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2007年02月07日
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カテゴリ: 映画
Shootingdogs ルワンダの涙 』を観に行って来ました。

去年の1月に『ホテル・ルワンダ』を観て、それにはあまり共感できなかったんですが、こっちは 一人でも多くの人に観ていただきたいすっごいいい映画です

話の内容を言うと『ホテル・ルワンダ』とある意味まったく同じで、フツ族の殺戮から逃れたツチ族が安全と思われる場所に大量に難民としてやってきて、結局はどこの国も助けてくれず、国連軍が難民を置いて出て行ってしまうという物語です。


『ホテル・ルワンダ』と決定的に違うのは、『ホテル・ルワンダ』の主人公がルワンダ人で、この映画は外国人の視点から描かれているという点です。

私が『ホテル・ルワンダ』を好きになれなかった理由は、主人公の男性がもともと特権階級の人間で自分が助かるためにワイロを使ったり、国外の著名人に助けを求めたりと、普通の人間では出来ないようなことをする点でした。つまり、普通の人間は殺されて、特権階級の人だけが助かるという点がなんか納得行きませんでした。


でも、この映画は、私と似たように何の特権も持っていない人間(外国人)が、どうやって無力な自分がルワンダ人を助けられるかということを考え、悩み、苦しむという点がすごく共感できました。

私が当時ルワンダにいたとしても、フツ族やツチ族の争いは理解できずに、どうしてお互い仲良くできないのだろう?とただなげいただけだと思います。


「ボスニアで女性が死んでいるのを見たときは、自分の母親がああなったらどうしようと思ってすごい悲しくなった。でもここではそんな気持ちは沸かないの。」
「どうして?神経が麻痺したから?」との主人公の問いに「もっとひどいわ。ここで私の目に映るのは、ただ大量のアフリカ人が殺されていることだけ。人間は所詮自分勝手な生き物よ」と答えます。

これってまさに、人間の本性をよくとらえた言葉だと思います。


それ以外にも、難民を置いて退去しようとする国連軍の大尉に向かって、難民代表が懇願します。

「置いていく前に、どうか、銃弾で私たち全員を撃ち殺してください。フツ族に斧で殺されるのはイヤです。せめて子供達だけでも、斧で殺されるより銃のほうが痛みを感じないので、どうか銃殺してください」


この後、ここでは2500人もの人がフツ族に虐殺されたとのことです(この物語は生き残った人の証言で再現された実話です)。
襲われる恐怖に耐えるくらいなら、人思いに銃で殺して欲しいと思うのは当然なのに、そのわずかな望みも断られるなんて、本当に可愛そうです。

最近、主人公に共感して泣ける映画は多かったですが、登場人物に同情して泣ける映画はまったくと言ってなかったです。

この映画は、同情心から本当に泣けました。



すっごくいい映画なのに、今のところTOHOシネマズ六本木でしか上映されていなくて、今後の上映館もまだ少ないみたいです。( ここのページの「劇場情報」 をチェック!)







というわけで、今日試写会以外で初めてTOHOシネマズ六本木に行って来ました。

でも、この映画館、はっきり言って 最悪!!! です。

レディースデーのせいか、館内がものすごい込み合っていたのも印象が悪くなった原因かもしれませんが、ともかく私がいつも利用している川崎のシネコン群と比べると、何を取ってもいいことひとつもありません。


最低の理由その1:両隣に人がいても客を席につめていく
私の最も愛するチネチッタでは、空いている平日の場合、希望の場所を言うと「ここは隣にお客様がいらっしゃいますが、それでもよろしいでしょうか?」と必ず聞かれる。

結局狭さに耐え切れず、メガネを忘れたこともあり、私は誰も座っていない前方の列の真ん中に移動し、一列を一人で占有し優雅に映画を楽しめました。

最低の理由その2:予告編の最中や、エンディングロールにドアを開けているため、外のうるさい声がまる聞こえ
私がいつも利用する川崎の3つのシネコンは、どれも入り口から座席まで離れているせいか、今まで通路にいる人の声なんて聞こえたことがありませんでした。
でも今日は、予告編の最中も外でおしゃべりする人の声がまる聞こえ!
最初映画館の壁が薄いのかと思いましたが、 THXの認定 を受けている劇場でそんなアホなことがあるわけないし。
ともかくあんなにうるさいんだから、せめて予告編が始まってからエンディングロールが終了するまではドアを閉めていただきたいです(これは係員の人にも文句を言いました)。

最低の理由その3:パブリックスペースが狭い
都会のド真ん中にあるから、広さを求めてはいけないんでしょうが、通路も売店もトイレも狭くて狭くて人とスレ違うのさえ困難でした。
通路の狭さといったらお正月の小笠原丸並みです(つまり耐え切れない)。



シネコンのロビーがあんなに人であふれているのを見たことがありません。

そんなに、稼働率がいいなら、入場者数日本一になってもいいはずなのに、去年もわが チネチッタが4年連続入場者数1位 をキープしたとのこと。


TOHOシネマズさんもチネチッタの快適さを見習っていただきたいです(ちなみに、TOHOシネマズ川崎は、嫌いじゃないですよ。窓口空いてて気持ちいいし、ビル内のテナントもすごく利用しやすいしね)。


その前に、久々に平日の昼間六本木に行って、あまりの人の多さにびっくり。

私が知っている大江戸線の駅が出来る前の六本木は、平日だろうが週末だろうがともかく昼間は人がほとんどいなくて、「昼の六本木は、すっぴんの水商売の女みたい」というダンナの名言がぴったりの街でした。

ところが、今日駅に降り立つと、飲みに行くでもない普通の若い子や子連れの人がいっぱい。

かつて、昼間にスポーツ・ジムに行くとしたら、昼間駐車場が安いという理由だけで六本木のジムによく車で行ったものです(注:近場の赤坂が30分250~300円なのに、六本木は30分200円のところが多々あった)。
でも、今はきっと昼間でも駐車場が高いんでしょうね。

そういえば、かつてあった六本木唯一の映画館 CINE VIVANTっていつ無くなっちゃったんでしょうね。





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最終更新日  2007年02月07日 23時50分07秒


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