翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2026.08.06
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安達裕哉氏の『頭のいい人が話す前に考えていること』は、「話し方」の本ではありません。

「話す前に何を考えるか」を教えてくれる本です。

私は、この本を読みながら、伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道との共通点が数多くあると感じました。

一方で、大切な違いもあります。

共通点
① 相手を中心に考える

この本では、自分が何を話したいかではなく、

「相手は何を求めているのか」

を考えることが

います。

これは、伎芸型おもてなし商売道の基本と同じです。

私たちは、お客様に商品を売る前に、

「今日は何をお困りなのだろう。」

「どんな気持ちでご来店されたのだろう。」

と考えます。

つまり、話す前に
考えることは、
おもてなしの
第一歩なのです。


共通点

行動で築く

本書では、頭のいい人ほど必要以上に自分を大きく見せないと書かれています。

伎芸型でも同じです。

「ありがとうございます。」

という一言も、ただ口にするだけでは意味がありません。



信頼とは、話術ではなく、日々の積み重ねから育まれるものです。



共通点③ 
感情を整えてから
言葉を選ぶ

忙しい時ほど、
人は強い口調に
なりがちです。

しかし、本書では、感情に任せて話すのではなく、一度考えてから話すことの大切さを伝えています。

これは、私がスタッフにも伝えている、

「取引先がミスをした時ほど、沈着冷静に話そう。」

という考え方と
一致します。

相手を責めるのでは
なく、どうすれば
より良くなるかを


一緒に考える姿勢が、
長いお付き合いに
つながります。


伎芸型おもてなし
商売道との違い

一方で、違いも
あります。

① 本書は「話し方」が
中心

この本は、会議や商談、プレゼンテーションなど、

話す技術

を高めることを
目的としています。

つまり、

「どう伝えれば
相手に伝わるか」

を学ぶ本です。



② 伎芸型は「話す前」から始まっている

伎芸型では、

話す前に

見る。

感じる。

気づく。

待つ。

寄り添う。

これらを何より大切にしています。

お客様が店内を
歩く速度。

洋服を手に取る時間。

同行者との会話。

表情の変化。

こうした「言葉にならない情報」を感じ取ることが、おもてなしの出発点です。

つまり、

本書が「話す前に考える」ことを重視するのに対し、

伎芸型は、

「話す前に観る、感じる、寄り添う」

ことを重視しています。



③ ゴールの違い

本書の目的は、

伝わる会話をすること。

一方、

伎芸型おもてなし商売道の目的は、

お客様との良いご縁を育てること。

商品を売ることだけではありません。

また来たい。

この人に会いたい。

ありがとうと言いたい。

そんな関係を築くことが、伎芸型の目指す商いです。

まとめ

『頭のいい人が話す前に考えていること』は、

「相手に伝わる話し方」を学ぶ一冊です。

一方、伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道は、


「相手の心に寄り添うあり方」を実践する商売道です。

両者に共通するのは、相手を尊重し、信頼を築くことを大切にする姿勢です。

しかし、伎芸型はさらに一歩進み、話す前の「観察」「気づき」「思いやり」を重視します。そして、その積み重ねが、お客様との長いご縁を育てます。

私は、「話す前に考える」だけでなく、「話す前に感じる」ことが、おもてなしの真髄ではないかと考えています。それこそが、伎芸(ぎげい)型おもてなし商売道が大切にしている、「見えない心を見える行動に変える」という実践の知恵
なのです。


いかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
羽富 都史彰





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最終更新日  2026.08.06 15:06:31
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