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2007年04月24日
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カテゴリ: 映画
俺は、君のためにこそ死ににいく 『俺は、君のためにこそ死ににいく』 の試写会に行って来ました。

完成披露舞台挨拶付試写会ということで、舞台のセットもこのように豪華(写真右、上映前に撮ったものです)。


上映時間になると、飛行機の形をしたライトが会場に飛び、スモークが出たり結構凝った演出になっていました。



まずは、この映画の原作者であり、製作総指揮者でもある我らが都知事でもある石原慎太郎氏が舞台に登場。

この映画の元となった富屋食堂のトメさんに国民栄誉賞を与えるように当時の総理大臣にお願いしたら断られた話を、毒舌たっぷりにお話されて、まるでマイケル・ムーア監督を彷彿させられてしまいました。


次に出演者と監督の皆さんが登場。

舞台向かって左から、新城卓監督、中越典子さん、多部未華子さん、徳重聡さん、窪塚洋介さん、筒井道隆さん、勝野雅奈恵さんがズラリと並んで順番に挨拶されました。


よく考えたら主役の岸恵子さんがいないと思ったら、最後に登場してご自身が体験された空襲のお話をしてくださいました。



防空壕の中で、ここでもう自分は死ぬんだと思った瞬間、こんな狭いところで死ぬのはイヤだと思い、布団もかぶらずに熱い地面を飛び跳ねながら山下公園に向かったそうです。

防空壕にいた子供たちの半分くらいは命を落としたそうですが、山下公園で木の上に逃げた岸恵子さんは助かったそうです。


今までの舞台挨拶のお話で、ここまで私が内容を覚えているのは珍しいです。そのくらい印象的なお話でした。



さて、映画の内容は、鹿児島県の知覧という町から毎日飛び立って行く特攻隊員達と、その特攻隊員達から「お母さん」と言われて慕われた女性のお話です。

彼女の話だとは知りませんでしたが、特攻隊員が蛍になって帰って来たという話は聞いたことあります。


何故かここ数年、戦争映画をよく観ます。

印象的なものでは、『麦の穂を揺らす風』、『硫黄島からの手紙』、『ブラックブック』など、どれも心を打たれるものが多いです。


最近の戦争や紛争を描いた映画は、どれも戦争の悲惨さや無情さとともに、最後にはいかに戦争という行為が愚かであるかを訴えるものが多く、それゆえに世界のあちこちで今でも行われている戦争を今すぐやめるべきだという気持ちになります。


残念ながら、日本で作られる戦争映画はそういうテーマ性をもったものは少なく、日本人のみの心情に訴えかけるものが多いような気がします。

この映画もまさにそうだと思いました。

多分、第二次世界大戦中に日本のために命を落として行った人たちを敬う気持ちが無い現代社会に、特攻隊員の思いを知って欲しいというのが主なテーマなんでしょうが、なんかあまりにも ドメスティック


腹切りの場面が出てくるのも、なんか、、、、ちょっと、、、、。


映画が終わって立ち上がったときに隣にいた人に「石原さんっぽい映画でしたね」ってポロっと言った瞬間、目の前を見ると、


なんと手が届きそうなところに、原作者であられる石原さんがいらっしゃるではないですか~


もうあんまりびっくりして、心臓が止まるかと思ったと同時に私の言葉が聞こえなかったかアセってしまいました。


一体いつの間に観客席に入っていらしていたんでしょう。ちっとも気づきませんでした。私達の隣に座っていらした方とお知り合いみたいで、ご挨拶されていたみたいでした。


全体的に『男たちの大和』に似ているので、ああいう映画が好きな方はお気に召すかもしれません。







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最終更新日  2007年04月25日 00時15分23秒


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