PR
フジテレビのニュースで「海ほたる」の通行料が今日から1000円らしい。例によって「助かります」というインタビューの場面が並び、多分1000円ならばと出かける人も多いのではないか。
でも、その裏を考えてみると単純に喜んでいいのかどうかと言う疑問が湧いてくる。ひとつは、個人所有の自動車による石油の消費とそれに伴う温暖化ガスの排出。絶対消費量が増えたら、必ず排出も増えるのだ。首都圏のこととて田舎者には当面関係ないが、空気は天下の回り物。特定地域における汚染にはとどまらない。車を走らせれば景気は回復するのか?また景気回復のためなら大気汚染は後回しで良いのか?今まで作り過ぎ、売り過ぎではなかったのか?
この割引のために、ETCが底をついていると言う。しかも補助金制度を作り、それを更に延長する、自動車にはETCを標準装備とするべきだ、など周辺機器の売り上げアップに国を挙げて応援している。ETCの実物をまだ見ていないのだが、多分タイなりマレーシアなりのOEM製造だろう。国内の生産喚起にはならないはず。流通、ブランドだけが儲けるパターンは同じだ。当然、急な生産増加に追いつける訳がなく、増加して作り過ぎになる時期が来る。その時には標準装備と言う消費口が待っている・・・というストーリーが見えてくる。
そして3つめに高速会社が民営であるにもかかわらず1000円がすんなり通った背景。国の補助金のことはほとんど報道されていない。今まで通らなかった人が通るとすれば、売り上げの純増。そして不足額は国が出し、2年後に「予想を超えた利用で大幅赤字、増税・・・」と言う足音が聞こえてくる気がするのである。民間会社を応援して、税金を使い、「だって使ったのは国民でしょ」儲けたところから取ると言う行為は至極もっともで、それを日本の法人税が高いの、グローバルに負けるだのと言って、「国際水準(アメリカのいう)」に近づけた揚げ句がこれだ。
目の前の飴にうっかり食いつくとえらい目に遭うのは、自民党政治の歴史だ。
カレンダー
七詩さん
ピピノさんコメント新着