしまた一つの生命を闇に消し去ろうとしています。

もし彼等が被告人を“人間”だと考えられていたなら、ここが彼にとっても大切な審判の場である事を弁えたでしょう。

弁護とは、被告人に“犯した罪を認めさせない事”ではありません。

弁護士の職務は、もっと崇高でヒューマニズムに基づいたものなのです。

彼等は、裁判所の決定を咎め立てています。
そんな自分達の姿を鏡に映した時、恥や後ろめたさや悲しさは感じないのでしょうか。


現在も、多くの事件が法廷での闇雲な「死刑廃止運動」に利用されようとしています。

あらゆる被告人達をひたすら精神病にして無罪にさせようと画策したりかと思えば、審理の進行を何が何でも遅らせています。

裁判所が方向性を整理しようとすれば、それさえ抗告を繰り返します。

本当に、これで良いのでしょうか。
このままでは、法廷は非情な“人権派思想ロボット”が被害者側を踏み躙り被告側を廃人に追い込む場となってしまいます。

裁判所のみを糾弾するのではなく、迷走して来た“弁護の在り方の原点”に立ち返って足元を見直す良い機会だと思います。






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最終更新日  2006年03月29日 20時14分09秒
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