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2008年05月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



チームを組んで問題に取り組み、答とそのプロセスを発表するという形式の授業を始めて早2ヶ月。
その成果は、何よりも毎週新しい課題が見つかるってことで実感しています。


昨日の発表後でのやりとり。
先生役の子が答えをチェックして解説をしているとき、明らかに悔しそうな顔の生徒が一人。
聞いてみると、実はその答えが分かっていながらチームの子に遠慮してしまったとのこと。


その生徒は成績の面ではあまり上位ではない子。
でも、物事を深く考えることができて、ときにすばらし~い発表をする子なのです。
最近はそれもあってだんだんと自分に自信を持ち始めていたころでした。



チームの子が自分よりも出来ると思って、自分が間違っているんだと思い込んでいたから、
とのこと。
そして、「言っとけば良かった~」と悔やんでましたとさ。



いやあ、ホントそうだよ~。
なんてもったいないことをしたんだい。



「日本人は自分の意見が言えない」なんてよく言われてしまう理由は、このあたりにある気がします。
「成績」とか「学歴」とか僕らの外側にある価値観に縛られて、自分を押し殺しちゃう。
自分がその人と「違う」=「間違っている」の思い込み。
これはなんてもったいないことだろう。



「もっとぶつけてみろよ
 面白いのができるから」



それくらい、昨日のあいつらは感じていたはずだから。
実感に勝る学びなし。



「第一人者」のことを英語で“the first penguin”といいます。
ペンギンは海に入るとき、
潜んでいるかもしれない外敵の恐怖からなかなか飛び込めないでたじろいでいるそう。

その最初の一羽に例えた表現です。


「自分の意見を出す」というのも、日本の教育にどっぷり浸かった彼らにとっては、
外敵が潜む海に飛び込むようなことかもしれません。
そこにはちょっとの勇気が必要で。
その勇気を持って、「えいっ」と飛び込んでしまうやつが果たして出てくるかなあ。


それまで、僕もじゃんじゃん飛び込んでいよう。




「一番美しい鳥しか鳴かなくなったら、森は静まり返ってしまう」
 ~作家・ヘンリーヴァンダイク~





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最終更新日  2008年05月01日 08時08分14秒
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